Ahrefs MCPは、ChatGPTやClaudeからAhrefsのデータを呼び出すための、Ahrefs公式のサーバーです。MCP(Model Context Protocol)は、AIツールが外部のサービスにつながるための共通の規格を指します。
接続先のURLは https://api.ahrefs.com/mcp/mcp で、ライト以上のプランで使えます。
Claudeは、コネクタ(AIツールと外部サービスをつなぐ設定)の一覧から「Ahrefs」を選んで「接続」を押し、同意画面で「許可」します。ChatGPTは、Ahrefsの公式文書では開発者モードを有効にしてから「アプリを作成」に進み、MCPサーバーURLを入れて、認証にOAuth(パスワードを渡さずに許可だけを与える方式)を選びます。
使えるプランについて、Ahrefsの文書はChatGPTのProとPlusを挙げています。一方、OpenAIのヘルプ(2026年10月26日更新、英語版の訳)は、カスタムMCPサーバーの接続をBusinessとEnterprise/Eduのウェブ版で提供すると書いています。Proは読み取りの権限に限られ、Plusについての記述はありません。
質問のたびに、APIユニット(Ahrefsのデータを取り出すたびに減る、月ごとの利用枠)が使われます。接続の解除は、Claude側のコネクタ設定から行えます。
根拠は、Ahrefs・Anthropic・OpenAIの文書とMCP公式サイトを2026年10月26日に開いて確かめた内容です。ChatGPTの画面はログインが要るため筆者は直接見ておらず、公式文書の記述だけで書いています。
結論と、状況別に最初にやること
状況ごとの最初の一手は、次の表のとおりです。
| いまの状況 | 最初にやること | 読む節 |
|---|---|---|
| Ahrefsがライト未満、または未契約 | MCPはライト以上で提供されるため、プランを確認する | 使える条件 |
| Claudeを使っていて、すぐ試したい | コネクタ一覧から「Ahrefs」を選んで接続する | Claudeに接続する手順(コネクタ一覧から) |
| ChatGPTを使っている | 契約中のプランを確認する。BusinessとEnterpriseは管理者に作成の権限を確かめる。Proは読み取りまで、Plusは画面に項目が出るかを見る | ChatGPTに接続する手順 |
| 一覧にAhrefsが出ない、または設定ファイルで進めたい | MCPキーを使う方法(方法2)を読む。Ahrefsの禁止事項との関係もその節で確かめる | Claudeに接続する手順(MCPキーを使う方法) |
| 使用量や権限が気になる、会社で使う | 上限・キー・解除の場所を先に確認する | 使用量、権限とデータの扱い、接続を解除する |
どちらから始めるか迷う場合、筆者はClaudeを勧めます。Ahrefsの文書がClaudeの手順を「承認済みのClaudeコネクタ一覧」から選ぶ形で示している一方、ChatGPTの手順には「ベータ版」の但し書きがあり、OpenAIのヘルプでも、カスタムMCPサーバーの全機能はBusinessとEnterprise/Eduに限られ、Proは読み取りまでとされているためです。
Ahrefs MCPとは何か
MCPは、AIツールと外部サービスをつなぐ共通の規格
MCPの公式サイトは、MCPを「AIアプリケーションを外部システムに接続するためのオープンソースの標準」と説明しています(英語版の訳)。
Ahrefsの日本語ドキュメントは、MCPを「AIツールがサードパーティAPIに安全かつ一貫した方法で接続できるようにするスタンダード」と書いています。
APIは、サービスが外部のソフトに向けて公開しているデータの窓口を指します。
Ahrefs MCPでAIに渡るもの
Ahrefsの導入ページは、Ahrefs MCPを使うとAIエージェントがAhrefs APIに安全にアクセスでき、「実際のAhrefsデータで回答を強化できます」と説明しています。
Ahrefsは、ホスト型(Ahrefs側が運用する形)のMCPサーバーを用意しています。利用者の側でサーバーを用意する作業は要りません。
質問がAhrefsのデータに届くまでの流れは、次の図のとおりです。
質問は4つの箱を順に通り、AhrefsのデータをMCPサーバーが取りに行くたびにAPIユニットが減ります。
図は、公式の説明を筆者が流れの形にしたものです。AIツールの内部の処理順までは、図の範囲外です。
接続の基本情報
接続に必要な情報は、次の表にまとまっています。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 接続URL | https://api.ahrefs.com/mcp/mcp |
Ahrefs MCPの導入ページ |
| 接続方式の呼び名 | ストリーミング可能なHTTP(日本語版の表記) | 同上 |
| 認証 | OAuthの同意画面。または、手動で作ったMCPキー | 同上 |
| 使えるプラン | ライト以上 | Ahrefsヘルプ「Ahrefs MCPを始める」 |
| ローカル版(Ahrefsのサーバーを手元のパソコンで動かす形) | 現在サポートされていない | 同上 |
ローカル版について、ヘルプは「現時点では、リモート MCP サーバーのみをサポートしています」と書き、ローカルでの MCP セットアップは現在サポート対象外と明記しています。
使える条件(プランとAIツール)
Ahrefs側はライト以上
Ahrefsのヘルプは「Ahrefs MCPは、ライト以上のプランのユーザーが利用できます」と書き、プランごとの上限を次の表で示しています。
| プラン | 月間のAPIユニット | リクエストあたりの最大行数 |
|---|---|---|
| ライト | 200,000 | 100 |
| スタンダード | 800,000 | 250 |
| アドバンスド | 2,000,000 | 500 |
| エンタープライズ | カスタム | 無制限 |
エンタープライズのお客様は、必要に応じて追加ユニットのアドオンを購入できると、導入ページにあります。
ChatGPT側の条件
AhrefsのChatGPT向けページは、「現時点では、Web 上のプロおよび Plus アカウントで、開発者モードのみ利用できます」と書いています。同じ箇所で、MCPクライアントとしてのアクセスはChatGPTでベータ版だとも説明しています。
