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【Google検索セントラル解説】Discoverとウェブサイト|表示される条件・画像の目安・アクセス変動の理由を原文で整理

2026 11/06
2026年11月6日
中野輝規
Discoverとウェブサイト

検索窓に言葉を入れていない人のスマートフォンに、自社の記事が届くことがあります。それがGoogleのDiscover(ディスカバー)で、公式の説明がGoogle検索セントラルの「Discover and your website」というページです。

この記事では、このページを英語版の原文から読みます。分かるのは、Discoverに表示される条件、公式が勧める画像の目安、トラフィックが増減する理由、Search Consoleでの確かめ方です。

合同会社謙虚は、3つのドメインを並行して運用し、何を変えると数字が動くかを測り続けています。Discoverは検索と違って「狙って取りに行く」ものではないため、公式がどこまで言い、どこから言っていないかを原文で確かめるために読みました。

目次

結論:3行で言うと

  • Googleにインデックスされ、Discoverのコンテンツポリシーを満たしていれば、自動的に表示の対象です。特別なタグや構造化データは要りません。ただし、対象であっても表示は保証されません
  • Discoverからのアクセスは、キーワード検索に比べて予測しにくく、頼りにしにくいと公式が書いています。検索からのアクセスを補うものと考えるよう勧めています
  • Discoverで成果を見るには、Search ConsoleのDiscoverのパフォーマンスレポートを使います。表示回数・クリック数・クリック率を、過去16か月分まで見られます

このページの基本情報

項目 内容
原題(英語) Discover and your website
日本語版の題名 Discover とウェブサイト
英語版の最終更新日 2026年3月9日
日本語版の最終更新日 2026年3月11日
Google検索セントラルの中の位置(章) 左の目次の「Ranking and search appearance」(日本語版では「ランキングと検索での見え方」)の中。目次上の名前は「Google Discover」
直近の主な更新 2026年3月2日に、優先する画像の指定について、Discoverの文書にも追記。その前は2026年2月5日

原文はこちらで読めます。英語版/日本語版。

Discoverの仕組みを実務の目線でまとめた記事は、Google Discoverとは 表示される条件と中小企業が狙うべきかの判断にあります。この記事は、公式ページそのものの読み解きに絞ります。

Googleがこのページで言っていること

ページは短く、4つの節でできています。Discoverの定義、表示のされ方、トラフィックが変わる理由、成果の見方です。

Discoverとは何か

Discoverは、Google検索の一部です。ウェブとアプリのアクティビティ(その人の検索や閲覧の履歴)に基づいて、興味に合うコンテンツを見せます。

コンテンツが表示される条件

コンテンツがGoogleにインデックスされ、Discoverのコンテンツポリシーを満たしていれば、自動的に表示の対象になります。

原文は続けて、特別なタグや構造化データは要らず、対象であっても表示は保証されない、と書いています。

扱うテーマは幅広く、古いコンテンツでも、役に立ち、その人の興味に合えば表示されることがある、とも書かれています。

ポリシーに違反した場合は、Search Consoleの「セキュリティと手動による対策」に、Discoverの手動による対策が表示されることがあります。

また、Discoverは検索と同じシグナルやシステムの多くを使い、役に立つ、読者を第一にしたコンテンツかどうかを判断する、と説明しています。そのため、Discoverで成果を求める人にも、検索向けの考え方を見直すよう勧めています。

表示の可能性を高めるための推奨事項

原文は、可能性を高めるための推奨を並べています。保証ではなく「可能性を高める」と書かれている点に注意してください。

  • 誇張を避ける:タイトル・スニペット・画像で、誤解を招く内容や誇張を使って注目を集めること、内容の理解に必要な情報を伏せることを避ける
  • 見出しの付け方:ページタイトルと見出しは、コンテンツの本質を捉えたものにする
  • 刺激に頼らない:病的な好奇心や刺激、怒りをあおって注目を集める手法を避ける
  • 中身:今の関心に合う、物語としてうまく伝わる、独自の情報や考察がある、のいずれかを備える
  • 画像:関連性の高い高品質な画像を入れる。特に大きな画像は、Discoverからの訪問につながりやすい
  • ページ体験:全体として良いページ体験を提供する

画像については、次の3つの目安が挙がっています。

  • 幅:1200ピクセル以上
  • 総ピクセル数:30万ピクセル超。例として、1280×720ピクセル(16:9)なら921,600ピクセルで条件を満たす
  • 縦横比:16:9

画像は、max-image-preview:largeの設定か、AMPを使うことで、大きなサイズでの表示が有効になります。Googleは自動で切り抜こうとします。

自分で切り抜くなら、横長で使うことを前提に、大事な部分が入るよう位置を決めます。縦長の画像を16:9に切り抜く場合は、og:imageのメタタグに指定する切り抜き後の画像に、重要な部分が含まれているか確かめてください。

