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【Google検索セントラル解説】検索結果に表示されるファビコンの定義|対応形式・サイズ・設置場所と2022年以降の更新の経緯

2026 10/08
2026年10月8日
中野輝規
検索結果に表示されるファビコンの定義

検索結果の自社名の横に出る小さなアイコンは、何を、どこに置けば出せるのでしょうか。Googleは、検索セントラルの1ページで答えています。

この記事は、そのページ「Define a favicon to show in search results」を英語版の原文から読んで整理します。2026年8月28日に更新された対応ファイル形式の一覧、英語版と日本語版の比べ読み、更新の経緯、弊社のサイトで確かめたことも書きます。

合同会社謙虚は、3つのドメインを並行して運用し、何を変えると数字が動くかを測り続けています。小さなアイコンも、設置の条件が文書で決まっているため、自社サイトで確かめられる項目から数えました。

目次

結論:3行で言うと

  • ファビコンは、ホームページのヘッダーに <link rel="icon"> を置くことで、検索結果に表示される対象になります。ガイドラインを満たしても、表示は保証の対象外です
  • 画像は正方形(1:1)で8×8ピクセル以上です。Googleは48×48ピクセルより大きいものを勧めています。対応形式はBMP、GIF、ICO、PNG、JPEG、PPM、TIFFの7つと、2026年8月28日に明記されました
  • ファビコンはホスト名(サブドメインまで)ごとに1つです。設定できるのは、ホスト名の単位までです。再クロールと処理に、数日から数週間かかることがあります

このページの基本情報

項目 内容
原題(英語) Define a favicon to show in search results
日本語版の題名 検索結果に表示されるファビコンを定義する
英語版の最終更新日 2026年8月28日
日本語版の最終更新日 2026年9月9日
Google検索セントラルの中の位置(章) 左の目次の「Ranking and search appearance」(日本語版は「ランキングと検索での見え方」)の中の「Favicons」
直近の主な更新 2026年8月28日。対応するファイル形式を、7つの名前で明記しました(変更履歴にも載っています)

原文はこちらで読めます。英語版/日本語版。

Googleがこのページで言っていること

導入:オーガニック検索の話で、広告のロゴは別

サイトにファビコンがあれば、Google検索の結果に含まれることがあります。

このページが扱うのは、広告ではない通常の検索結果(オーガニック検索)です。Google広告に出るロゴは、別に「ビジネスのロゴ」の規定があります。

実装:3つの手順

  1. ガイドラインに沿ったファビコンを作ります
  2. ホームページの <head> に、<link rel="icon" href="/path/to/favicon.ico"> の形のタグを入れます
  3. Googleが再クロールして処理するまで待ちます

Googleは、link 要素の2つの属性を読んでファビコンの情報を取り出します。

  • rel:icon(HTMLの標準で決まった、サイトを表すアイコン)、apple-touch-icon(iOS向けのアイコン)、apple-touch-icon-precomposed(古いiOS向けの代替)の3つに対応しています。shortcut icon も、過去の経緯から対応しています
  • href:ファビコンのURLです。相対パスでも絶対URLでも書けます。CDNなど、自社サイトの外に置いたファイルも指定できます

待ち時間について、原文は、クロールに数日から数週間かかることがあると書いています。ホームページのインデックス登録は、URL検査ツールでリクエストできます。

ガイドライン:満たす条件の一覧

原文は、これらを満たすことを表示の条件とし、満たしても表示は保証しないと書いています。

項目 原文の内容
数 1つのサイトにつき1つ。サイトはホスト名で決まります
対象のホームページ ドメイン(example.com)とサブドメイン(news.example.com)のホームページは対応。サブディレクトリ(example.com/news)のホームページは非対応
クロール 画像用のGooglebot(Googlebot-Image)がファビコンのファイルを、Googlebotがホームページを、クロールできる状態にします
見た目 検索結果を見る人がすぐ見分けられるよう、サイトのブランドを視覚的に表したものにします
サイズ 正方形(1:1)で、8×8ピクセル以上。48×48ピクセルより大きいものを勧めています
形式 BMP、GIF、ICO、PNG、JPEG、PPM、TIFF
URL 安定させます。頻繁に変えないでください
内容 わいせつな表現やヘイト表現のシンボルは表示されず、既定のアイコンに置き換えられます

ホスト名の例が、原文にあります。www.example.com と code.example.com は別のホスト名なので、それぞれにファビコンを設定できます。

www.example.com/sub-site は、www.example.com のサブディレクトリです。設定できるのは www.example.com に対する1つだけで、サブディレクトリにも同じものが適用されます。

フィードバックの窓口

末尾に、検索結果のファビコンの扱いについて意見を送るフォームへのリンクがあります。送った意見はGoogle検索のシステム全体の改善に使われ、個別の対応は約束の外です。

英語版と日本語版の違い

英語版は2026年8月28日、日本語版は2026年9月9日の更新です。日本語版のほうが12日新しい状態です。

2026年10月8日に、両方を取り直して突き合わせました。節の構成、リンク先、サイズの数値(8×8、48×48、1:1)、7つのファイル形式、ホスト名の例まで一致しています。

