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  3. Google Search Console は「月1回・30分」で十分。中小企業のWeb担当者が毎月見る項目と改善手順【2026年10月版】

Google Search Console は「月1回・30分」で十分。中小企業のWeb担当者が毎月見る項目と改善手順【2026年10月版】

2026 10/17
2026年10月17日
中野輝規
Google Search Console は「月1回・30分」で十分。中小企業のWeb担当者が毎月見る項目と改善手順【2026年10月版】

「Search Console を登録したものの、何を見ればよいのか分からない」。

「画面を開くたびに英語と数字が並んでいて、結局そのままになっている」。

「毎日見る時間は取れない。月に1回なら、どこを見れば安心できるのか」。

小さな会社のWeb担当者から、こうした相談を受けることが増えました。

この記事では、月に1回、30分で回せる確認の手順を、画面の順に並べます。

Google の公式ヘルプは、2026年10月17日に開いて確かめました。

画面の名前、数字の意味、所要日数は、公式ヘルプに書かれている範囲だけを使っています。

30分という時間の割り振りは、当社の進め方の目安です。公式が決めた時間ではありません。

目次

先に結論 毎月見るのは5か所だけ

最初に、月1回の確認を表にまとめます。

順番 見る場所 確かめること 目安の時間
1 概要ページ エラーの数が増えていないか 3分
2 検索パフォーマンス クリック数が異常に減っていないか 10分
3 ページのインデックス登録 重要なページが登録されているか 7分
4 サイトマップ 状態が「成功」になっているか 3分
5 手動による対策・セキュリティの問題 緑のチェックマークが出ているか 3分

残りの4分は、見た結果を1行ずつ記録する時間です。

月1回の確認は5か所を順に見る概要エラーの増減次に検索結果クリック数次にインデックス重要ページ次にサイトマップ状態の確認次に対策と安全緑の表示

この記事の要点は、次の3つです。

  • 公式ヘルプは、ほとんどの利用者は月に1回の簡単なチェックで十分と案内しています。
  • 毎月の確認は、エラーの増減、クリック数、重要ページの登録の3つに絞れます。
  • 数字が急に変わったときは、自社の変更より先に、Google 側の既知の不具合の一覧を見ます。

公式ヘルプが示す「月1回」の根拠

スタートガイドの案内

Search Console のスタートガイドは、問題の通知を受けたときを除いて、ほとんどの利用者は月に1回サイトの簡単なチェックをすれば十分と書いています。

別の公式ページ「Search Console の基本的な使用方法(ウェブサイトの所有者向け)」も、同じ考え方です。

このページは、事業の内容をサイトで説明している利用者に向けた使い方を示しています。

多くの中小企業のサイトは、この利用者にあたります。

毎日と毎月で役割が違う

公式ヘルプは、使い方を「毎日」「毎月」「コンテンツを変更した場合」に分けています。

頻度 公式ヘルプの案内
毎日 登録しておけば、異常が起きたときにメールが届く。画面を毎日開く必要はない
毎月 ダッシュボードを見る。エラーの数と、クリック数の異常な減少を調べる
変更したとき 新しいページの公開、ドメイン名の変更などの後に、監視する

つまり、毎日の見張りは Google からのメールが担います。

人が画面を開くのは、月に1回で足ります。

週末や休日の増減は正常

公式ヘルプは、週末に急に減ったり、休日に急に増減したりするのは正常な状態だと説明しています。

月1回の確認でも、日ごとのグラフの凹凸に驚く必要はありません。

見るのは、月全体の傾きです。

最初の1回だけ行う準備

所有権の確認とメール通知

月1回の確認を始める前に、次の2つを済ませておきます。

準備 内容
Google アカウントの用意 Search Console を使うための唯一の条件と、スタートガイドに書かれている
サイトの所有権の確認 確認したサイトの情報だけが表示される。確認した本人が、サイトに影響する操作もできる