サムネイルの候補は、schema.orgのマークアップかog:imageのメタタグで指定できます。この指定は、Discoverでどの画像が選ばれるかに影響を与えられます。

避けたい例も、2つ挙がっています。サイトのロゴのような一般的な画像と、文字が多すぎる画像です。

Discoverが向いていないと判断する内容

Discoverは、記事や動画のような、興味ベースのフィードに合うコンテンツを見せようとします。望まれていない内容や、読者を混乱させる内容は、除外しようとします。

原文が挙げる例は、求人への応募、請願、フォーム、コードのリポジトリ、背景の説明がない風刺コンテンツです。「おすすめしないことがある」という書き方で、SafeSearchの利用に加え、ショッキングに見えたり予想外に見えたりするものも除外する、と説明しています。

トラフィックが変わる理由

原文は、変動の理由を3つ挙げ、最後に補足を加えています。

  • 興味の変化:人の興味が移ると、フィードに出るものも変わる。その結果、公開した側のトラフィックが変わることがある
  • コンテンツの種類:フィードに出る種類を、常に調整している。スポーツ、健康、エンターテインメント、ライフスタイルなどが定期的に出る(これらに限らない)
  • Google検索のアップデート:Discoverは検索の拡張で、検索のアップデートでトラフィックが変わることがある。変化があれば、コアアップデートの文書を見ると役に立つ

補足として、アップデートのあとに何もしなくてよい場合もある、とあります。Discoverの体験を良くする取り組みの結果として、コンテンツの質や公開の頻度とは関係なく、トラフィックが変わることがあるためです。

成果の確かめ方

Discoverに出ているコンテンツがあれば、Search ConsoleのDiscoverのパフォーマンスレポートで確かめられます。表示回数・クリック数・クリック率を、過去16か月分まで見られます。

ただし、表示回数が最低限のしきい値に達しているデータに限られます。しきい値の数字は、原文に書かれていません。

このレポートには、Chromeからのトラフィックが含まれます。原文は、Discoverを使う人が触れるあらゆる画面からのトラフィックを、漏れなく追跡している、と説明しています。

英語版と日本語版の違い

最終更新日は、英語版が2026年3月9日、日本語版が2026年3月11日です。日本語版のほうが2日新しく、翻訳が遅れている状態ではありません。

本文を並べて読むと、事実や数字に食い違いは見つかりませんでした。書き方に差があるのは1点だけです。

もう1点は、英日どちらにも共通する注意点です。

箇所 英語版 日本語版
Discoverが向いていないと判断する内容 “might not recommend”(おすすめしないことがある) 「おすすめすることはまずありません」。英語版より、断定の度合いが強い
ページに埋め込まれた要約文(ソース上) フォロー機能に触れている 同じ内容を英語のまま載せている

1点目は、英語版を正として読むのが安全です。「まずありません」は、英語の「ことがある」より強い言い方になっています。

2点目は、ページを開いて見える本文には出てこない部分です。ソースに埋め込まれた英語の要約は、RSSやAtomで更新を受け取るフォロー機能に触れています。

変更履歴によれば、この機能の説明は2025年11月19日に文書から外されました。理由は「フォロー機能がDiscoverで表示されなくなったため」です。

要約の文面は、そのまま残っているように見えます。

このページの更新の経緯

変更履歴(Googleの検索セントラルの「Search Central updates」)から、Discoverに関わる項目を日付順に拾います。載っていない項目は、書いていません。

日付 内容
2021年4月8日 品質ガイドラインを追加。Discoverは興味ベースのフィードを対象にし、読者を混乱させるコンテンツを除外する、という内容
2021年9月1日 フォロー機能のベータ版の説明を追加(のちに削除)
2022年8月9日、2023年1月23日 フォロー機能用のRSSフィードの作り方を追加(のちに削除)
2023年2月22日 Discoverが検索と同じシグナルの多くを使うことを明確化
2023年9月29日 Discoverのトラフィックが変わる理由の説明を追加
2025年11月19日 フォロー機能の説明を削除
2026年2月5日 サイト運営者向けに、Discoverで表示される可能性を高める方法を追加。理由は、2026年2月のDiscoverコアアップデートの展開
2026年3月2日 優先する画像の指定を追加(画像SEOとDiscoverの文書)。schema.orgのマークアップとog:imageの両方が、サムネイルを決める情報源になる、と明確化

