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【Google検索セントラル解説】クロールとインデックス登録の概要ページ|27ページの地図と、困りごとから開く読み方

2026 11/05
2026年11月5日
中野輝規
クロールとインデックス登録の概要ページ

Googleの検索セントラルには「クロールとインデックス登録」という章があり、その最初のページが、章全体の目次にあたる概要ページです。27ページへの入口が、1枚の表に並んでいます。

この記事は、その概要ページ「Overview of crawling and indexing topics」を英語版の原文から読み、どこに何が書かれているかを地図にします。公開済みの個別記事への道案内も兼ねています。

合同会社謙虚は、3つのドメインを並行して運用し、何を変えると数字が動くかを測り続けています。サイトがGoogleに見つけられ、検索結果に載るまでの入口を、先に全体で押さえておくと、個別の設定を迷わず選べます。

目次

結論:3行で言うと

  • 設定の手順は、個別ページ側に書かれています。この概要ページにあるのは、27の個別ページへの目次と、一部の行の一言説明だけです
  • 27ページは、サイトマップ、クロールの管理、robots.txt、正規化、メタデータ、削除、サイトの移転と変更に分かれます。自社サイトで困りごとが起きた場所から、該当の行を開く使い方が向いています
  • 英語版と日本語版で、並びも27ページの顔ぶれも同じでした。保存版で比べると、この一覧は2022年から少しずつ入れ替わり、2025年6月以降は変わっていません

このページの基本情報

項目 内容
原題(英語) Overview of crawling and indexing topics
日本語版の題名 クロールとインデックス登録に関するトピックの概要
英語版の最終更新日 2025年12月10日
日本語版の最終更新日 2025年12月31日
Google検索セントラルの中の位置(章) 「クロールとインデックス登録」(Crawling and indexing)の最初のページ
直近の主な更新 変更履歴にこのページを名指しした項目は見つかりませんでした。保存版で見ると、リンクの最後の変化は2025年6月ごろの safesearch の削除です

原文はこちらです。英語版/日本語版。

Googleがこのページで言っていること

冒頭の2段落

冒頭は、この章が何のためにあるかの説明です。Googleがコンテンツを見つけて解析する力を、サイト側が制御する方法と、特定のコンテンツをクロールさせない方法を扱うとされています。

原文には、次の一文があります。

The topics in this section describe how you can control Google’s ability to find and parse your content(この章の各ページは、Googleがあなたのコンテンツを見つけて解析する力を、あなたが制御する方法を説明します)

続けて、クロールとインデックス登録の全体像を知りたい人は、先に「How Search works」のガイドを読むよう案内しています。弊社のHow Search worksの解説が、そのガイドの読み方です。

27ページの地図

原文は、1つの表に27ページを並べています。見出しが付いているのは「Crawler management」「Page and content metadata」「Removals」「Site moves and changes」の4つです。

最初の3行(File types、URL structure、Sitemaps)と、robots.txt、Canonicalization、Mobile sites、AMP、JavaScriptの5行は、見出しなしの単独の行です。区分の列は、原文の見出しに従い、見出しのない行は「単独」と書きました。

一言の説明が付いているのは、単独の8行だけです。たとえばrobots.txtは「どのページやファイルをクローラーが取得できるかを知らせるファイル」、Canonicalizationは「重複ページをGoogleに知らせ、過度なクロールを避ける方法」と紹介されています。