OpenAIのChatGPT向け文書は、ChatGPTのウェブ版がリモートMCPのツールをプラグイン経由で使うと説明しています(英語版の訳)。カスタムMCPサーバーの追加と利用には、アカウントとワークスペース(組織やチーム単位で利用をまとめる単位。Ahrefsにも同じ名前の単位があります)のポリシーが適用されるとも書いています(同)。
OpenAIのヘルプ「Connecting custom MCP servers in ChatGPT」(2026年10月26日更新)は、プランごとの提供状況を次のように書いています(英語版の訳)。
- カスタムMCPサーバーの接続と完全なMCP対応は、BusinessとEnterprise/Eduのウェブ版で使えます
- Businessでは、作成と公開ができるのは管理者とオーナーだけです
- Enterprise/Eduでは、管理者が権限を与えたメンバーも作成できます
- Proは、読み取りと取得(read/fetch)の権限でカスタムMCPサーバーをつなげます
- モバイルからの接続はできず、ウェブ版だけです
Ahrefsの文書が挙げるPlusは、OpenAIのヘルプには出てきません。2つの文書で対象のプランが食い違っているため、Plusの方はご自身の画面で項目が出るかを確かめてください。
Ahrefs MCPはデータを取り出すだけなので、Proの読み取りの範囲に収まると筆者は読んでいます。ただし、実際に動くかは確かめていません(筆者の読み)。
Claude側の条件
Anthropicのヘルプは、リモートMCPを使うカスタムコネクタをFree、Pro、Max、Team、Enterpriseの各プランで使えると書き、「Freeユーザーは1つのカスタムコネクタに制限されています」と添えています。
Team と Enterprise では、「チームおよびエンタープライズプランのメンバーがコネクタを使用する前に、オーナーまたはプライマリオーナーが組織に対してそれらを有効にする必要があります」とあります。組織に追加されたあとは、「ユーザーは個別にそのコネクタに接続して有効にします」とも書かれています。
Ahrefsの手順1が使う「承認済みのClaudeコネクタ一覧」のAhrefsが、プランごとに表示されるかどうかは、読んだ文書から分かりませんでした。
条件のまとめ
| 対象 | 公式文書が書く条件 | 確かめられなかった点 |
|---|---|---|
| Ahrefs | ライト以上の有料プラン | なし |
| ChatGPT | Ahrefs文書はProとPlusの開発者モード(ベータ版)。OpenAIヘルプはBusinessとEnterprise/Edu、Proは読み取りまで | Plusで使えるか(2つの文書で食い違う) |
| Claude | Free(1つまで)、Pro、Max、Team、Enterpriseのカスタムコネクタ | コネクタ一覧のAhrefsが、プランごとに出るか |
| Claude(Team、Enterprise) | オーナーが組織で有効にしたあと、各メンバーが個別に認証する | Ahrefs側のワークスペース権限との対応 |
つなぐ前に決めておくこと
接続の操作そのものは短い手順です。あとで迷うのは、誰のアカウントでつなぎ、誰が管理するかです。
決めておくことは次の4つです。
| 決めること | 決めないと起きること | 公式文書の記述 |
|---|---|---|
| つなぐ人 | 担当者が外れたときに接続が止まる | 「キーを作成したユーザーがワークスペースから削除された場合、そのキーも無効になります」 |
| つなぐAIツール | 手順と画面が食い違う | Claudeはコネクタ、ChatGPTはプラグイン(Ahrefs文書では開発者モード)が入口 |
| 使用量の上限 | 月の途中で枠が足りなくなる | OAuthで作ったキーは、既定で月200,000ユニットまで |
| 接続を切る人と場所 | 退職や契約終了のあとも接続が残る | 「Claudeの設定または第三者サービスのセキュリティ設定でコネクタを切断することで、これらの権限をいつでも取り消すことができます」 |
1つ目の「つなぐ人」には、補足があります。APIキーのページを開けるのはワークスペースのオーナーと管理者だけだと、APIキーのページに書かれています。
このあと紹介する方法2(MCPキーを使う方法)でキーを作る場合は、オーナーか管理者が作業することになると筆者は読みました(筆者の読みであり、公式の明記はありません)。
ChatGPTに接続する手順
ChatGPTの入口の呼び名は、Ahrefsの文書とOpenAIの文書で違います。Ahrefsは「開発者モード」と「アプリを作成」を、OpenAIの現行の文書は「プラグイン」を使っています。
OpenAIのヘルプは、現行のプラグインの画面からカスタムMCPサーバーを追加するとき、開発者モードを先に有効にする必要はないと書いています(英語版の訳)。
Ahrefsの文書が示す前提
Ahrefsの文書は、ChatGPTでの接続を次のように位置づけています。
- MCPクライアントとしてのアクセスは、ChatGPTではベータ版です
- 使えるのは、Web上のプロおよびPlusアカウントの開発者モードです
- ベータ版の間は、プロンプトを具体的かつ正確に書くことをすすめています
Ahrefsの公式手順(8段階)
手順は、Ahrefsの日本語ドキュメントでは次の8段階です。
- 設定 > アプリ > 詳細設定へ移動します
- 「開発者モード」を有効にします
- 「アプリを作成」ボタンをクリックします
- 新しいコネクターの詳細を入力します。MCPサーバーURLに
https://api.ahrefs.com/mcp/mcpを入れ、認証にOAuthを選び、OAuth Client IDとClient Secretは空欄のままにします - 「このアプリケーションを信頼する」を選択し、「作成」ボタンをクリックします
- ワークスペースを選択し、「許可」をクリックしてアクセスを許可します
- ChatGPT内のアプリが正常に接続されていることを確認します
- クエリを始める前に、チャットでAhrefsコネクタを有効にします。「+」サインの「その他」から、作成したコネクタを有効にします
手順の画像は、Ahrefsの文書にあります。筆者はChatGPTにログインして画面を確かめていないため、画面の見た目の説明は省きます。
OpenAIの文書が示す入口(7段階、英語版の訳)