所有権を確認した直後は、データが表示され始めるまで時間がかかることがあります。

データが見られるようになったら、Google から知らせが届きます。

メール通知の設定を確かめる

毎日の見張りを任せるメールは、設定ページで有効かどうかを確かめられます。

場所は、Search Console の任意のページで、ユーザー設定の中のメール設定です。

初期状態では、通知のメールは有効になっています。

この設定は利用者ごとに決まり、プロパティごとに分けることはできません。

メールを止めても、メッセージはプロパティのメッセージ パネルに表示されます。

月1回の確認では、メッセージ パネルも一度開き、読んでいない通知がないかを確かめます。

手順1 概要ページでエラーの数を見る(3分)

何を開くか

最初に開くのは、プロパティの概要ページです。

公式ヘルプによると、このページは、セキュリティの問題や手動による対策などの重大な問題と、Google でのパフォーマンスの概要を示すグラフを、まとめて見せる場所です。

対応を要する問題があるかどうかを、すぐに確認できます。

前月と数を比べる

見るのは、エラーの数が前月より増えていないかどうかです。

公式ヘルプも、毎月の確認の1つ目に、サイトでエラーの数が増えていないことを挙げています。

エラーが0件でなくても、慌てる必要はありません。

前月と同じ数なら、増えてはいません。

増えていたら、手順3のインデックス登録の確認で、増えた理由を調べます。

手順2 検索パフォーマンスでクリック数を見る(10分)

初期の表示と、見る指標

検索パフォーマンス レポートの初期の表示は、過去3か月のクリック数とインプレッション数です。

指標は4つあり、公式ヘルプの定義は次のとおりです。

指標 公式ヘルプの説明
クリック数 Google からサイトへのリンクがクリックされた頻度
表示回数(インプレッション数) サイトへのリンクが Google で閲覧された頻度。結果の種類によっては、スクロールや展開でリンクが見える状態になる必要がある
クリック率 クリック数を表示回数で割った値
平均掲載順位 1が1位、2が2位を表す。Google 検索の検索結果についてだけ表示される

公式ヘルプでは、同じ指標が「インプレッション数」と「表示回数」の2つの名前で書かれています。

画面に出る名前は、どちらも同じ指標を指しています。

月1回の確認で毎回見るのは、クリック数と表示回数の2つで足ります。

1月ごとのグラフで傾きを見る

グラフの上のプルダウンで、時間の粒度を選べます。

粒度 公式ヘルプの使い道
1日ごと 問題やトラフィックの急増を見つける
1週間ごと 週末や祝日による日ごとの変動をならし、長期の傾向を見る
1月ごと 同上。サイト全体の増減に注目できる

月1回の確認では、1週間ごとか1月ごとに切り替えます。

日ごとの凹凸が消えて、月全体の傾きが見えます。

先月と今月を比べる

期間の比較も、公式ヘルプが案内する機能です。

比較は、フィルタの中の比較から追加します。

今週と先週、のような2つの期間を並べて、差の列を表に出せます。

2つの期間を比べるときは、週単位か月単位の粒度が向いています。

曜日の影響が薄まり、本来の傾向が見えやすくなるためです。

比較は、一度に保持できるのが1つだけです。新しい比較を追加すると、前の比較は置き換わります。

クエリの表は、毎回同じ結果が出るとは限らない

クエリのタブには、サイトが表示された検索語句が並びます。

公式ヘルプは、クエリが表にあっても、同じ検索を自分で実行すると、サイトが出ない場合があると注意しています。

検索結果は、検索した時間、場所、デバイス、利用者の最近の履歴によって変わるためです。

表の語句は、自分の画面で確かめられなくても、実際に表示された記録として読みます。

クリック数の異常な減少だけを探す

公式ヘルプが毎月の確認で挙げるのは、クリック数が異常に減っていないかどうかです。

減っているのが週末や祝日だけなら、正常な範囲です。

月の傾きが下がっているときは、次の順で原因を絞ります。

  • 手順3の登録状況に、急な変化がないかを見る
  • 下に載せるデータ異常の一覧に、同じ時期の記載がないかを見る
  • 自社が、その時期にサイトを変更していないかを見る

