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【Google検索セントラル解説】有効なHTMLでページメタデータを指定する|headに置ける要素と置けない要素

2026 11/06
2026年11月6日
中野輝規
有効なHTMLでページメタデータを指定する

Googleの検索セントラルに、「有効なHTMLを使用してページメタデータを指定する」というページがあります。原文の本文は短く、読むのに数分もかかりません。

それでも、title、meta description、canonical、robotsのメタタグといった、ページの情報を伝えるタグを置く場所に関わる内容です。

この記事は、そのページを英語版の原文から読み、書かれていることと、書かれていないことを分けて整理します。あわせて、日本語版との差、更新の経緯、自社サイトでの確認の進め方、弊社のサイトで実際に確かめたことも載せています。

合同会社謙虚は、3つのドメインを並行して運用し、何を変えると数字が動くかを測り続けています。このページは、設定したはずのタグが読まれない、という原因の切り分けで役に立つので、取り上げました。

目次

結論:3行で言うと

  • ページの情報を伝えるタグは、HTMLの head 要素の中に置きます。headに置いてよい要素は、title・meta・link・script・style・base・noscript・templateの8つです
  • head の中に無効な要素が1つあると、Googleはそこで head が終わったとみなし、それ以降の要素を読みません
  • よく起きる無効な要素の例は、iframe と imgです。どうしても使うなら、Googleに読んでほしい要素より後ろに置きます

このページの基本情報

項目 内容
原題(英語) Use valid HTML to specify page metadata
日本語版の題名 有効な HTML を使用してページ メタデータを指定する
英語版の最終更新日 2025年12月10日
日本語版の最終更新日 2025年12月31日
検索セントラルの中の位置 クロールとインデックス登録の章。サイドメニューの表示は「Page metadata」
直近の主な更新 変更履歴で確認できたのは、2022年5月10日の「新しく公開した」という1件だけです

原文は英語版、訳文は日本語版で読めます。

Googleがこのページで言っていること

前提:HTMLの誤りには、ある程度ついてくる。ただし限度がある

Googleは、HTMLが無効だったり、HTMLの標準から外れていたりしても、読み取ろうとします。

それでも、マークアップの誤りは、メタデータがGoogle検索で使われる方法に問題を起こすことがある、と原文は書いています。

ページについての情報を指定する主な場所が、HTML文書の head 要素です。

head に置いてよい要素は8つ

原文は、HTMLの標準に従い、head には次の要素だけを入れるよう求めています。

要素 主な使いみち(私の補足)
title ページの題名
meta 説明文、robots、文字コードなどの指定
link 外部ファイルや別URLとの関係を伝える(canonical、スタイルシートの読み込みなど)
script スクリプト(構造化データのJSON-LDも含む)
style ページ内に直接書くCSS
base 相対URLの基準になるURL
noscript スクリプトが動かない環境向けの内容
template 表示せずに保持しておくひな形

右の列は、原文に書かれていない私の補足です。原文は、8つの要素を名前だけ並べています。

head に入れてはいけない要素と、その結果

上の8つ以外は、HTMLの標準では head に入れられません。原文は、head に紛れ込みやすい例として iframe と img を挙げています。

Googleがこうした無効な要素を見つけると、そこで head が終わったと考え、head の中のそれ以降の要素を読むのをやめます。

原文は、これらを head に入れないよう強く勧めています。どうしても入れるなら、Googleに見てほしい要素の後ろに置くよう求めています。

英語版と日本語版の違い

2つの版を並べて読みました。扱う要素も、無効な要素の例も、「無効な要素以降は無視される」という説明も、同じです。

日本語版のほうが約3週間新しい日付ですが、内容の違いは見つかりませんでした。確認した日付は、2026年11月6日です。

更新の経緯は、変更履歴で確かめました。変更履歴には、2022年5月10日に「有効なページメタデータの使い方」という新しい説明を公開した、と書かれています。

このページから、言えること・言えないこと

言えること 言えないこと
head に無効な要素があると、その後ろの要素はGoogleに読まれなくなる 「head を整えれば順位が上がる」とは書かれていない。原文が述べるのは、メタデータが意図どおりに使われるかどうかです
iframe と img は、head で無効になりやすい例である この2つだけが問題とは書かれていない。8つ以外の要素は、すべて無効です
どうしても使うなら、読んでほしい要素の後ろに置く 後ろに置けば無効でなくなる、とは書かれていない。無効なまま、読まれる順番を工夫するだけです
Googleは、誤りのあるHTMLも読み取ろうとする どんな誤りでも読み取れる、とは書かれていない

