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GoogleのAI OverviewsとAI Modeが自社について間違った情報を出すときの対処法 フィードバックから情報の修正まで

2026 10/17
2026年10月17日
中野輝規
GoogleのAI OverviewsとAI Modeが自社について間違った情報を出すときの対処法 フィードバックから情報の修正まで

自社名で検索すると、検索結果の上のAI Overviews(日本語の画面では「AI による概要」)に、古い営業時間や、別の会社と混ざった説明が出ていた。AI Modeで質問すると、事実と違う答えが返ってきた。

こうした場面で、どこに何を伝えれば直るのかを整理します。

扱う範囲は、Google検索のAI OverviewsとAI Modeに絞ります。

内容は、Googleのヘルプと開発者向け文書を、2026年10月17日に開いて確かめたものです。公式が明言していない部分は、推測と分かるように書きます。

画面の名前は、英語版のヘルプに合わせています。日本語の画面では、表記が違う場合があります。

目次

まず押さえておきたい前提

AIの回答文を、直接書き換える手段は見当たらない

今回開いたヘルプには、事業者がAI OverviewsやAI Modeの回答文を、直接編集できる仕組みは書かれていませんでした。

用意されているのは、次のような間接的な手段です。

  • 回答にフィードバックを送る
  • 法的な問題がある場合に、報告する
  • Googleが参照する情報(ビジネスプロフィール、ナレッジパネル、自社サイトなど)を正しくする

Google自身も、誤りが出ることを認めている

AI OverviewsのヘルプとAI Modeのヘルプには、どちらも「AIの回答には誤りが含まれることがある」という注意書きがあります。

AI Overviewsのヘルプには、AI Overviewsは間違いをすることがある、とはっきり書かれています。

誤りが出ること自体は想定されています。大切なのは、どこに、何を、どう伝えるかです。

AI機能も、通常の検索の仕組みの上に成り立っている

Googleの開発者向け文書「AI features and your website」には、AI OverviewsとAI Modeに出るための追加の要件や、特別な最適化はないと書かれています。通常のSEOの基本が、そのまま当てはまります。

同じ文書に、AI OverviewsとAI Modeは「query fan-out(クエリ ファンアウト)」という手法で、関連する複数の検索を重ねて回答を作ることがある、と説明されています。

ここから、AIが参照しうる情報を正しく分かりやすくしておくことが、根本の対策になると考えられます。これは公式の説明からの推測です。

反映には時間がかかる

後の章で説明するとおり、ビジネスプロフィールの編集は審査に最大30日かかることがあります。再クロールも、数日から数週間かかります。

AIの回答に反映されるまでの期間は、公式に示されていません。記録を取りながら、様子を見ます。

対処の全体像を図で見る

順番の考え方

対処は、手軽なものから、根本に近いものへと進めます。

AIの誤りへの対処の流れ記録する検索語と画面最初フィードバックAIの回答へ送る並行して参照元を直すプロフィールと自社直したら再確認する同じ条件で

図のとおり、まず記録し、次にフィードバックを送り、最後に参照元の情報を直します。

対処の一覧

順番 対処 向いている場面
0 状況を記録する すべての場面
1 AI OverviewsとAI Modeにフィードバックを送る 誤りを見つけたとき
2 法的な理由による報告 法律や権利に関わる問題があるとき
3 ビジネスプロフィールを直す 店舗や事務所など、拠点があるとき
4 ナレッジパネルの修正を提案する 会社名の検索で、情報の枠が出るとき
5 自社サイトを直し、再クロールを依頼する 自社のページが参照元のとき
6 第三者のページへの対応 他社のサイトが参照元のとき

最初に状況を記録する

記録する項目

対処の前に、誤りの内容を記録しておきます。フィードバックで説明するときと、修正後に比べるときに使います。

項目 記録する内容の例
日時 確認した日と時刻
表示面 AI Overviews、AI Mode、ナレッジパネル、ビジネスプロフィールのどれか
検索した言葉 入力した文字列を、そのまま
誤っていた内容 例 定休日が水曜と表示された(正しくは日曜)
正しい内容と根拠 自社サイトの会社概要ページのURLなど
表示されていたリンク 回答の横や下に出ていた、参照元のページのURL
画面の保存 スクリーンショットのファイル名

