Googleビジネスプロフィールの認証(Googleの言い方ではオーナー確認)が進まない。電話がかかってこない、ハガキが届かない、動画認証で何を映せばよいのか分からない。この記事は、そう困っている店舗や中小企業の経営者、ご担当者に向けて書いています。
Googleビジネス プロフィール ヘルプの日本語ページを、2026年10月27日に実際に開いて確かめた範囲だけで答えます。ヘルプに書かれていないことは、書かれていないと明記します。
先に答え:認証の方法は自分で選べず、動画で映すものは決まっている
結論から書きます。認証の方法はGoogleが自動で決めるため、自分では選べません。そして動画認証で映すものは、公式ヘルプが具体的に決めています。
認証が通らないときは、新しい方法を探す前に、その方法の条件を1つずつ見直すのが近道です。
認証の方法は、Googleが自動で決める
公式ヘルプには、次の記述があります。
「オーナー確認の方法は Google によって自動的に決定されるため、変更できません。」
画面に出る選択肢は、業種や公開されている情報、地域、営業時間によって変わります。隣の店で使えた方法が、自分の店では出ないことがあります。
動画で映すのは、所在地と実在と運営の3つ
動画の録画による認証では、映すものが3つに分かれています。1つは、ビジネスの所在地を示すもの。1つは、ビジネスが実在する証拠。もう1つは、自分がそのビジネスを運営している証拠です。
実店舗の場合、道路案内標識や周辺の店舗、看板、レジやキッチンなどが当てはまります。詳しい中身は、後の章で表にします。
電話やメールが通らないときは、別の方法が出ているか見る
電話やテキストメッセージ、メール、ハガキ、ライブビデオ通話、動画の録画。この中でどれが出るかは、プロフィールごとに違います。
公式ヘルプは、複数の方法が表示されている場合は別の方法を試せると書いています。1つの方法に何度も挑むより、画面に出ている別の方法を見るほうが早く進みます。
通らないときの見直し点は、方法ごとに決まっている
見直す点は、方法ごとに違います。電話なら「応答できる番号か」、ハガキなら「名前や住所を編集していないか」、動画なら「要件を全部映したか」です。
後の章の表で、方法ごとの見直し点を並べます。
この記事で確かめたこと・確かめられなかったこと
最初に、確かめられた範囲を表にします。
| 知りたいこと | 答え | 確かめた資料 |
|---|---|---|
| 認証の方法は選べるか | 選べない。Googleが自動で決める | Googleビジネス プロフィール ヘルプ「Google でビジネスのオーナー確認を行う」 |
| 動画認証の長さと撮り方 | 30秒以上、途切れず未編集、モバイルでライブ撮影 | 同ヘルプ「動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う」 |
| 審査にかかる日数 | 5営業日ほど。それより長くかかることも稀にある | 上記2つのヘルプ |
| ハガキの到着の目安 | 通常14日以内。コードは30日で期限切れ | 「Google でビジネスのオーナー確認を行う」 |
| 認証前にできること | 確認済みのビジネスだけが、マップと検索にビジネス情報を表示できる | 「ビジネス情報が Google に表示されるようにする」 |
| AIモードでの扱い | 認証のヘルプには書かれていない | 確かめられなかった |
日付についての断り
ヘルプの日本語ページの末尾には、AI技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合がある、という注記があります。表現が不自然な箇所は、この記事では原文の言葉のまま引用しています。
認証の手順や画面の名前は、Googleが変えることがあります。実際に操作する前に、プロフィールの画面に表示される案内を必ず見てください。
用語を先にそろえる
この記事では、次の言葉を使い分けます。
| 言葉 | この記事での意味 |
|---|---|
| 認証 | 公式ヘルプの「オーナー確認」と同じ意味で使う |
| オーナー確認 | 公式ヘルプの用語。自分がそのビジネスの管理者だと証明すること |
| ビジネスプロフィール | Googleマップと検索に出る、店や会社の情報のまとまり |
| 確認済み | オーナー確認が完了した状態のプロフィール |
| 動画の録画による確認 | 店舗などを撮影した動画をアップロードして行う確認 |
Q&Aサイトで見かけた、フリーダイヤルと動画認証の板挟み
先日、Q&Aサイトでこのような切実な悩みを拝見しました。質問者は、店舗のオーナー確認を進めようとしている方です。
質問の要旨
質問者のプロフィールに登録されている電話番号は、フリーダイヤルでした。そのため、電話による認証ができなかったそうです。
通常の回線の番号を追加登録しようとしても、オーナー確認が済んでいないため登録できません。問い合わせを送って1週間ほど経つのに、返事がない。しかも今は店舗から離れていて、動画認証もできない。そういう状況でした。
寄せられた回答の要旨
回答者は、自分の経験として、Googleのサポートからの返事は1か月以上待つこともあると書いていました。