OpenAIの開発者向け文書は、MCPサーバーをChatGPTに追加する手順を、プラグインの接続テストの項目で説明しています。文書の見出しは「Connect and test your plugin」で、プラグインを作る人向けです。
追加の手順は、次の7段階です(英語版の訳。ボタン名は文書の英語のまま)。
- ChatGPTのPlugins(chatgpt.com/plugins)を開きます
- プラスボタンを押し、「Add custom MCP server」を選びます
- 利用者に見える名前と説明を入力します
- 「Connection」で接続方法を選び、公開エンドポイントなら、
/mcpのパスを含むMCPサーバーURLを入力します - 認証を設定し、リスクの警告を確認して、「I understand and want to continue」を選びます
- 「Create as a plugin」を選びます
- サーバーから見つかったツールとメタデータを確認します
使うときは、新しい会話を始め、入力欄で @ を打ってプラグインを選ぶ、と文書に書かれています(英語版の訳)。
AhrefsのURLの末尾は /mcp/mcp で、文書の「/mcp のパスを含む」という条件を満たしています。
画面の言葉が違うときの読み替え
2つの文書の用語は、次のように対応すると筆者は読みました。対応関係は筆者の見立てで、公式の対応表とは別物です。
| Ahrefs文書の言葉 | OpenAI文書の言葉 | 筆者の見立て |
|---|---|---|
| アプリ、コネクター | plugin、custom MCP server | 同じ接続を指す |
| 「アプリを作成」 | 「Create as a plugin」 | 登録を確定する操作 |
| MCPサーバーURL | MCP server URL | 同じ値を入れる |
| 認証:OAuth | 認証の設定 | OAuthを選ぶ |
| 「このアプリケーションを信頼する」 | リスクの警告と「I understand and want to continue」 | 外部サーバーの信頼を確認する操作 |
| 「+」の「その他」でコネクタを有効にする | 入力欄の @ でプラグインを選ぶ |
会話で使う側の操作 |
入力する値は、次のとおりです。MCPサーバーURLは https://api.ahrefs.com/mcp/mcp、認証はOAuthで、Client IDとClient Secretは空欄(Ahrefs文書)です。
画面にどちらの言葉が出るかは、ログインして初めて確かめられます。入口が見つからないときは、プランとワークスペースのポリシーを先に疑います。Businessでは、管理者とオーナー以外は作成できません。
カスタムGPTのActionsでつなぐ必要はあるか
OpenAIの文書は、カスタムGPTをプラグインへ移行していると説明しています(英語版の訳)。カスタムアクションは移行の手順では引き継がれず、対応するコネクタかカスタムMCP接続で作り直す必要があるとも書いています(同)。
この文書の範囲では、Ahrefsと新しくつなぐためにActionsを作る理由は見つかりませんでした(筆者の見立て)。
ChatGPTでの質問の書き方
Ahrefsの文書は、ベータ版の間、次の4点を質問に入れることをすすめています。
- Ahrefs MCPを明示的に指定します
- 使うツールまたはエンドポイントを指定します
- 取得するフィールドと、並べ替えの方法を示します
- ChatGPTにWeb検索を使わないよう、明確に依頼します
文書の例は「Ahrefs MCP コネクターと keywords-explorer-matching-terms アクションを使用して、ブラジルで “marketing” に関連するキーワード上位 10 件を、検索ボリューム順に取得してください。」です。
曖昧な書き方の例として、「ブラジルで marketing に関連する上位キーワードは何ですか?」が対比されています。
Claudeに接続する手順(コネクタ一覧から)
Ahrefsの日本語ドキュメントは、Claudeへの接続方法を2つ示しています。1つ目の「方法1:OAuth認可を使用する」は、コネクタ一覧から選ぶ方法です。
接続の手順(6段階)
手順は次の6段階です。文言はAhrefsの日本語ドキュメントのとおりです。
- カスタマイズ(Customize)セクションを開き、「コネクタ」を選択して、「+」(追加)ボタンをクリックします
- 承認済みのClaudeコネクタ一覧で「Ahrefs」を検索し、カードをクリックします
- 「接続」をクリックします
- Ahrefsのワークスペースを選択し、アカウントを選びます
- 同意のポップアップで「許可」をクリックします
- 接続が完了すると確認メッセージが表示され、「Ahrefs」がコネクタ一覧に表示されます
手順4で選ぶワークスペースが、使用量を引かれる契約になると筆者は読んでいます。複数のワークスペースを持つ場合は、ここで選び間違えないようにします(筆者の読み)。
チャットでコネクタを有効にする
会話で使うには、接続とは別に、チャットでコネクタを有効にする操作が要ります。Ahrefsの文書は「チャット設定のドロップダウンでコネクタを有効にします」と書いています。
続けて「クエリを実行する前に、言及されているすべてのツールが有効になっていることを確認してください」とあります。
Anthropicのヘルプによると、有効にする場所は、チャット画面の左下の「+」ボタンから「コネクタ」を開いた先です。会話ごとにオンとオフを切り替えられます。
許可の聞かれ方を決める
Ahrefsの文書は、コネクタが「常に許可を求める」に設定されていると、回答の前に毎回許可を求められると説明しています。「確認なしで許可」を選ぶと、コネクタへのアクセスを自動的に許可できます。
Anthropicのヘルプでは、同じ設定が「常に許可」「承認が必要」「ブロック」の3つの名前で出てきます。画面の表記は、時期とアカウントで違う場合があります。
Anthropicのヘルプは、ツールの承認リクエストを慎重に確認し、信頼できるサーバーとツールを使う場合にだけ「常に許可」を押すよう求めています。
最初のうちは承認を求める設定のままにして、どのツールがどの条件で呼ばれるかを見てから自動に切り替えることを、筆者は提案します。
Claudeに接続する手順(MCPキーを使う方法)