内容を変える差は、0件でした。日本語版の更新日が新しい理由は不明です。

日本語版で探すときの用語は、Googlebot-Imageが「画像用 Googlebot」、URL Inspection toolが「URL 検査ツール」です。

更新の経緯

変更履歴(2026年10月3日に取得した版)と、Internet Archiveの保存版の本文を突き合わせました。保存版は5つの日付で開き、本文を読んでいます。

日付 変わったこと 根拠
2022年10月24日 ファビコンはドメインとサブドメインの単位で対応し、サブディレクトリの単位では対応しないと明確化 変更履歴
2023年2月23日 ファビコンを自社と同じドメインに置く、という要件を削除 変更履歴
2023年10月18日 ファビコンのファイルとホームページが、それぞれGooglebot-ImageとGooglebotにクロールを許可されている必要がある、と明確化。使われなくなったGoogle FaviconのHTTPユーザーエージェント文字列の記述も削除(サイト所有者側の変更はなし) 変更履歴
2023年12月1日 保存版(2024年2月28日取得)の最終更新日。このころの要件は「48ピクセルの倍数の正方形」で、SVGは特定のサイズを持たないと書かれていました Internet Archive
2024年4月24日 rel 属性の各値の定義を追加(どの値を使えばよいか、違いはあるか、という質問があったため) 変更履歴と、保存版(2024年6月10日取得)
2024年10月24日 「1:1で8×8ピクセル以上、48×48ピクセル以上を強く推奨」に更新(理由は、実際の要件に合わせるため) 変更履歴と、保存版(2024年11月19日取得)
2026年8月28日 対応するファイル形式を7つ列挙。以前は外部の資料にリンクしており、それが時間とともに変わって曖昧になったため。Googleは、対応形式自体は変わっていないと書いています 変更履歴と、現行ページ

2024年10月の更新で、サイズの書き方が大きく変わりました。「48ピクセルの倍数」という条件が、「8×8ピクセル以上で、48×48ピクセルより大きいものを推奨」になっています。

2024年10月の変更履歴は「48×48ピクセル以上」、ページ本文は「48×48ピクセルより大きい」と書いており、言い回しが少し違います。本文のほうを基準に読むのが安全です。

2024年11月と2025年5月の保存版の本文は、同じでした。2026年7月20日の保存版は、2025年5月と比べて、末尾にフィードバックのフォームが加わった点だけが違います。

形式は、2026年7月の時点でも「有効なファビコン形式なら対応」のままでした。

変更履歴に載っていない変更も、保存版の比較から見つかりました。2024年6月と11月の保存版を比べると、11月の版には次の3点の違いがあります。

  • ファビコンのURLを自社サイトの外(CDN)に置いてよい、という説明が加わりました
  • 再クロールの目安が、6月版の数日かそれ以上から、数日から数週間に変わりました
  • ホームページのインデックス登録のリクエストは6月版にもありましたが、11月版で、その手段としてURL検査ツールが明記されました

いつ入ったのかは不明で、2024年6月10日から11月19日の間、とだけ言えます。

SVGへの言及は、2024年2月と6月の保存版にありました。11月以降の保存版と現行ページでは消えており、現行の形式の一覧は、SVGを含まない7つです。

このページから、言えること・言えないこと

言えること 言えないこと
ホームページの <head> に <link rel="icon"> を置くのが、実装の手順です ガイドラインを満たせば必ず表示される、という読みは誤りです。原文は、保証の対象外と書いています
ホスト名が違えば、サブドメインごとに別のファビコンを設定できます サブディレクトリごとに別のファビコンを出す設定は、非対応です
対応形式は、BMP、GIF、ICO、PNG、JPEG、PPM、TIFFの7つです SVGが使えるかどうかは、現行ページで未記載です。一覧の外にあります
正方形で8×8ピクセル以上が条件で、48×48ピクセルより大きいものが推奨です ファビコンが順位に効く、という読みは根拠外です。順位への言及は、このページに皆無です
CDNなど、自社サイトの外に置いたファイルでも、URLを指定できます 変更がすぐ反映される、という読みは誤りです。数日から数週間かかることがあります
検索結果に出るのは、広告ではない通常の検索結果の話です Google広告のロゴは、このページの対象外です

中小企業の視点で、どう受け取るか

ここからはGoogleの説明とは別の、私の読み取りです。

1. まず、自社のホームページに rel="icon" の行があるか見る

ブラウザで自社のトップページを開き、「ページのソースを表示」から icon を探します。

rel="icon" の行が1行以上あり、href の画像が開けば、設置の手順は済んでいます。

WordPressの場合、多くのテーマは管理画面の「外観」→「カスタマイズ」→「サイト基本情報」→「サイトアイコン」で、画像を登録できます。テーマによって場所が違うため、見つからなければテーマの説明を見てください。

2. 画像は、正方形で、小さくても見分けられるものにする

条件は、正方形で8×8ピクセル以上、推奨は48×48ピクセルより大きいことです。

検索結果では小さく表示されるため、社名の長いロゴより、1文字か単純な図形のほうが見分けやすいはずです。これは原文の記述ではなく、「ブランドを視覚的に表す」という指針の私なりの当てはめです。