減少の原因を調べる詳しい手順は、次の記事で扱っています。

【Google検索セントラル解説】検索トラフィックの減少をデバッグする|原因の見分け方とSearch Consoleの見る順番

月次の記録は1行で足りる

記録する項目

見たままを記録に残さないと、翌月に比べる材料がありません。

表計算ソフトの1行に、次の項目を記録します。

項目 記録する内容 見る場所
確認した日 年月日 自分で書く
エラーの数 概要ページの件数 手順1
月間クリック数 1月ごとの粒度の数字 手順2
月間表示回数 同上 手順2
登録されたページ数 登録済みの総数 手順3
気づいたこと 1行の文章 全体

数字が3か月ぶんたまると、増減の傾きが読めるようになります。

月次レポートを経営層向けに整える方法は、次の記事で扱っています。

Web集客の月次レポートの作り方 経営層向けに1枚へまとめる手順【2026年10月版】

数字の読み違いを防ぐ

グラフと表の合計が合わない理由

検索パフォーマンスを見ていると、グラフの合計と表の合計が食い違うことがあります。

故障ではありません。公式ヘルプは、次の理由を挙げています。

理由 公式ヘルプの説明
集計のしかたの違い ページや検索での見え方のフィルタを足すと、グラフと表で集計が変わり、グラフの合計が増える(まれに減る)ことがある
表の行数の上限 表に出るのは1,000行まで。頻度の低い行はグラフの合計に入っても、表からは省かれる
匿名化されたクエリ ごくまれな検索語句は表から除かれるが、クエリのフィルタがなければグラフの合計には入る

月1回の確認では、月の合計は、グラフの上に出る数字を使います。

表の数字を足し算して合計を出すと、グラフとずれます。

Google アナリティクスの数字とのずれ

Search Console と、Google アナリティクスなど他のツールの数字は、同じになりません。

公式ヘルプは、ずれる理由を3つ挙げています。

理由 内容
プライバシー 検索回数がごく少ないクエリなど、一部のデータは表示されない
処理 重複の削除などで、元のデータと統計が変わる
タイムラグ 数字が計算されてから表示されるまでに遅れがある。収集されたデータは通常2〜3日以内に使える

数字が少しずれていても、どちらかが間違っているとは限りません。

役割の違う2つの道具として、月ごとの動きを比べるほうが、判断を誤りません。

検索語句にブランド名が含まれるか分ける

検索パフォーマンスには、ブランドクエリと非ブランドクエリを分けるフィルタがあります。

検索語句にブランド名が含まれるかどうかで、データを分類できます。

公式ヘルプには、次の注意が書かれています。

  • 表示回数が少ないサイトでは使えない
  • 分類は情報提供が目的で、サイトの検索順位には影響しない
  • 一部の検索語句は、ブランドか非ブランドかを誤って判定されることがある

自社名で探して来た人と、困りごとで探して来た人は、別々に数えると傾向が読めます。

使えないサイトでは、クエリの表で自社名を含む語を目で拾います。

急な変化は、Google 側の既知の不具合を先に見る

データ異常の一覧を見る

クリック数や表示回数が急に変わったときは、自社の変更より先に、公式の「Search Console のデータ異常」のページを開きます。

このページには、過去3〜16か月に起きた、データに影響した可能性のある既知の問題が記録されています。

2026年10月17日に開いた時点の主な記載を、表にまとめます。

時期 内容
2025年5月13日〜2026年4月27日 ロギングのエラーで、表示回数が正確に報告されなかった。解決済み。影響を受けたのは表示回数、クリック率、平均掲載順位。クリック数は影響を受けていない
2026年5月7日以降 よくある質問のリッチリザルトが Google 検索に表示されなくなった。関連する表示回数が減る
2026年8月13日〜8月17日 生成 AI パフォーマンス レポートの表示回数が減った。8月21日に、欠落したデータは復元された
2026年5月7日〜8日、5月21日、6月24日、8月13日 Discover のクリック数と表示回数が、ロギングのエラーで減った日がある