見出し付きの区分にある19ページは、題名だけの案内です。表の右端が、弊社の解説記事です。

「―」は、2026年11月5日時点で弊社の解説が未公開のページです。

区分 公式ページ(英語版の題名) 弊社の解説
単独 File types indexable by Google Googleが登録できるファイル形式
単独 URL structure URL構造のベストプラクティス
単独 Sitemaps サイトマップについて/作成と送信/画像サイトマップ/拡張機能の統合
Crawler management Ask Google to recrawl your URLs 再クロールのリクエスト
Crawler management Managing crawling of faceted navigation URLs ―
Crawler management Large site owner’s guide to managing your crawl budget ―
Crawler management How HTTP status codes, and network and DNS errors affect Google Search ―
Crawler management Google crawlers ―
単独 robots.txt robots.txtの概要
単独 Canonicalization 正規化とは/正規URLの指定方法/正規化に関する問題の修正
単独 Mobile sites 関連:モバイルファーストインデックス
単独 AMP ―
単独 JavaScript ―
Page and content metadata Use valid HTML to specify page metadata ―
Page and content metadata All meta tags that Google understands 関連:metaタグを残すか消すかの判断
Page and content metadata Robots meta tag, data-nosnippet, and X-Robots-Tag specifications robots metaタグとX-Robots-Tag
Page and content metadata Block indexing with the noindex meta tag noindexの書き方と効かない条件
Page and content metadata Make your links crawlable リンクの張り方の公式ガイド
Page and content metadata Qualify your outbound links to Google with rel attributes 関連:nofollowの使い分け
Removals Control what you share with Google ―
Removals Remove a page hosted on your site from Google ―
Removals Remove images hosted on your page from search results ―
Removals Keep redacted information out of Google Search ―
Site moves and changes Redirects and Google Search リダイレクトとGoogle検索
Site moves and changes Site moves URLが変わるサイト移転/関連:ホスティングの変更
Site moves and changes Minimize A/B testing impact in Google Search ―
Site moves and changes Temporarily pause or disable a website ―

「関連」と書いた行は、原文の行が指すページそのものではなく、近い主題の弊社の記事です。「Mobile sites」の行が指すのは、モバイルサイト全体の入口です。

英語版と日本語版の違い

確認した日付時点で、内容の差は見つかりませんでした。27ページへのリンクは、並びも含めて英語版と日本語版で一致しました。

気づいた点は日付です。日本語版の最終更新日(2025年12月31日)のほうが、英語版(2025年12月10日)より21日新しくなっています。

通常は英語版が先に更新され、日本語版が後から追いつきます。日付が逆転した理由は原文に記載がなく、不明です。

このページの一覧が、どう変わってきたか

Internet Archiveに保存された、英語版の6つの版を取得し、リンク先を比べました。比べたのは一覧のリンク先の増減です。

追ったのは、リンク先の増減だけです。

ページ表示の最終更新日 リンク数(重複を含む) 前の版との違い
2022-09-22 33 最初の比較対象。「Make sure Googlebot isn’t blocked」の行のほか、reduce-crawl-rate、verifying-googlebot、safesearch へのリンクがありました
2022-12-02 31 「Make sure Googlebot isn’t blocked」へのリンクと、specialty/international へのリンクが消えました
2024-04-11 31 crawling-indexing/mobile、robots metaタグ、site-move-with-url-changes へのリンクが加わりました。advanced/mobile/overview と what-is-site-move へのリンクが消えました
2025-03-06 30 ファセットナビゲーションの行が加わりました。reduce-crawl-rate と verifying-googlebot へのリンクが消えました
2025-06-04 29 safesearch へのリンクが消えました
2025-12-10 29 一覧の文章とリンクは、前の版と同じでした(2025年12月18日の保存版で確認)

保存版は、すべての日にあるわけではありません。取得できた版の間にも、小さな変更が入った可能性が残ります。

確かなのは、2025年12月10日の更新で、一覧の中身は変わっていない点です。日付が新しくなっても、中身が変わったとは限りません。

このページから、言えること・言えないこと

言えること 言えないこと
この章に、27の個別ページがある 27ページを順番に実行すると、検索結果に載る(そうは書かれていません)
クロールを制御する方法と、クロールさせない方法の両方を扱う章である ここに挙がった設定をすべて入れる必要がある(目次であり、自社に当てはまる行だけ読めば足ります)
全体像は「How Search works」のガイドが案内先とされている この概要ページだけで、クロールとインデックス登録の仕組みが分かる
robots.txt、正規化、メタデータ、削除、移転が、別々のページに分かれている どの方法を選んでも同じ結果になる(目的ごとに別のページがあります)