2つ目の「方法2:Claudeの開発者設定でMCPトークンを使用する」は、設定ファイルにMCPキーを書き込む方法です。コネクタ一覧にAhrefsが出ない場合や、デスクトップアプリの設定で管理したい場合に使います。
手順(7段階)
Ahrefsの日本語ドキュメントの順序は、次の7段階です。
- 左下のプロフィールアイコンをクリックし、メニューから「設定」を選択します
- 「設定」で、デスクトップアプリの「開発者」を選択し、「設定を編集」をクリックします
- claude_desktop_config.json ファイルが開くか、場所が表示されます
- 所定の形式で設定を追加または更新します
- Ahrefsワークスペースのアカウント設定から「APIキー」に移動し、「MCPキーを生成」をクリックして新しいキーを作成します
- 生成されたMCP Keyをコピーし、JSONファイル内の $MCP Key を置き換えて保存します(下の表の AUTH_HEADER の値に入る部分です)
- Claudeデスクトップアプリを再起動します
文書の順序では、設定の書き込み(手順4)がキーの作成(手順5)より先です。キーを先に用意してから書き込むほうが迷わないと、筆者は考えます(筆者の提案)。
設定ファイルに入れる項目
手順4で書く内容を、項目ごとに表にしました。
| 項目 | 入れる値 | 補足 |
|---|---|---|
| mcpServers の中の名前 | Ahrefs | コネクタの表示名になる名前 |
| command | npx | 下の mcp-remote を起動するための指定 |
| args の1つ目 | mcp-remote | 接続を中継するパッケージの名前 |
| args の2つ目 | https://api.ahrefs.com/mcp/mcp |
接続URL |
| args の3つ目 | –header | 次の項目を認証ヘッダーとして送る指定 |
| args の4つ目 | Authorization:${AUTH_HEADER} | env の AUTH_HEADER を参照する |
| env の AUTH_HEADER | Bearer と半角スペースに続けて、MCPキー | MCPキーは他人に見せない |
補足の欄は、文書の記述に沿った筆者の説明です。mcp-remote の役割は、args に mcp-remote と接続URLが並ぶ構成から、筆者が中継役と読んだものです。
MCPキーとAPIキーは別のもの
Ahrefsのヘルプは、認証エラーの原因の1つとして、MCPキーの代わりにAPIキーを使っている可能性を挙げ、「API キーと MCP キーには互換性がない点にご注意ください」と書いています。
キーは、アカウント設定のAPIキーの画面で「MCPキーを生成」から作ります。ほかの用途のAPIキーは別物として扱います。
公式文書の中に、読み合わせが要る記述がある
Ahrefsの導入ページには、「カスタムスクリプト、ブリッジ、またはスタンドアロンのHTTP/JSON-RPCクライアントを介して外部MCPエンドポイントを使用することは、サポート対象外であり、許可されていません」とあります。
同じAhrefsの文書が、方法2の設定例で mcp-remote を npx で起動する書き方を載せています。mcp-remote は、筆者が中継役と読んだパッケージです。Ahrefs自身が手順に載せている構成なので、禁止の「ブリッジ」には当たらないと筆者は読んでいますが、公式の明記はありません(筆者の読み)。
判断がつくまでは、方法1を使うことを筆者は提案します。
Anthropicのヘルプは、設定ファイルで入れたローカルのMCPサーバーを「別のメカニズム」と呼び、claude.aiでは使えないと書いています。方法2の設定は、デスクトップアプリの中だけで効くと読めます。
方法2は手元のパソコンで mcp-remote を動かしますが、つなぐ先はAhrefsのリモートの接続URLです。ヘルプが未サポートとするローカル版(Ahrefsのサーバーそのものを手元で動かす形)とは別のものと、筆者は読みました(筆者の読み)。
スマートフォンのClaudeと、ほかのAIツール
スマートフォンでは新しく追加できない
Ahrefsの文書は、「Claude モバイルアプリから直接、新しいカスタム MCP コネクタを追加することはできません」と書いています。コネクタはWeb版かデスクトップ版から追加し、追加後にモバイルで有効にします。
モバイルでの手順は、文書では次の7段階です。
- 左下のプロフィールアイコンをクリックします
- 「設定」で「コネクタ」を選択します
- Ahrefsコネクタを選択します
- Ahrefsアカウントにサインインし、ワークスペースを選択します
- 「許可」をクリックして、ワークスペースへのアクセスを許可します
- Ahrefs MCPサーバーへの接続が正常に完了します
- 「新規チャット」に移動して、コネクタの利用を開始します
Anthropicのヘルプは、モバイルへのコネクタのインストールを「現在ベータ版」とし、「Claude DesktopとWebはカスタムコネクタの主要なパスのままです」と書いています。
公式ガイドにあるほかのAIツール
Ahrefsの導入ページにあるセットアップガイドは全部で10件です。この記事で扱うのは、Claudeのデスクトップ/Web、Claudeのモバイル、ChatGPT Webの3件です。
残る7件はほかのAIツール向けで、Ahrefsのドキュメントのセットアップガイドから確認できます。
Ahrefs MCPで何ができるか
接続すると使えるツールは、公式の一覧で20のグループに分かれています。
公式の一覧は1つの表ですが、読みやすいように筆者が3つの表に分けました。分け方は筆者の独自のものです。
サイトの調査(被リンク・キーワード・検索結果)
| グループ名 | 公式の説明 |
|---|---|
site-explorer-overview |
サイトエクスプローラーの主要指標。ドメインレーティング、被リンクと発リンクの統計、オーガニック/有料の概要、指標履歴 |
site-explorer-reports |
詳細レポート。被リンク、参照ドメイン、アンカー、オーガニックキーワードと競合サイト、上位ページ、リンク先ドメイン |
keywords-explorer |
キーワードリサーチ。概要、国別の検索ボリュームとその推移、一致する用語/関連用語、検索候補(サジェスト) |
serp-overview |
キーワードに対する SERP(検索結果ページ)の概要 |