参照元のリンクが手がかりになる

特に大切なのは、表示されていたリンクです。AI Overviewsには参照元のリンクが表示されることがあります。

リンク先のページに、古い情報や誤った情報が書かれていないかを確かめると、どこを直せばよいかが見えてきます。

対処1 AI OverviewsとAI Modeにフィードバックを送る

最も手軽で、誰でもすぐにできる方法です。

AI Overviewsのフィードバックの手順

Google検索のヘルプ「AI Overviews」には、フィードバックの送り方が書かれています。流れは次のとおりです。

  1. 各AI Overviewsの下部にある、高評価と低評価のアイコンを探す
  2. 役に立たない、不正確、偏っているなどの問題がある場合は、低評価を選ぶ
  3. 「Report a problem」(問題を報告)を選び、問題をいちばんよく表すカテゴリを選ぶ
  4. 詳しい内容を、テキスト欄に書く(ヘルプは記入を推奨している)
  5. 送信する

右上の三点のメニューからも、フィードバックを送れると、ヘルプに書かれています。

AI Modeのフィードバックの手順

AI Modeのヘルプにも、同じような手順があります。各回答の下部に、高評価と低評価のアイコンがあります。

役に立たない、不正確などの回答には低評価を選びます。そのあと、問題のカテゴリを選び、詳細を書いて送信します。

送信される内容

どちらのヘルプにも、送ったフィードバックには、直近の検索キーワードと、その検索結果が含まれると書かれています。

項目 AI Overviews AI Mode
入口 回答の下部のアイコン。右上の三点のメニュー 回答の下部のアイコン
問題を伝える流れ 低評価、問題の報告、カテゴリ、詳細 低評価、カテゴリ、詳細
詳細の欄 記入が推奨されている 記入が推奨されている
送信される内容 直近の検索キーワードと、その検索結果 直近の検索キーワードと、その検索結果

画面は更新されることがあります。ボタンの名前や位置が違っても、低評価を選び、問題の種類を選び、詳細を書くという流れを目安にしてください。

伝わりやすい書き方の例

Googleは、書き方の基準を公開していません。次のような書き方が伝わりやすいと考えられます。

これは公式の案内ではありません。

  • 誤っている点 定休日が水曜日と表示されているが、正しくは日曜日
  • 根拠 自社の公式サイトの会社概要ページに記載している。ページのURLを書く
  • 補足 変更した時期があれば、その日付を書く

どこが、どう違うのか、正しい情報はどこで確認できるかを、短く書きます。宣伝のような文章は避けたほうがよいと考えられます。

フィードバックの限界

ヘルプには、フィードバックはAI OverviewsとAI Modeの改善に役立てると書かれています。個別の回答を修正するという約束は、見当たりませんでした。

また、2024年5月30日のGoogle公式ブログ「AI Overviews: About last week」には、当時の対応が説明されています。

内容 ブログの記載(当時)
問題への対応 質問を1つずつは直さず、幅広い質問に効く改善を行う
誤りが出た場合 アルゴリズムの改善か、ポリシーに合わない回答を削除する既存の手続きで対応
速報性の高い話題 鮮度と事実の正確さが大切なハードニュースでは、AI Overviewsを出さないことを目指す

フィードバックは、すぐに効く修正の手段ではありません。根本の対策は、対処3以降です。

対処2 法的な問題があるときは、法的な理由による報告を使う

誤りが、法律や権利に関わる場合は、Googleの「Report Content for Legal Reasons(法的な理由によるコンテンツの報告)」という窓口があります。

どんな場合が対象か

Googleの法務ヘルプには、Googleの製品で、法律や自分の権利を侵害していると思われるコンテンツを見つけたときに報告できると書かれています。Googleは内容を審査し、アクセスのブロック、制限、削除を検討します。

同じヘルプには、フィッシング、暴力、露骨な表現などは、製品のポリシーにも違反しうるとあります。そのため、申請を作る前に、まずその製品の中で通常の方法で報告するよう案内されています。