この一覧にある時期の前後に表示回数が下がっている場合は、自社のサイトの変更が原因とは限りません。

2025年5月から2026年4月の不具合について、公式は、クリック数は影響を受けていないと明記しています。

クリック数が下がっているときは、先に自社側の変更と、手順3の登録状況を調べます。

記載の見方

ページの冒頭には、サービス全体の注意事項の欄があります。

2026年10月17日の時点では、ここに最近の問題は載っていませんでした。

この一覧は、自社の記録の注釈として使います。

数字が変わった月の記録の行に、該当する項目名を書き足しておくと、翌年の比較で迷いません。

生成 AI の機能での表示も確かめる

生成 AI パフォーマンス レポート

公式ヘルプによると、生成 AI パフォーマンス レポートは、2026年8月31日付けで世界中のすべてのウェブサイトにリリースされました。

Google 検索の生成 AI 機能でのサイトの表示回数を確かめるレポートです。

対象の機能は、AI による概要と AI モードです。

見られること 内容
推移 生成 AI 機能での表示回数が、時系列でどう変わったか
ページ 表示回数が最も高い、または低いページ
発生元 デバイスや国などの内訳

レポートが見つからないときは、サイトが十分な表示回数を得ていないことが、公式ヘルプにある通常の理由です。

公式ヘルプは、サイトを生成 AI 機能の対象から外している場合も、原因の1つに挙げています。

月1回の確認では、手順2の10分の中で、ここも開きます。

数字が出ていたら、記録の行に表示回数を足します。

出ていなければ、見当たらなかったと書きます。

AI による概要と AI モードに自社が出ているかの確かめ方は、次の記事で扱っています。

Google AI OverviewsとAI Modeに自社サイトが出ているか確かめる方法 Search Consoleと手動確認の手順

手順3 ページのインデックス登録で重要ページを確かめる(7分)

レポートで見る2つのこと

ページのインデックス登録レポートで、公式ヘルプが最初に確かめるよう案内しているのは、次の2つです。

確かめること 公式ヘルプの説明
重要な URL は緑(登録済み)か ほとんどのサイトに、登録されていないページは少なくとも数ページある。重要なページはすべて登録されている必要がある
グレー(未登録)の理由は正当か robots.txt のルール、noindex、重複した URL、代わりのない404などは、登録されなくても問題ない