batch-analysis |
1 回のリクエストで複数のターゲットをバッチ分析する |
自社サイトの計測と点検
| グループ名 | 公式の説明 |
|---|---|
rank-tracker |
ランクトラッカー。概要と競合レポート |
site-audit |
サイト監査。プロジェクト、問題、ページエクスプローラー、ページコンテンツ |
web-analytics-overview |
ウェブアナリティクスの統計情報とチャート |
web-analytics-sources |
流入元、流入チャネル、リファラー |
web-analytics-geo |
地域別内訳。大陸、国、都市 |
web-analytics-user-agents |
デバイス、ブラウザ、オペレーティングシステム、言語別の内訳 |
web-analytics-pages |
上位ページ、入口ページ、出口ページ |
gsc |
Google Search Console。キーワード、ページ、順位、パフォーマンス履歴 |
AI検索・SNS・コンテンツ・アカウント管理
| グループ名 | 公式の説明 |
|---|---|
brand-radar-simple |
ブランドレーダーのレポート(ドメイン/URL レベル) |
brand-radar-entities |
ブランドレーダーのレポート(エンティティレベル) |
social-media |
ソーシャルメディア。チャネル、投稿、投稿者とそれぞれの指標 |
content-helper |
コンテンツヘルパー。キーワードで上位表示されるページが扱っている主要トピック |
management |
アカウント管理。プロジェクト、キーワードリスト、ロケーション、ブランドレーダーの設定 |
public |
公開/無料エンドポイント。クローラーの IP 範囲と無料のドメインレーティング |
subscription-info |
サブスクリプションの上限と利用状況 |
日本語版のドキュメントでは、content-helper と public の2つが「コンテンツヘルパー」「公開」と日本語に訳されて表示されています。URLに入れるのは英語版のグループ名です。
別の記事では、被リンクをどう判断するかをまとめています。取得した参照ドメインを見るときは、被リンク対策はもう古いのかが判断の材料になります。
ツールのグループで絞り込む
一部のMCPクライアントには、MCPサーバーが公開できるツールの数に上限があります。Ahrefsは「AhrefsのMCPサーバーは、そうしたクライアントの多くでこの上限を超えてしまいます」と書いています。
対策として、接続URLに tools パラメータを付け、アクセスしたいグループをカンマで区切って指定できます。文書の例は https://api.ahrefs.com/mcp/mcp?tools=site-explorer-overview,brand-radar-entities です。
「tools パラメータを省略すると、すべてのツールが提示されます」と書かれています。
上限の対策には、tools=essentials も用意されています。よく使われるツールを厳選したセットで、文書は「essentials は単独の値であり、ほかのグループと組み合わせることはできません」と説明しています。
存在しないグループ名を指定すると、「invalid tool category エラーで拒否されます」。
質問の書き方と例
Claude向けのページに、質問の例があります。「表形式で、site-explorer-refdomains を使用して、過去7日間の ahrefs.com の上位10件の参照ドメインを表示してください。」
参照ドメインは、自サイトにリンクを張っているサイトのドメインを指します。
質問に入れる4つの要素
ChatGPT向けの4点は、Claudeでも使えると筆者は考えます(筆者の提案)。質問の型は次の表のとおりです。
| 要素 | 書く内容 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 使うサーバー | Ahrefs MCPと明記する | 「Ahrefs MCPのツールを使って」 |
| 使うツール | ツール名かグループ名を書く | 「site-explorer-refdomains を使って」 |
| 取る項目と並び | 必要な項目と、並べ替えの基準を書く | 「上位10件を、表で」 |
| Web検索の扱い | 使わないよう明示する(ChatGPTの文書) | 「Web検索は使わないでください」 |
質問の例(結果は載せていません)
次の表の質問は、いずれも「例」です。頼む機能は、公式のツール一覧にあるグループに限っています。返ってくる内容は契約や対象で変わるため、結果は省いています。
| 目的 | 質問の例(例) | 使うグループ | 注意 |
|---|---|---|---|
| リンク元の確認 | Ahrefs MCPの site-explorer-refdomains を使って、[自社のドメイン]の参照ドメインを上位10件、表で出してください。Web検索は使わないでください | site-explorer-reports |
取る行数が増えるほどユニットを使う |
| キーワードの候補 | Ahrefs MCPの keywords-explorer-matching-terms を使って、日本で「[キーワード]」を含む語を、検索ボリュームの多い順に10件出してください | keywords-explorer |
国を必ず書く。公式の例も国を指定している |
| サイトの点検 | Ahrefs MCPのSite Auditのツールで、[プロジェクト名]で見つかった問題を一覧にしてください | site-audit |
Ahrefs側にプロジェクトがあることが前提(筆者の見立て) |
| 契約の使用状況 | Ahrefs MCPのサブスクリプション情報のツールで、APIユニットの上限と使用状況を教えてください | subscription-info |
質問の前後で確かめると、消費の目安が分かる |
| AI回答での自社の扱い | Ahrefs MCPのBrand Radarのツールで、[ブランド名]に関するレポートを出してください | brand-radar-simple |
ヘルプは、AIによる概要の回答を調べるにはBrand Radarのアドオン(追加の購入)が要ると書いている。この例が対象になるかは未確認 |