単に情報が古い、説明が不正確というだけなら、法的な窓口の前に、対処1のフィードバックと、対処3以降の情報の修正を進めます。

申請のときのポイント

法務ヘルプで案内されている主な点は、次のとおりです。

手順 内容
製品を選ぶ コンテンツが表示されているGoogleの製品を選ぶ
理由を選ぶ 報告する理由を選ぶ
URLを書く サイトのトップページは避け、問題のコンテンツがある具体的なURLを書く
内容を書く ページのどの部分が、なぜ問題なのかを、できるだけ具体的に書く
送信のあと 確認のメールと参照番号が届く。追加の連絡が来ることがある
複数の製品 複数のGoogleの製品に表示されている場合は、製品ごとに別々に申請する

元のコンテンツは残る

ヘルプには、Googleの製品での表示を制限できても、そのコンテンツがウェブ上のほかの場所に残る場合があると書かれています。

そのため、サイトの運営者に、削除を依頼することも勧められています。

法的な判断が必要な場合は、申請の前に、弁護士などの専門家への相談も検討してください。

対処3 ビジネスプロフィールの情報を正しくする

店舗や事務所など、お客様が訪れる拠点がある場合は、ビジネスプロフィールの確認が最優先です。ビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップに出る、事業の情報です。

開発者向け文書「AI features and your website」でも、Merchant CenterとBusiness Profileの情報を最新にしておくことが、推奨事項のひとつに挙げられています。

編集の手順

ビジネスプロフィールのヘルプ「Edit your Business Profile」には、次の手順が書かれています。

場所 手順
Google検索から ビジネスプロフィールに紐づくアカウントでログインし、自社のプロフィールを表示して「Edit profile」を選び、変更して「Save」を選ぶ
Googleマップのアプリから アプリを開き、右下の「Business」を選び、「Edit profile」を選び、変更して「Save」を選ぶ

ヘルプには、検索とマップ、端末のOSによって、使える機能が違う場合があるとも書かれています。

誰のアカウントで管理されているかを確かめる

編集するには、ビジネスプロフィールに紐づくGoogleアカウントでログインする必要があります。まず社内で、誰のアカウントで管理されているかを確かめます。

状況別の手順は、次のとおりです。

状況 手順
まだプロフィールがない business.google.com/addから、ビジネスを追加する
未確認のプロフィールがある Googleマップで自社を探し、「Claim this business」から申請する
ほかの人が確認済みで管理している business.google.com/addで名前と住所を入れ、アクセス権限をリクエストする

ヘルプによると、ほかの人が管理するプロフィールでアクセス権限をリクエストすると、現在のオーナーにメールで通知され、オーナーには3日間の返答期間があります。3日間返答がないとき、プロフィールを申請できる場合もありますが、いつも選べるわけではないとされています。

未確認のプロフィールでも、ビジネス名、カテゴリ、住所、営業時間、電話番号、ウェブサイトなどは編集できると、ヘルプに書かれています。すべての情報を編集するには、確認(認証)が必要です。

審査の期間と、編集の状態

ヘルプ「Understand what happens to your Business Profile edits」によると、編集は審査を受けます。通常は10分ほどで、場合によっては最大30日かかります。

編集の状態は、3つの表示のどれかになります。

状態 意味
Accepted 更新した情報が、ビジネスプロフィールに表示される
Pending 審査中。通常は10分ほど、場合によっては最大30日
Not approved 正確さを確認できないときなど、承認されない。不承認の編集は、異議を申し立てられる場合がある

Googleによる更新と、利用者からの修正案

Googleは、利用者からの報告や、ライセンスを受けたコンテンツなど、さまざまな情報源を使っています。プロフィールの情報が古い、誤っているという報告があると、Googleが更新することがあります。