サイトのすべての URL が登録される必要はありません。

重複している URL や、意味のある情報を含まない URL もあるためです。

見るのは、お客様に読んでほしいページが、緑の側に入っているかどうかです。

登録されたページ数を記録する

レポートの合計の URL 数が、サイトのページ数より大幅に少ないときは、Google がページを見つけていません。

公式ヘルプが挙げる理由は、新しいページやサイトであることと、Google がページを見つける手がかりがないことです。

手がかりとは、既に知られているページか、サイトマップからのリンクです。

新しいサイトでは、最初にホームページのインデックス登録をリクエストすれば、Google がサイトを巡回し始めます。

登録済みのページ数は、月次の記録の行に写しておきます。

未登録の理由の読み方

未登録のページには、理由が表示されます。

公式ヘルプの名前と説明を、月1回の見方と合わせて表にまとめます。

表示される理由 公式ヘルプの説明 当社の見方
クロール済み – インデックス未登録 クロールされたが、登録されていない。今後登録されることもあれば、されないこともある。クロールのリクエストを再送信する必要はない 重要なページなら、内容と他のページとの重なりを見直す
検出 – インデックス未登録 検出されたがクロールされていない。サイトへの過負荷が予想されて、クロールが再スケジュールされた場合が多い 重要なページなら、URL 検査で状態を確かめる
代替ページ(適切な canonical タグあり) 別のページの代替としてマークされている。正規ページへのリンクは正しく指定されている 通常は何もしない
重複していますが、ユーザーが正規ページとして選択していません 重複ページで、Google が別のページを正規に選んだため、検索結果に出ない。意図どおりの動作で、エラーには当たらない 正規に選ばれたページを確かめる
URL に noindex が指定されています noindex が検出されて登録されなかった。登録したくないページなら正しい動作 登録したいページに付いていないかを見る
ページにリダイレクトがあります 別のページに転送する非正規の URL。この URL は登録されない 転送先が登録されているかを見る

重複や代替のページが出ていても、公式ヘルプは通常は問題ないと説明しています。

重複や代替として表示されるのは、Google が正規ページを見つけて登録したことの表れです。

修正したら「修正を検証」を押す

エラーを直した後は、レポートの [修正を検証] を押します。

押すと、すぐに Search Console が数ページをサンプルとして調べます。

サンプルのページに問題が残っていれば、検証はそこで終わります。

残っていなければ検証が続き、通常は2週間ほどで完了します。

検証が合格か不合格になるまでは、[修正を検証] を再び押さないようにと、公式ヘルプは案内しています。

結果は通知で届くので、月1回の確認の日まで待って構いません。

1ページだけ調べるときは URL 検査

インデックス登録レポートは、特定のページの状態を調べる道具ではありません。

1ページの状態は、URL 検査ツールで調べます。

操作 公式ヘルプの説明
公開 URL をテスト 現在のページが登録できる状態かを確かめる。ただし、すべての問題が見つかるわけではない
インデックス登録をリクエスト 簡易チェックを通ったページが、登録の待ち行列に送られる

リクエストについて、公式ヘルプは次の注意を書いています。

  • 登録は通常1日ほどで終わるが、長くかかる場合もある
  • リクエストしても、Google に表示されるとは限らない
  • 1日に送れる数に上限がある
  • 多数のページは、更新日を付けたサイトマップを送るのが最適

再クロールのリクエストの使い分けは、次の記事で扱っています。

【Google検索セントラル解説】URLの再クロールをGoogleにリクエストする方法|対象・回数・サイトマップの使い分け

手順4 サイトマップの状態を見る(3分)

見る必要があるサイトか

最初に、自社のサイトでサイトマップのレポートを見る必要があるかを確かめます。

公式ヘルプによると、サイトのページ数がおよそ500ページ以下で、ホームページからリンクをたどってすべてのページに行けるなら、サイトマップもこのレポートも、おそらく必要ありません。

ホスティングのサービスがサイトマップを管理している場合も、同じです。

送っているなら、月1回、状態を見ます。

3つの状態

レポートの各サイトマップに、最新のリクエストの状態が表示されます。

表示 意味
成功 取得と読み取りが、エラーなく成功した
取得できませんでした Google がサイトマップを取得できなかった
サイトマップに〇件のエラーがあります 一部は読み取れたが、いくつかエラーが出ている

成功でないときは、該当の行を開いて、エラーの詳細を読みます。

取得に失敗し続けたとき

Google は、取得に失敗しても数日間は試し続けます。

それでもアクセスできなかったり、重大なエラーがあったりすると、取得をやめます。

その場合は、問題を直してから、サイトマップを送り直す必要があります。

サイトマップを大きく変えたときも、送り直すのが勧められています。

小さな更新なら、Google の通常のクロールに任せて構いません。

見落としやすい点が1つあります。

このレポートに出るのは、このレポートか API で送ったサイトマップだけです。

robots.txt の記述から見つかったサイトマップは、表示されません。

手順5 手動による対策とセキュリティの問題を見る(3分)