質問の型は、生成AIの指示文の例でも業務別に整理しています。
AI回答での自社の見え方は、Ahrefsのツールを使わなくても手で確かめられます。確認手順はChatGPTで自社サイトがどう表示、引用されているかを確かめる方法にあります。
使用量(APIユニット)の仕組み
APIユニットは、Ahrefsのデータを取り出すたびに減っていく、月ごとの利用枠です。Ahrefsの導入ページは、サードパーティアプリがあなたに代わってAPIコールを行うと、月間割り当てのAPIユニットが消費されると書いています。
1回あたりの計算式
Ahrefsの文書が示す、1回のリクエストあたりの消費量は max(base_cost, per_row_cost * num_rows) です。
| 要素 | 意味 | 値 |
|---|---|---|
base_cost |
1リクエストの最低消費量 | 50ユニット |
per_row_cost |
返却結果と、where、order_by に現れる重複のないフィールドのコストの合計 | 1フィールドあたり1ユニット。一部は5または10ユニット |
num_rows |
返った行数 | プランごとの最大行数が上限 |
| キャッシュ | キャッシュから返ったリクエスト | 消費しない |
文書は「キャッシュから提供されるリクエストは、ユニットを消費しません」と書いています。ヘルプも「1回のAPIコールには最低50ユニットがかかり、正確な消費量はリクエストの複雑さによって異なります」としています。
公式の計算例
Ahrefsの文書には2つの例があります。例1は、サイトエクスプローラーのドメインレーティングの取得で、2フィールドを1行返すため、行あたりのコストは2ユニットです。総行コストが基本コストを下回るので、消費は基本の50ユニットになります。
例2は、被リンクの取得です。選んだフィールドの重複を除いた3つのうち、2つが各1ユニット、1つ(traffic)が10ユニットで、行あたり12ユニットになります。500行を返すと、12 × 500 で6,000ユニットです。
プランごとの1回あたりの目安
例2と同じ、行あたり12ユニットの項目を選んだ場合の目安を、筆者が公式の計算式から出しました。MCPでは、プランごとの最大行数が1回の上限になります。
| プラン | 月間のAPIユニット | 最大行数 | 最大行を取る1回の消費 | 月間枠で取れる回数 |
|---|---|---|---|---|
| ライト | 200,000 | 100 | 1,200 | 166回 |
| スタンダード | 800,000 | 250 | 3,000 | 266回 |
| アドバンスド | 2,000,000 | 500 | 6,000 | 333回 |
回数は、月間枠を1回の消費で割り、小数点以下を切り捨てた筆者の計算です。1回が最低の50ユニットで済む質問なら、ライトでも4,000回まで数えられます。
1つの質問でAIがツールを何回呼ぶかは、AIツールの動き方しだいです(筆者の見立て)。質問の数と使用量の増え方は、一致しない場合があります。
キーごとの上限
Ahrefsの導入ページは、「MCP または Ahrefs Connect 向けに OAuth を通じて作成された新しいキーは、デフォルトでキーごとの月間上限が200,000 APIユニットに設定されています」と書いています。Ahrefs Connectは、MCPとは別の接続の仕組みで、この記事では扱いません。ワークスペース管理者は、APIキーのレポートでこの上限を変更または削除できます。
手動で作成したキーについて、導入ページは「デフォルトでキーごとの上限が設定されていません」と書き、「ワークスペースプランの上限は、すべてのキーに引き続き適用されます」と続けています。
この200,000を、プランの月間枠と並べて筆者が計算しました。ライトでは月間枠と同じ値で、スタンダードの4分の1、アドバンスドの10分の1にあたります。
方法1はOAuthでつなぐため、管理者がこの上限を変えない限り、上の表の回数には届きません。最大行を取る質問なら、スタンダードは66回、アドバンスドは33回で止まります(筆者の計算)。
使用量を確かめる場所
導入ページによると、現在の使用状況は、アカウント設定の「制限と使用状況」で確認できます。
APIユニットは、Ahrefs MCP、Ahrefs Connect、Ahrefs API v3の直接利用で共有されます(ヘルプ)。MCPの使用量は、ほかの経路の使用量と合算された形で見えます。
APIキーのページには、従量課金が使えるプランについての記述もあります。アカウント設定の「制限と使用状況」で、従量課金として追加できるAPIユニットの最大数を制限するか、従量課金のAPIユニットを無効にできます。
権限とデータの扱い
接続すると作られるキーと権限
Ahrefsの導入ページは、接続時に認可の同意画面が出ると説明しています。承認すると、MCPスコープのタグが付いた専用のAPIキーとともに、接続がアカウントに表示されます。
| 場面 | 起きること | 出典 |
|---|---|---|
| 接続時 | 同意画面が出て、承認すると専用のAPIキー(MCPスコープ)が作られる | Ahrefs MCPの導入ページ |
| OAuthで作ったキーの既定 | キーごとに月間200,000ユニットまで | 同上 |
| キーの管理画面 | ワークスペースのオーナーと管理者だけが開ける | APIキーの作成と管理のページ |
| キーを作った人が外れたとき | キーも無効になる | 同上 |
| Claudeから見たときの権限 | 接続したサービスから各ユーザーの権限を引き継ぐ | Anthropicのコネクタ解説 |
Anthropicのヘルプは、「Claudeは、接続されたサービスから各ユーザーの権限を継承します」と書いています。
AIが触れる範囲
Anthropicのヘルプは、サービスに接続すると、アカウントの権限に基づいて、Claudeがそのサービス内のデータにアクセスして変更する可能性のある権限を付与すると説明しています。
Ahrefs側のツールの範囲は、先に「Ahrefs MCPで何ができるか」で挙げた20グループです。management グループは「アカウント管理 — プロジェクト、キーワードリスト、ロケーション、ブランドレーダーの設定」とされています。
このグループが設定の読み取りだけを扱うのか、変更も扱うのかは、読んだ文書から分かりませんでした。