ヘルプ「Understand Google updates on your Business Profile」には、次のことが書かれています。

  • Googleが変更した情報は、プロフィールの編集画面で青い文字で表示される
  • 利用者からの修正案のうち、確認が必要なものは、メールや通知で知らされる。通知を受けたあと、承認か却下かを選べる期間は4日間
  • 4日間のうちに返答しないと、ウェブサイトなどの公開情報に裏づけがある場合は、Googleが自動で公開することがある
  • ポリシーに合わせるために必要な編集は、事前の確認なしに適用されることがある

身に覚えのない変更が入っていないか、管理画面を定期的に見ておくと安心です。

対処4 ナレッジパネルの修正を提案する

ナレッジパネルは、会社名や人名などで検索したときに出る、情報のまとまりです。

ビジネスプロフィールとの違い

ナレッジパネルのヘルプには、ナレッジパネルは自動で生成され、情報はウェブ上のさまざまなソースから集められると書かれています。

また、ビジネスプロフィールは、見た目がナレッジパネルに似ていますが、特定の場所や地域でお客様にサービスを提供する事業のためのものだと説明されています。

店舗型の事業では、似た見た目のものがビジネスプロフィールの場合があります。先に、対処3を確認してください。

誰でもできる フィードバックで提案する

ヘルプによると、誰でも、ナレッジパネルへのフィードバックを送れます。パネルの下の「Feedback」から、修正を提案します。

公式の担当者でない人の提案は、認証済みの人のものよりも優先されません。また、ヘルプには、検索結果の信頼性を保つため、現在の方針としてナレッジパネルを手動で作ったり削除したりはしないと書かれています。

認証を受けると、優先して扱われる

認証を受けた人が、自分についてのナレッジパネルにフィードバックを送ると、優先して扱われます。ヘルプ「Get verified on Google」の手順は、次のとおりです。

  1. Googleアカウントでログインし、Google検索で自社のナレッジパネルを表示する
  2. パネルの下部(「About」の部分にある場合もある)の「Claim this knowledge panel」を選ぶ
  3. 表示された公式のサイトやプロフィール(YouTube、Search Consoleなど)のいずれかに、ログインする
  4. Googleが本人と結びつけられないときは、追加の情報を求められる

ヘルプには、現時点では、すべてのナレッジパネルが申請できるわけではないという注意書きもあります。申請のボタンが出るかを、まず確かめます。

認証後の修正提案

認証済みの人は、パネル上部の「Suggest edits」から、修正を提案できます。ヘルプ「Submit feedback on content about you」には、書く内容が示されています。

書く内容 説明
現在の情報の誤り 何がどう違うのか
削除してほしい内容 消してほしい部分
裏づけになるURL 提案を支える、一般に公開されているURL

Googleは、認証済みの人からのフィードバックを、数日以内に審査し、確認のメールで結果を知らせます。時間がかかる場合もあります。

画像は、すでにある画像の差し替えは提案できます。画像がない場合に、追加することはできません。

対処5 自社サイトの情報を正確にして、Googleに伝える

AI OverviewsやAI Modeの回答に、自社のページが参照元として出ている場合は、そのページの見直しが最も効きます。参照元が自社以外でも、自社のサイトは、自社の情報をいちばん正確に出せる場所です。

正確で分かりやすい記載にする

開発者向け文書「AI features and your website」には、SEOの基本として、次のことが挙げられています。

  • 重要な内容を、テキストで提供する
  • 構造化データが、ページに見えているテキストと一致している
  • Merchant CenterとBusiness Profileの情報を、最新にしておく

これを踏まえて、次のような点を見直します。具体的な項目は、一般的な見直しの例で、公式の指定とは別のものです。

見直す点 内容
基本の情報 会社名、所在地、電話番号、営業時間、定休日を、画像だけでなく、テキストでも書く
古い記述 会社概要、店舗情報、サービス内容のページに、古い記述が残っていないかを見る
移転や名称変更 変更した日付と、新しい情報、古い情報を書く
複数のページ 同じ情報を複数のページに書いているときは、すべてそろえる

構造化データを見直す

構造化データは、ページの内容をGoogleに機械的に伝える記述です。

Organizationの構造化データについて、Googleの文書には、ホームページに追加すると、組織の管理上の詳細を理解し、ほかの組織と区別するのに役立つと書かれています。必須のプロパティはなく、関係するものをできるだけ多く追加することが勧められています。