緑のチェックマークを確かめる

この2つのレポートは、問題がなければ緑のチェックマークと、問題がない旨のメッセージが表示されます。

月に1回、開いてこの表示を見るだけで足ります。

レポート 内容
手動による対策 Google の担当者が目で審査し、スパムのポリシーに沿っていないと判断したときの対策。サイトの一部またはすべてが検索結果に出なくなる
セキュリティの問題 ハッキングされたコンテンツ、マルウェアや望ましくないソフトウェア、ソーシャル エンジニアリングを検出したときに表示される

セキュリティの問題があるときは、検索結果に警告のラベルが付いたり、訪問者のブラウザに警告の画面が出たりします。

問題が出たときの流れ

手動による対策が出たときの手順は、公式ヘルプに次の順で書かれています。

  1. レポートで説明を開き、影響を受けているページと問題の種類を確かめる
  2. 影響を受けているすべてのページで問題を直す
  3. Google が各ページにアクセスできることを確かめる
  4. レポートで [審査をリクエスト] を選び、直した内容を書く

再審査リクエストには、問題の説明、直すために行った手順、取り組みの結果の3点を書くよう、公式ヘルプは案内しています。

審査にかかる時間は、ほとんどが数日から数週間です。

決定が通知されるまでは、リクエストを再送信しないでください。

この2つは月1回の確認に入れていますが、メールの通知が届いたときは、その日のうちに開きます。

月に1ページだけ直す 表示はあるのにクリックが少ないページ

当社の進め方

ここからは当社の進め方です。公式ヘルプの手順とは別のものです。

月次の確認で数字を見たら、直すのは1ページだけにします。

一度に何ページも直すと、何が効いたのかが分からなくなるためです。

7つの手順

次の順で進めます。

  1. 検索パフォーマンスで、ページのタブを開き、過去3か月を表示する
  2. 表示回数があるのにクリック数が少ないページを、1つ選ぶ
  3. そのページだけに絞り、クエリのタブで、どの検索語句で表示されているかを見る
  4. 検索語句に合わせて、タイトルと冒頭の文を直す
  5. URL 検査ツールで公開 URL をテストし、インデックス登録をリクエストする
  6. 記録の行に、直したページと日付を書く
  7. 翌月、同じページの数字を、前の期間と比べて見る

直した結果が出るまでには、時間がかかります。

翌月の数字が動いていなくても、すぐに別の直しを重ねません。

2か月ぶんの数字がそろってから、続けるか直すかを決めます。

検索語句を4つの領域に分けて、手直しの順番を決める方法は、次の記事で扱っています。

【Google検索セントラル解説】Search Consoleのバブルチャートで改善するクエリを選ぶ|4つの領域の見方と手直しの順序

サイトを変えたときだけ、追加で見る

公式ヘルプが示す確認

月1回の確認に加えて、公式ヘルプは、サイトに重要な変更を加えたときの確認を案内しています。

変更の内容 公式ヘルプの案内
新しいコンテンツを追加した URL 検査ツールでページに Google がアクセスできるかをテストする。サイトマップを更新する。数週間後に、登録済みのページ数が増えているかを確かめる
クロールしてほしくないページがある robots.txt か noindex で Google に伝える
ドメイン名を変えた アドレス変更ツールを使う
ページを検索結果から消したい 急がなければ、ページの削除かリダイレクトをする。すぐに消す必要があるときは、ウェブからページを削除してから、削除ツールを使う