2026年3月9日付で、このページに関する項目は、変更履歴に見つかりませんでした。更新の内容は、変更履歴からは分かりません。

このページから、言えること・言えないこと

言えること 言えないこと
インデックスされ、ポリシーを満たしていれば、自動的に表示の対象になる 対象であれば必ず表示される(原文は「保証ではない」と明記)
特別なタグや構造化データは要らない Discover専用の設定をすれば表示される
大きな画像は、Discoverからの訪問につながりやすい 画像を直せば、Discoverでのアクセスが増える
Discoverからのアクセスは、検索より予測しにくい アクセスが減ったのは、記事の質が落ちたから
アップデートのあとで、何も直さなくてよい場合もある アップデートに合わせて、毎回内容を書き換えるべきだ
Chromeからのトラフィックも、レポートに含まれる Search Consoleに出ない流入が、Discoverにはある

左の列は、原文に根拠がある文です。右の列は、このページが言っていないことを、よくある読み違いの形にしたものです。

中小企業の視点で、どう受け取るか

ここからはGoogleの説明とは別の、私の読み取りです。

1. 最初に、自社にDiscoverの流入があるかを見る

Search Consoleを開き、左のメニューの「パフォーマンス」の近くに、Discoverの項目があるかを見てください。項目が見当たらないときは、しきい値に届いていない可能性があります。

流入がまだ無いサイトで、Discover向けの作業に時間を使う前に、検索で見つけてもらう土台を整えるほうが先だと私は考えます。原文自身が、Discoverは検索の補いだと書いているためです。

2. 画像は、記事の公開前に1回だけ確かめる

WordPressなら、記事のアイキャッチ画像を、幅1200ピクセル以上で用意します。1280×720ピクセルなら、原文の例どおり、3つの目安を満たします。

og:imageに何が出ているかは、記事を開いて「ページのソースを表示」し、og:imageを検索すると見られます。ロゴや文字だらけの画像が出ていたら、記事に合う別の画像に差し替えます。

画像まわりの公式の解説は、Google検索セントラル解説の画像のページにもまとめています。

3. タイトルと見出しは、中身と合っているかを見直す

原文は、誤解を招く表現や、情報の出し惜しみを避けるよう求めています。「実は…」「衝撃の…」のような引きの強い見出しを使っていないか、記事の中身と一致しているかを確かめます。

Discoverだけの話ではなく、検索でも読者の信頼に関わります。原文も、検索と同じ考え方を前提にしています。

4. 数字が動いても、慌てて書き換えない

Discoverのアクセスは、増えても減っても、記事の質とは別の理由で動くことがあると原文が認めています。1週間の変動で記事を書き換えず、数か月の流れで見るのが現実的です。

Search Consoleは過去16か月分を見せてくれるので、月ごとの推移を見る習慣をつけると、一時的な波と、続いている変化を分けやすくなります。

弊社のサイトで確かめたこと

kenkyo.ai に対して、2026年11月6日に実際に行った確認だけを書きます。Search Consoleの数字は、私は見られないため、書いていません。

確認 方法 結果
大きな画像のプレビューの設定 トップページと記事ページのHTMLを取得し、robotsのメタタグを読んだ どちらにも、max-image-preview:largeが入っていた

この確認で分かったのは、大きな画像のプレビューを有効にする設定が入っていることだけです。Discoverに表示されるかどうかは分かりません。

表示の可否はGoogleが決めるためです。

よくある質問

Discoverに載せるために、特別なタグや申請は必要ですか。

原文は、特別なタグや構造化データは要らないと書いています。インデックスされ、Discoverのコンテンツポリシーを満たしていれば、自動的に表示の対象になります。

対象になっても、必ず表示されるわけではありません。

Discoverのアクセスが急に減りました。記事の質が落ちたのでしょうか。

原文は、質や公開頻度とは関係なく、トラフィックが変わることがあると書いています。理由として、人の興味の変化、フィードに出る種類の調整、検索のアップデートを挙げています。

まず、Search Consoleで過去16か月の推移を見て、一時的な波かどうかを確かめます。

Discoverで使われる画像は、どう指定すればよいですか。

サムネイルの候補は、schema.orgのマークアップか、og:imageのメタタグで指定できます。この指定は、Discoverで選ばれる画像に影響を与えられます。

原文の目安は、幅1200ピクセル以上、総ピクセル数30万超、縦横比16:9です。ロゴや、文字が多い画像は避けるよう書かれています。

まとめ:今日できる1つのこと

今日できるのは、自社の最新記事を1本開き、ページのソースでog:imageを探して、出ている画像を確かめることです。

幅が1200ピクセル以上あり、記事の中身を表している画像なら、そのままで構いません。ロゴや文字だらけの画像なら、差し替えを検討します。

この記事は、Google検索セントラル解説の一覧の一本です。ほかのページの解説も、順次公開しています。

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この記事を書いた人

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合同会社謙虚 代表社員。20代から、売る言葉だけを仕事にしてきました。電話営業で受話器を握っていた時代から、数千社のWEB集客に関わったいままで。詳しいプロフィールはこちら

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