LocalBusinessの構造化データでは、営業時間などの情報をGoogleに伝えられると説明されています。

構造化データ 伝えられること 詳しい解説
Organization 組織の詳細。ロゴの表示にも関わる Organization構造化データの解説
LocalBusiness 営業時間など、店舗や事務所の情報 ビジネス情報をGoogleに伝える方法

注意したいのは、構造化データの内容と、ページに見えている内容を一致させることです。ページには「定休日は日曜」と書いてあるのに、構造化データが古いままという状態は避けます。

なお、構造化データを入れればAIの回答が必ず正しくなる、とGoogleが説明しているわけではありません。

修正したページの再クロールを依頼する

ページを直したら、再クロールを依頼できます。開発者向け文書「Ask Google to recrawl your URLs」には、次のことが書かれています。

内容 文書の記載
少数のURL Search ConsoleのURL検査ツールで、インデックス登録をリクエストする
必要な権限 Search Consoleのプロパティのオーナーか、フルユーザー
割り当て 個別のURLの送信には割り当てがある。同じURLを何度も送っても、早くはならない
多くのURL サイトマップを送信する
期間 クロールには、数日から数週間かかることがある
保証 すぐに、あるいは必ず検索結果に入るとは限らない

対処6 古い第三者のページへの対応

AIの回答の参照元が、自社以外のサイトだった場合の対処です。たとえば、古い求人ページ、閉店前の情報を載せたまとめサイト、以前の取引先の紹介記事などです。

まず運営者に修正を依頼する

第三者のページを直せるのは、そのサイトの運営者だけです。正しい情報と根拠を添えて、修正か削除をお願いします。

Refresh Outdated Content toolの用途

Search Consoleのヘルプには、「Refresh Outdated Content tool」(古いコンテンツの更新を依頼するツール)が載っています。日本語の画面では、名称が違う場合があります。

このツールは、自分が所有していないページで、ページや画像がすでに存在しない場合や、ページの内容が大きく変わった場合に、Googleの検索結果の更新を依頼するものです。

ヘルプに書かれている主な注意点は、次のとおりです。

場面 ヘルプの記載
情報がまだページにある このツールの対象外。運営者に削除を依頼する
情報が誤っている、違法だと考える このツールの対象外。別の窓口が案内されている
ページ自体を消したい このツールは検索結果を更新するだけで、ウェブからページを消すものではない
自分が所有するサイト Search Consoleの削除ツールを使う
申請の状態 Pending、Approved、Denied、Expired、Cancelledの5つ。承認から180日で期限が切れる

つまり、第三者のページが修正または削除されたのに、Googleの検索結果に古い内容が残っている、という場面で使うツールです。修正されていないページを消す手段にはなりません。

自社のサイトの削除ツール

自分が所有するサイトのページは、Search Consoleの「Removals」ツールで、検索結果から一時的に非表示にできます。ヘルプには、恒久的に消すには、追加の手順が必要だと書かれています。

古いページが404を返しているだけなら、再クロールで自然に検索結果から消えるため、急いで削除を依頼する必要はないと、ヘルプにあります。

修正後の確認と記録

記録表に書き足す

対処をしたら、最初に作った記録表に、次の項目を書き足していきます。

項目 記録する内容の例
実施日 対処をした日
実施した対処 AI Overviewsへのフィードバック、ビジネスプロフィールの定休日の修正など
申請の番号と状態 法的な報告の参照番号、編集のPendingなど
再確認の日 1週間後、1か月後など
再確認の結果 同じ検索で表示が変わったか。画面の保存