範囲を絞る方法として、接続URLに tools パラメータを付け、使うグループだけを列挙する書き方を筆者は提案します。公式の文書は、この方法をツール数の上限への対策として説明しており、権限管理の手段としての記述は見当たりませんでした。
URLを自分で入力する接続(ChatGPTや、Claudeのカスタムコネクタ)で使えます。コネクタ一覧から選ぶ方法1では、URLを入力する欄は無いと筆者は読んでいます(筆者の読み)。
データの行き先
Anthropicのヘルプは、カスタムコネクタの接続元について「AnthropicのクラウドインフラストラクチャからリモートMCPサーバーに接続します」と書いています。接続の起点は、手元のデバイスの外にあります。
同じヘルプは、「すべてのデータ転送は暗号化されます」とし、接続されたサービスが独自の条件でデータを処理し、米国外に位置する可能性があるとも説明しています。
Ahrefsのヘルプは、データの安全性について「お客様のデータは、ローカルマシンで明示的に設定したAIクライアントにのみ共有されます」と答えています。
同じヘルプが別の項目でローカル版はサポートしていないと書いているため、この文の「ローカルマシン」が現在のリモート構成にどう当てはまるかは、文書から読み取れませんでした。
Ahrefsの導入ページの利用規約の節には、英語の文面が載っています。大意は、第三者のAIサービスの利用は、そのサービスの利用規約等のみに従う、というものです(英語の原文の訳)。
OpenAIのヘルプは、Enterprise/Eduでは、アプリを使った会話もCompliance API(管理者が会話の記録を取り出す仕組み)の対象になると書いています(英語版の訳)。ほかのプランでのデータの扱いは、読んだ文書からは分かりませんでした。
何をAIに入力してよいかは、会社ごとにルールを決めておくと運用が安定します。中小企業のための生成AI社内利用ルールの作り方に、条文のひな形があります。
接続先のURLを確かめる
Anthropicのヘルプは、カスタムコネクタについて「信頼できるリモートMCPサーバーにのみ接続していること」を確認するよう求めています。
Ahrefsの接続URLは https://api.ahrefs.com/mcp/mcp です。入力するときは、ドメインが api.ahrefs.com と一致しているかを見ます(筆者の提案)。
接続を解除する
Claude側で切断する
Anthropicのヘルプは、「Claudeの設定または第三者サービスのセキュリティ設定でコネクタを切断することで、これらの権限をいつでも取り消すことができます」と書いています。
切断の場所は、カスタマイズ > コネクタです。各サービスについて、接続の解除、接続設定の変更、権限とアクセスレベルの確認ができます。
カスタムコネクタとして追加した場合は、コネクタの一覧で「削除」をクリックするか、削除したいコネクタの横にある3つのドットを選びます。
ChatGPT側と、Ahrefs側のキー
ChatGPT側の解除手順は、読んだOpenAIの文書から分かりませんでした。設定のアプリ(またはプラグイン)の画面で、作成した接続を探します。
Ahrefs側では、アカウント設定のAPIキーで、キーごとの月間上限を設定できます。キーの削除操作は、読んだ文書から分かりませんでした。
解除と、止める・絞る場所のまとめ
| やりたいこと | 操作する場所 | 公式文書の記述 |
|---|---|---|
| Claudeでの利用をやめる | Claudeのカスタマイズ > コネクタで、Ahrefsの接続を解除する | Anthropicのヘルプにあり |
| カスタムコネクタを消す | コネクタの一覧で「削除」を選ぶ | Anthropicのヘルプにあり |
| ChatGPTでの利用をやめる | ChatGPTの設定のアプリ(またはプラグイン)の画面 | 手順は読んだ文書になし |
| 使用量を絞る | Ahrefsのアカウント設定 > APIキーで、キーごとの月間上限を設定する | Ahrefsの文書にあり |
| 担当者が退職したとき | キーの作成者がワークスペースから外れると、キーは無効になる。Claude側のコネクタの登録は別に残るため、Claudeの設定からも外す(後半は筆者の補足) | 前半はAhrefsの文書にあり |
うまくいかないときの確認先
症状ごとに、公式文書が挙げる原因と確認先を表にしました。
| 症状 | 公式文書が挙げる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 401の認証エラー | キーの有効期限切れ。プランが有効でない。方法2の設定ファイルに、MCPキーの代わりにMCPスコープ付きのAPIキーを入れている | 新しいキーを生成する。プランの状態を見る。キーの種類を確かめる |
| Claudeでツールが使えない | 会話でコネクタが有効になっていない。ツールが無効になっている | チャット設定のドロップダウンでコネクタを有効にし、必要なツールをすべて有効にする |
| 許可を求められ続ける | コネクタが「常に許可を求める」設定になっている | 信頼できる場合のみ「確認なしで許可」を選ぶ |
| ツールの一部しか見えない | クライアント側のツール数の上限 | 接続URLに tools パラメータを付ける。または tools=essentials にする。URLを入力する接続のみで、方法1では使えない |
| invalid tool category エラー | 存在しないグループ名。または essentials を他のグループと併記している | グループ名の綴りを表と照らす。essentials は単独で指定する |
| Ahrefsのサーバーを手元で動かそうとして、動かない | ローカルのMCPセットアップは現在サポートされていない | リモートの接続URLを使う(方法1か方法2) |
| ChatGPTで入口が見つからない | プランが対象外。Businessで管理者・オーナーでない。ワークスペースのポリシー | OpenAIヘルプの対象プランかを見る。会社の管理者に確認する |
401エラーの3つ目の原因について、ヘルプは、誤ってMCPキーの代わりに「MCP スコープを持つ API キーを使用している可能性があります」と説明しています。
それでも解決しない場合、ヘルプはライブチャットサポートへの連絡をすすめています。
よくある質問
ChatGPTの無料プランでもAhrefs MCPにつなげますか?