中小企業の視点で、どう受け取るか

ここからはGoogleの説明とは別の、私の読み取りです。

1. まず、自社サイトの head を見る

ブラウザでページを開き、右クリックから「ページのソースを表示」を選びます。表示された文書の、head の終わりを示す行を探してください。

そこまでの間に、iframe や img が入っていないかを目で確かめます。数十行の範囲なので、数分で済みます。

2. 外から貼ったコードに注意する

WordPressでは、テーマの設定画面や、プラグインの「head に追加するコード」の欄に、外部の計測ツールや広告のコードを貼ることがあります。

そのコードに、img や iframe が含まれていないかを見ます。貼り付けの手順に「body の直後に置く」とあれば、その指示どおりにして、head には貼りません。

3. 順番も確かめる

無効な要素があると、その後ろが読まれなくなります。そのため、canonical や robots のメタタグが、無効な要素より前にあるかどうかが大切です。

Search Console の「URL検査」で、公開中のURLをテストし、「テスト済みのページを表示」から HTML を確認する方法もあります。Googleが読んだHTMLの中に、期待するタグがあるかを見ます。

4. 見つけたら、直す順番を決める

無効な要素が見つかったら、まず body へ移せないかを考えます。移せない事情があれば、原文のとおり、読んでほしい要素の後ろへ回します。

テーマやプラグインが出力している場合は、設定の見直しを制作会社や管理者に依頼してください。

弊社のサイトで確かめたこと

2026年11月6日に、kenkyo.ai のトップページと記事ページの1つについて、公開されているHTMLを取得しました。

取得には curl を使い、HTMLの解析用のプログラムで、head の直下に並ぶ要素を数えました。数えたのは、head の直下の要素です。

ページ head 直下の要素
トップページ meta 25、link 20、script 9、style 8、title 1、noscript 1
記事ページ(Google検索セントラル解説の1本) meta 28、link 22、script 9、style 7、title 1、noscript 1

どちらも、原文が挙げる8つの要素の範囲に収まっていました。iframe や img は、head の中にありませんでした。

noscript の中身は、スタイルシートを読み込む link が1つです。

この確認は、サーバーから返ってきたHTMLだけが対象です。ブラウザでスクリプトが動いた後に追加される要素や、Googleが実際に読んだ内容までは、見ていません。

よくある質問

head に iframe や img を入れると、ページはインデックスされなくなりますか

原文は、そう書いていません。書かれているのは、無効な要素の後ろにある head の要素を、Googleが読まなくなる、という点です。

meta description や canonical が反映されないとき、head の無効な要素が原因ですか

原因の候補の1つです。原文によれば、無効な要素より後ろに置いたタグは読まれません。

そのため、タグの位置を確かめる価値があります。

ほかの原因があり得るので、これだけで決めつけないでください。

HTMLの記述が標準から外れていると、Googleはページを読めませんか

原文は、Googleが無効なHTMLも理解しようとする、と書いています。ただし、誤りがあるとメタデータの使われ方に問題が出ることがある、とも書いています。

まとめ:今日できる1つのこと

自社サイトのトップページで「ページのソースを表示」を開き、head の終わりの行までを見て、iframe や img が入っていないかを確かめてください。

入っていれば、貼ったコードの出どころを調べ、読んでほしいタグの後ろに回すか、body へ移せないかを検討します。

この記事は、Google検索セントラル解説の一覧の一本です。ほかのページの解説も、順次公開しています。

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この記事を書いた人

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合同会社謙虚 代表社員。20代から、売る言葉だけを仕事にしてきました。電話営業で受話器を握っていた時代から、数千社のWEB集客に関わったいままで。詳しいプロフィールはこちら

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