また、認証には電話への着信への対応か、営業許可証や店の看板を写した動画が求められるのではないか、という見立ても述べていました。
板挟みになる理由
この質問の根は、認証の入口が1つに絞られていることにあります。電話が使えず、動画も撮れない状態で、残る選択肢が見えなくなっています。
店舗に行けないという事情は、動画認証で映すものと正面からぶつかります。この板挟みを解くには、公式ヘルプが何を求めているかを、順番に確かめるのが近道です。
公式ヘルプで確かめられたこと
公式ヘルプには、電話については次の注意書きがあります。
「確認コードを受け取るには、ビジネスの電話番号で応答できること、またはテキスト メッセージを受信できることを確認してください。」
さらに、インタラクティブ音声レスポンス(自動音声の案内)のシステムではコードが取得されない、とも書かれています。
フリーダイヤルがこの条件に当たるかどうかは、ヘルプには書かれていません。そのため、この記事では「フリーダイヤルだと必ず通らない」とは書きません。確かなのは、応答できる番号であること、自動音声の案内に切り替わらないことが条件だという点です。
質問者の状況を、表で整理する
質問者の状況を、公式ヘルプの記述に当てはめて整理します。
| 状況 | 公式ヘルプで確かめられたこと | 次の一手 |
|---|---|---|
| 登録の番号で応答できない | 電話の確認には、応答できる番号が必要 | 画面に出ている別の方法を探す |
| 店舗から離れている | 動画は、ビジネスの所在地で撮影する要件がある | 店舗に戻れる日を決める |
| サポートの返事がない | ヘルプでは、まず利用できる方法を試すと案内している | 方法の見直しを先に進める |
| 通常回線の番号を足したい | 確認前は変更できないことがある | 確認が済んでから変更する |
方法が1つしか出ていない場合の考え方
ヘルプは、お客様のビジネスで利用できる方法を試し、それでも確認できない場合はサポートに連絡するよう案内しています。サポートへの連絡は、方法を試した後の手順として書かれています。
ですから、返事が来ないサポートを待ち続けるより、ビジネスの情報や登録内容を見直して、別の方法が表示されないかを試すほうが現実的です。
この悩みは、店舗や会社の側にも起きる
認証の悩みは、個人の店だけでなく、会社の営業所や事務所にも起きます。担当者が代わって誰も認証していない、前の制作会社が認証して連絡が取れない、といった形です。
こうした「前任者の認証」の扱いは、後の章で公式ヘルプに沿って整理します。
認証が止まっている間は、何が起きているのか
プロフィールが未確認のままだと、公式ヘルプの説明では、ビジネス情報の編集や顧客とのやり取りができません。営業時間を変えたくても、電話番号を直したくても、自分の手では直せない状態になります。
認証は、書類を出す手続きの形をしていますが、中身は自社の情報を自分で直せる立場を得る作業です。この立場がないと、情報が古くなったときに直す手段がありません。
この記事の読み方
動画認証を前にして手が止まっている方は、「認証の方法の種類」と「動画認証の要件」の章から読んでください。電話やハガキで止まっている方は、「通らないときの見直し点」の表が最短です。
AIの検索に自社が出るかどうかが気になる方は、「なぜ認証が要るのか」の章に、公式で確かめた範囲と、確かめられなかった範囲を分けて書いています。
先に押さえておく前提:認証は無料で、自社でできる
ビジネスプロフィールの追加と申請は、公式ヘルプによると無料です。外部に依頼しないと進まない手続きではありません。プロフィールを管理するGoogleアカウントがあれば、自分で進められます。
ただし、認証の画面に出る方法はプロフィールごとに違います。次の章から、その中身を順に見ていきます。
認証を急ぐ会社と、急がなくてよい会社
店舗の営業時間や電話番号が変わる予定がある会社は、早めに認証を済ませておくと、変更のたびに慌てずに済みます。移転や改装の前は特にそうです。
一方で、まだ開業前でプロフィールの内容が決まっていない場合は、情報が固まってから進めても遅くありません。途中で名前や住所を変えると、確認をやり直すことになる場合があるためです。ハガキの確認では、名前や住所、業種を編集するとコードが使えなくなると、公式ヘルプが明記しています。
なぜ認証が要るのか:公式ヘルプの書き方を読む
認証は面倒な手続きに見えますが、公式ヘルプは、認証の有無で何ができるかを具体的に書いています。ここでは、その記述を原文で引いて確かめます。
編集と顧客対応には、認証が前提になる
「Google のサービスに表示されるお客様のビジネスの情報(ビジネス名や営業時間など)を編集したり、顧客とやり取りしたりするには、ビジネスのオーナー確認を行う必要があります。」
これは、Googleビジネス プロフィール ヘルプの「Google でビジネスのオーナー確認を行う」の冒頭の一文です。編集と顧客とのやり取りの両方が、認証を前提にしています。
確認済みのビジネスだけが、マップと検索に情報を表示できる
別のヘルプ「ビジネス情報が Google に表示されるようにする」には、次の記述があります。
「確認済みのビジネスのみが、Google マップと Google 検索にビジネス情報を表示できます。」