同じ条件で確かめる

再確認は、最初と同じ検索語、同じ端末で行うと比べやすくなります。言い回しを変えた質問でも確かめると、安心です。

これは工夫の例で、公式の手順とは別のものです。

Googleの検索結果は、時間、場所、パーソナライズなどで変わります。条件の違いは、次の記事にまとめています。

AI OverviewsとAI Modeの表示を確かめる方法

確認の期間

ビジネスプロフィールの審査が最大30日、再クロールが数日から数週間という公式の説明を踏まえると、少なくとも1か月ほどは、続けて確認するのが現実的です。

やってはいけないこと

逆効果になりやすい行動を、まとめます。公式に書かれていることと、推測を分けて示します。

公式の説明にもとづくもの

行動 理由
同じURLの再クロールを何度も依頼する 割り当てがあり、繰り返しても早くならないと書かれている
単なる不満を、法的な窓口に送る 法的な報告は、法律違反や権利の侵害が対象。まず製品の中での報告が案内されている
掲載中の第三者のページに、更新依頼のツールを使う 情報がまだページにある場合は、対象外と書かれている
ページに書いていない内容を、構造化データに入れる 構造化データは、ページに見えているテキストと一致させる

公式は明言していないが、避けたほうがよいと考えられるもの

  • 事実と異なる内容や、誇張をフィードバックに書く 審査する側の信頼を損ない、正しい指摘も伝わりにくくなるおそれがある
  • 数日で効果がないと判断して、設定を変え続ける 何が効いたのか、分からなくなる
  • 自社サイト、ビジネスプロフィール、SNSの情報をばらばらなまま放置する 情報の食い違いは、誤りの原因になりうる

よくある質問

Q. AI Overviewsの文章を、事業者が直接直せますか?

今回開いたヘルプには、直接編集する手段は見当たりませんでした。フィードバックの送信と、参照元の情報の修正が、取れる手段です。

Q. フィードバックを送れば、回答は直りますか?

ヘルプには、フィードバックは改善に役立てると書かれていますが、個別の回答を修正するという約束はありません。

フィードバックと並べて、ビジネスプロフィールや自社サイトの情報を直します。

Q. 店舗のない会社は、何から始めればよいですか?

記録を取り、フィードバックを送り、自社サイトの会社概要のページを見直します。ナレッジパネルが出ている場合は、修正の提案もできます。

Q. 回答に、他社のサイトがリンクされていました。

まず、そのサイトの運営者に、修正をお願いします。ページが直ったのに、検索結果に古い内容が残る場合は、更新を依頼するツールの対象になりえます。

Q. 反映までに、どのくらいかかりますか?

公式に示された期間はありません。ビジネスプロフィールの審査が最大30日、再クロールが数日から数週間と書かれています。

まとめ

GoogleのAI OverviewsやAI Modeの回答を、直接書き換える方法は、今回開いたヘルプには見当たりませんでした。取れる対処は、次の順に整理できます。

  1. 記録する(検索語、表示内容、参照元のリンク、画面)
  2. 低評価から問題を報告し、誤りと根拠を具体的に伝える
  3. 法的な問題は、法的な理由による報告へ
  4. ビジネスプロフィールを、確認を済ませたうえで直す
  5. ナレッジパネルの修正を提案する。可能なら認証を受ける
  6. 自社サイトの記載と構造化データを整え、再クロールを依頼する
  7. 古い第三者のページは、運営者に依頼し、修正後にツールを使う
  8. 1か月ほどは、同じ条件で確認と記録を続ける

Googleが参照する情報を正しくそろえておくことが、AI検索で自社を正しく伝える土台になると考えられます。

AIの誤りへの対処は、ほかのAIサービスでも同じ考え方で進められます。

Copilotの場合とPerplexityの場合も、あわせて読んでください。

今日できる点検

順番 やること 確かめる場所
1 誤っている表示を、画面とともに記録する 表計算ソフト
2 低評価から、フィードバックを送る 検索結果のAI OverviewsかAI Mode
3 ビジネスプロフィールの管理アカウントを確かめる 社内
4 営業時間などが正しいかを見る ビジネスプロフィールの編集画面
5 自社サイトの会社概要のページを見直す 自社のサイト

まずは、誤りの記録と、フィードバックの送信から始めてください。

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この記事を書いた人

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合同会社謙虚 代表社員。20代から、売る言葉だけを仕事にしてきました。電話営業で受話器を握っていた時代から、数千社のWEB集客に関わったいままで。詳しいプロフィールはこちら

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