中小企業の視点で、どう受け取るか

ここからはGoogleの説明とは別の、私の読み取りです。27ページは、必要な行から読めば足ります。

1. まず「見つけてもらう」入口を確かめる

最初の確認は、サイトマップとrobots.txtです。ブラウザで自社のドメインの末尾に「/robots.txt」と「/sitemap.xml」を付けて開きます。

WordPressの多くは、プラグインがサイトマップを自動で作ります。どちらも表示されれば、入口は足りています。

2. 次に「載せたくないページ」が載っていないかを見る

WordPressの管理画面で「設定」→「表示設定」を開き、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないかを見ます。公開済みのサイトでこのチェックが入っていると、全体に影響します。

そのうえで、Search Consoleの「ページ」のレポート(インデックス登録の状況)を開きます。理由の一覧に「noindexタグによって除外されました」が出ていないかを確かめます。

3. 困りごとの種類で、読む行を決める

古い情報を検索結果から消したいなら「Removals」の行です。サイトのアドレスを変えるなら「Site moves and changes」の行です。

似たページが多くて、どれが検索に出るか分からないなら、「Canonicalization」の行です。表の右端のリンクから、弊社の解説に進めます。

4. 規模が小さいサイトで、後回しにしてよい行

これも私の判断です。ページ数が数十〜数百のサイトでは、「crawl budget」や「faceted navigation」の行を、まず読む必要はないと考えます。

前者の題名に「Large site owner’s guide(大規模サイトの所有者向けガイド)」とあるためです。自社の規模に当てはまるかは、題名で見当がつきます。

弊社のサイトで確かめたこと

2026年11月5日に、kenkyo.ai に対して次の確認をしました。この章の入口にあたる、サイトマップ、robots.txt、インデックス登録の指定の確認です。

確認した内容 結果
curl -sL https://kenkyo.ai/robots.txt 全ロボット向けに /wp-admin/ を禁止し、/wp-admin/admin-ajax.php だけ許可。サイトマップの場所を2行で案内していました
curl -sI https://kenkyo.ai/sitemap.xml HTTP 200。中身はサイトマップの目次で、投稿、固定ページ、カテゴリ、タグなど7つの子サイトマップを並べていました
トップページと記事1本のHTMLのhead どちらも rel="canonical" が自分自身のURLを指していました。robotsの指定は max-image-preview:large のみで、noindexはありませんでした
記事1本のHTTPヘッダー 200を返し、X-Robots-Tagの指定はありませんでした

概要ページが案内する入口の範囲では、検索結果への載り方を止める設定は見つかりませんでした。数字(クリック数など)は、Search Consoleの管理画面を私が見られないため、書く対象から外しています。

よくある質問

クロールとインデックス登録の概要ページには、何が書かれていますか

27の個別ページへの目次と、一部の行の一言説明です。設定の手順は、個別のページに書かれています。

クロールとインデックス登録は、何が違うのですか

この概要ページに2つの言葉の定義はなく、全体像は「How Search works」のガイドへ案内しています。

ここからは私の読み取りです。クロールはGoogleがページを取りに来ること、インデックス登録は取得した内容を整理して、検索結果に出せる状態にすることだと捉えると、各ページの位置づけを整理しやすくなります。

クロールとインデックス登録の27ページは、全部読むべきですか

原文に読む順番の指定はなく、自社の困りごとに近い行から開く読み方を、先ほど提案しました。

まとめ:今日できる1つのこと

自社のドメインの末尾に「/robots.txt」を付けて開き、見知らぬ禁止指定が入っていないかを5分で確かめてください。次に、上の表から、いま気になる行を1つだけ選んで開きます。

この記事は、Google検索セントラル解説の一覧の一本です。ほかのページの解説も、順次公開しています。

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この記事を書いた人

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合同会社謙虚 代表社員。20代から、売る言葉だけを仕事にしてきました。電話営業で受話器を握っていた時代から、数千社のWEB集客に関わったいままで。詳しいプロフィールはこちら

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