形式は、迷ったらPNGかICOを選びます。7つの形式に入っていて、どちらも一般的なためです。

3. サブドメインを使っているなら、ホスト名ごとに確かめる

ホスト名ごとに1つ、と原文にあります。ブログを blog.example.com のようなサブドメインで運用している会社は、本体と別に設定が要ります。

サブディレクトリ(example.com/blog/)で運用しているなら、本体のホームページの設定が、そのまま適用されます。

www ありとなしの両方でサイトが開く場合の扱いは、このページで未記載です。私の推測ですが、ホスト名が別なので、検索結果に出ている側のホームページで確かめておくと安全です。

4. robots.txt で、画像とホームページを止めていないか見る

原文の条件は、ファビコンのファイルがGooglebot-Imageに、ホームページがGooglebotに、クロールを許可されていることです。

自社の robots.txt(トップのURLの末尾に /robots.txt を付けると開きます)で、画像が入っているフォルダや、ホームページを Disallow にしていないか見ます。

5. 変えたら待つ。URLの頻繁な変更は避ける

画像を差し替えたら、数日から数週間は待ちます。急ぎなら、Search ConsoleのURL検査で、ホームページのインデックス登録をリクエストできます。

ファビコンのURLを頻繁に変えない、という条件もあります。弊社のサイトアイコンのファイル名は、切り抜き後の別ファイルを示す語で始まっていました。

私の推測ですが、WordPressで画像を入れ替えるとURLが変わる可能性があるため、差し替えを繰り返さない運用が向いています。

弊社のサイトで確かめたこと

2026年10月8日に、kenkyo.ai のホームページとファビコンに対して、次の確認をしました。Search Consoleの数字や、Googleの検索結果の表示そのものは、この作業では未確認です。

確認したこと やり方 結果の要点
ホームページの link タグ curl -sL https://kenkyo.ai/ の出力から、icon を含む行を抜き出す rel="icon" が2行(32×32と192×192、どちらもPNG)、rel="apple-touch-icon" が1行(180×180)
画像の実寸 3つのファイルを取得して、sips でピクセル数を読む 32×32、192×192、180×180。すべて正方形
画像のHTTP応答 ユーザーエージェントに Googlebot-Image/1.0 と名乗って curl -sIL 3つとも HTTP 200、image/png。ただし、名乗っただけなので、本物のGooglebot-Imageがどう扱うかは未確認です
robots.txtの中身 curl -sL https://kenkyo.ai/robots.txt で取得 Disallow は /wp-admin/ だけ。止めているのは管理画面だけです
noindex の有無 ホームページのHTMLの meta name="robots" と、curl -sI の応答ヘッダーを読む メタタグは max-image-preview:large のみ。X-Robots-Tag のヘッダーは、ホームページと3つの画像のどれからも検出ゼロでした
/favicon.ico の応答 curl -sIL https://kenkyo.ai/favicon.ico で取得 302 で、32×32のPNGへ転送されました

この結果から、ガイドラインのうち、設置・正方形・8×8ピクセル以上・形式・クロールの許可は、外から読める範囲で満たしています。

気づいた点が1つあります。弊社の宣言には32×32の画像も含まれますが、192×192も宣言しているため、推奨の「48×48ピクセルより大きい」は満たしています。

複数あるときにGoogleがどれを使うかは、このページで未記載です。

検索結果に実際に出ているアイコンは、この作業では未確認です。どれが使われているかの断定は、控えます。

よくある質問

Q. ファビコンが検索結果に表示されないのは、なぜですか?

原文は、ガイドラインを満たしても表示は保証しない、と書いています。表示されない理由の診断一覧は、このページの範囲外です。

私なら、ホームページの link タグ、画像の形式とサイズ、robots.txt でのブロック、変更からの経過日数の順に見ます。

Q. ファビコンは、サブディレクトリごとに別のものを設定できますか?

サブディレクトリごとの設定は、非対応です。ファビコンは、ホスト名で決まるサイトにつき1つです。

example.com/news のようなサブディレクトリのホームページは非対応で、本体のホームページのファビコンが適用されます。

Q. 検索結果のファビコンに使える画像形式は、何ですか?

2026年8月28日の更新で、BMP、GIF、ICO、PNG、JPEG、PPM、TIFFの7つと明記されました。Googleは、対応形式自体は変わっていないと書いています。

まとめ:今日できる1つのこと

自社のトップページで「ページのソースを表示」を開き、icon の行を探します。

その href の画像を開いて、正方形か、48×48ピクセルより大きいか、7つの形式のどれかを確かめれば、このページの条件の大半を確認できます。

この記事は、Google検索セントラル解説の一覧の一本です。ほかのページの解説も、順次公開しています。

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この記事を書いた人

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合同会社謙虚 代表社員。20代から、売る言葉だけを仕事にしてきました。電話営業で受話器を握っていた時代から、数千社のWEB集客に関わったいままで。詳しいプロフィールはこちら

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