新しいページを公開した月は、記録の行に公開したページを書き、数週間後の月次の確認で登録を確かめます。

売れるサイトはみな謙虚 数字を良く見せずに、記録する

「売れるサイトはみな謙虚」は、大きく見せる言葉を足すより、迷う要素を引くほうが、次の一歩につながるという考え方です。

Search Console の月次の確認も、この考え方に沿っています。

見る場所を引き算する

Search Console の画面には、たくさんのレポートがあります。

すべてを見ようとすると、見ること自体が重荷になって、続きません。

見る場所を5つに絞り、見ない画面を決めておくと、月に1回の習慣が残ります。

悪い月も、そのまま残す

記録の行には、減った月の数字もそのまま残します。

良い月だけを報告に使うと、サイトの本当の傾きが分からなくなります。

Google 側の不具合で数字が動いた月は、その旨を注釈に書きます。

自社の力で動いた分と、そうでない分を分けて記録すると、次の直しの判断が正確になります。

Search Console の始め方と、毎日は見なくてよいという案内の読み方は、次の記事で扱っています。

【Google検索セントラル解説】Search Consoleの始め方|4つの手順と、毎日は見なくてよいという案内の読み方

よくある質問

Q1. 本当に毎日は見なくてよいのですか

公式ヘルプは、ほとんどの利用者は月に1回の簡単なチェックで十分としています。

ただし、Google から問題の通知を受けたときは別です。

メールの通知を有効にしておき、届いたときに開く形にします。

Q2. 30分で終わらないときは、どうしますか

最初の数回は、画面に慣れるまで時間がかかります。

時間が足りないときは、手順2のクリック数と、手順3の重要ページの登録だけを先に済ませます。

重要なページは、5つほどに絞って、URL 検査ツールで確かめます。

残りの手順は、翌週に回して構いません。

Q3. 未登録のページが多いのですが、すべて直すべきですか

直す必要はありません。

公式ヘルプは、重複した URL や noindex を付けたページなど、正当な理由のある未登録は問題ないと説明しています。

直すのは、お客様に読んでほしいページが、未登録の側に入っているときだけです。

Q4. クリック数が先月より減りました。まず何をしますか

最初に、粒度を1月ごとにして、傾きが下がっているかを確かめます。

週末や休日だけの減少は、正常な範囲です。

傾きが下がっているときは、データ異常の一覧、登録状況、自社の変更の順に調べます。

Q5. Google アナリティクスと数字が合いません

合わないのが普通です。

公式ヘルプは、プライバシーの保護、データの処理、数字が出るまでの遅れを、ずれの理由に挙げています。

どちらか一方の数字を、月ごとの動きを見る物差しとして決めて、使い続けます。

Q6. インデックス登録のリクエストは、何度も送るべきですか

何度も送る必要はありません。

登録は通常1日ほどで終わり、リクエストしても表示される保証はなく、1日に送れる数にも上限があると、公式ヘルプは書いています。

直したページを1つずつ送り、多数のページはサイトマップで知らせます。

Q7. 手動による対策が表示されました

慌てずに、レポートの説明を開いて、影響を受けているページと問題の種類を確かめます。

影響を受けているすべてのページを直してから、[審査をリクエスト] を選びます。

結果の通知が届くまでは、再送信しないでください。

まとめ

Search Console は、月に1回、5か所を見れば足ります。

見る順番は、概要ページ、検索パフォーマンス、ページのインデックス登録、サイトマップ、手動による対策とセキュリティの問題です。

確かめるのは、エラーの増減、クリック数の傾き、重要ページの登録の3つです。

数字が急に動いたら、自社の変更より先に、Google 側の既知の不具合の一覧を見ます。

直すのは、月に1ページだけ。記録は、悪い月もそのまま残します。

今日できる点検

次の4つは、今日から始められます。

  • Search Console を開き、メール設定で通知が有効になっているかを確かめる
  • 概要ページのエラーの数を、記録の1行目に書く
  • 検索パフォーマンスを1月ごとの粒度にして、クリック数の傾きを見る
  • お客様に読んでほしいページを5つ選び、URL 検査ツールで登録を確かめる

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この記事を書いた人

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合同会社謙虚 代表社員。20代から、売る言葉だけを仕事にしてきました。電話営業で受話器を握っていた時代から、数千社のWEB集客に関わったいままで。詳しいプロフィールはこちら

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