無料プランは、どちらの文書でも対象に挙がっていません。Ahrefsの文書は「Web 上のプロおよび Plus アカウントで、開発者モードのみ利用できます」と書いています。
OpenAIのヘルプ(2026年10月26日更新)は、カスタムMCPサーバーの接続をBusinessとEnterprise/Eduで提供し、Proは読み取りの権限まで、と書いています(英語版の訳)。
Ahrefs MCPを使うと、追加料金がかかりますか?
ヘルプは「MCP サーバー自体の利用に追加料金はかかりませんが、Ahrefs のサブスクリプションプランに含まれる Integration API ユニットを消費します」と答えています。この記事でいうAPIユニットのことです。
ChatGPTやClaude側の利用条件は、それぞれの契約に従います。
MCPキーとAPIキーは同じですか?
別のものです。ヘルプは「API キーと MCP キーには互換性がない点にご注意ください」と書いています。
Ahrefsの文書に出てくるキーは、次の3種類です。
| キー | できるとき | 使う場面 |
|---|---|---|
| MCPスコープ付きのAPIキー | 方法1などOAuthで接続を承認したとき、自動で作られる | 接続そのものが使う。自分で入力することはない |
| MCPキー | APIキーの画面で「MCPキーを生成」を押したとき | 方法2の設定ファイルに書き込む |
| 通常のAPIキー | APIキーの画面で手動で作ったとき | Ahrefsのプログラム用のAPI。MCPには使わない |
ヘルプは、MCPキーの代わりにMCPスコープを持つAPIキーを使うと、401の認証エラーの原因になりうると書いています。
MCPキーは、アカウント設定のAPIキーの画面で「MCPキーを生成」から作ります。
APIユニットが足りなくなったら、どうなりますか?
上限に達したあとの挙動は、読んだ文書では確認できませんでした。
文書が示す対処は3つです。エンタープライズでは追加ユニットのアドオンを購入できます。プランによっては従量課金を設定できます。月間の上限を増やすにはプランのアップグレードです。
ClaudeとChatGPTのどちらから始めればよいですか?
筆者はClaudeを勧めます。Ahrefsの文書は、Claudeの方法1で承認済みのコネクタ一覧から選べる手順を示しています。ChatGPTの手順には、ベータ版で、開発者モードのみという但し書きがあります。OpenAIのヘルプでも、カスタムMCPサーバーの全機能はBusinessとEnterprise/Eduに限られます。
すでにChatGPTを業務で使っていて、会社の管理者の許可も得ているなら、ChatGPTから始めても支障なく進められます。
まとめ
Ahrefs MCPは、ライト以上のプランで、https://api.ahrefs.com/mcp/mcp からChatGPTやClaudeにつなげます。
Claudeはコネクタ一覧から6段階で接続でき、ChatGPTはAhrefsの文書では開発者モードの「アプリを作成」から8段階で、OpenAIの現行の文書ではプラグインの画面から追加します。
使用量は、1回50ユニットが最低で、行数とフィールドの数で増えます。接続の解除は、Claudeのコネクタ設定から行えます。
読んだ文書で確かめられなかった主な点は、ChatGPTのPlusで使えるかと解除の手順、方法2が禁止の「ブリッジ」に当たらないかの明記、Ahrefs側のキーの削除操作、上限に達したあとの挙動、management グループが変更も扱うかどうかです。
今日できる点検
今日のうちに、次の表の順で確かめます。
| 点検すること | 見る場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 契約しているプランを確かめる | Ahrefsのアカウント設定 | ライト以上か |
| 月間の使用量を確かめる | アカウント設定の「制限と使用状況」 | 月間枠の何割を使っているか |
| つなぐAIツールとアカウントを決める | ClaudeかChatGPTの契約画面 | 担当者個人でなく、管理者が把握できるアカウントか |
| OAuthキーの月間上限を確かめる | アカウント設定のAPIキー(オーナーと管理者のみ) | 200,000ユニットで足りるか |
| 接続を切る手順を共有する | Claudeのカスタマイズ > コネクタ | 切断の場所を、複数人が知っているか |
| 最初の質問を決める | 質問の例の表 | 行数が少なく、目的がはっきりしているか |
この記事に書いたことを、そのまま御社のページに
生成AIに引用されるページを、お話しいただくだけでお作りします。お時間をいただくのは初回15分のヒアリングだけです。まず1ページ、無料でお作りします。
OKが出るまで、何度でも直します。事実が違う、言い回しが硬い、この話は入れないでほしい。どれも遠慮なくおっしゃってください。何度お直ししても、追加の料金はいただきません。
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