つまり、認証が済んでいないプロフィールは、自社の情報をマップや検索に出す側に立てません。検索で自社を見つけてもらう前に、まず認証が必要になります。
検索結果に出る可能性も、認証で変わる
プロフィールの順位を上げるヘルプには、認証について次のように書かれています。
「この方法により、お客様がビジネスの代表者であることを証明でき、検索結果にビジネス情報が表示される可能性が高くなります。」
ここで注意したいのは、「可能性が高くなる」という書き方です。認証をすれば必ず検索結果に出る、とは書かれていません。この記事も、それ以上のことは書きません。
編集のヘルプにも、認証が前提と書かれている
「ビジネス プロフィールを編集する」のヘルプには、ビジネス情報をGoogle検索やGoogleマップなどのサービスに表示するには、プロフィールを追加または申請してから、オーナー確認を行う必要があると書かれています。
さらに、ビジネスによっては、情報を変更する前にまずオーナー確認を行う必要がある、とも書かれています。
AIモードやマップに相談での扱いは、書かれていない
ここが、AI検索を気にする経営者にとって大事な点です。認証のヘルプには、AIモードや「マップに相談」で自社の情報がどう使われるかは書かれていません。
確かめられたのは、Googleマップ、Google検索、その他のGoogleプラットフォームに情報を出すには認証が要る、というところまでです。
AIの回答に自社が出る条件は、公式には示されていません。AIに出ると約束する材料にはなりません。出る前の土台として、認証を位置づけるのが正確です。
AI時代のビジネスプロフィールの整え方は、MEOとAI対策の記事に、公式文書で確かめた範囲を書きました。「マップに相談」で店が出るかどうかは、別の記事で材料を整理しています。
認証の有無で変わることを、表で整理する
公式ヘルプで確かめられた範囲を、表にします。
| 項目 | 認証していない | 認証している |
|---|---|---|
| ビジネス情報の編集 | 自分では直せない | 営業時間や電話番号などを編集できる |
| 顧客とのやり取り | 公式ヘルプでは認証が前提と書かれている | 顧客とやり取りできる |
| マップと検索への情報表示 | 確認済みのビジネスのみが表示できる | 表示できる |
| AIモードでの扱い | 公式には書かれていない | 公式には書かれていない |
認証前に、よく起きる誤解
認証をしなくても、自社の店名がマップに出ていることはあります。公式ヘルプには、オーナー未確認のビジネス プロフィールがすでに存在する場合は、そのプロフィールを申請できる、と書かれています。
ただし、その情報を自社で直す立場には立てません。「出ている」ことと「自分で管理できている」ことは、別の状態です。
認証の方法の種類を、公式ヘルプの順に並べる
次に、認証の方法を公式ヘルプの順に確かめます。ここに出てくる方法のうち、実際に画面に出るのは、プロフィールごとに決まった一部です。
電話またはテキストメッセージ
ビジネスの電話番号に電話がかかってくるか、テキストメッセージでコードが届きます。コードをプロフィールに入力して完了します。
条件は、ビジネスの電話番号で応答できること、またはテキストメッセージを受信できることです。インタラクティブ音声レスポンス(自動音声)のシステムではコードが取得されない、と書かれています。
メールアドレス
プロフィールの[オーナー確認を行う]から[メール]を選び、メールに記載された手順を行います。
条件は、確認画面に表示されるメールアドレスが使えることです。画面に出たアドレスが今も使えるかを、先に確かめてください。
ライブビデオ通話
サポート担当者とビデオ通話をしながら、ビジネスの所在地と、自分が管理している証拠を見せる方法です。
公式ヘルプは、この方法を使えるのは一部のビジネスに限られ、各ビジネス拠点の営業時間内にのみ利用できる、と書いています。営業時間外は利用できない、ということです。
郵送(ハガキ)
確認コードが書かれたハガキが届き、その5桁のコードをプロフィールに入力します。この方法も、使えるのは一部のビジネスに限られています。
コードは通常14日以内に届き、届いたコードは30日が経過すると有効期限が切れます。
動画の録画
店舗や設備などを撮影した動画をアップロードする方法です。公式ヘルプは、ビデオ通話による確認が可能な場合は、その方法の利用をおすすめする、と書いています。
動画認証の中身は、次の章で詳しく扱います。
Search Consoleや一括確認では、即時に完了する場合がある
公式ヘルプによると、オーナー確認が即座に完了する場合があります。1つは、Google Search Consoleでウェブサイトのオーナー確認を行う場合です。もう1つは、一括確認を使っている場合です。
Search Consoleとビジネスプロフィールの関係は、Google検索セントラルのビジネス情報のページを読み解いた記事にまとめています。
ただし、即時の確認が使えるのは対象となる場合に限られます。自社が対象かどうかは、プロフィールの画面で確かめる必要があります。
場合によっては、複数の方法が必要になる
公式ヘルプは、ご利用可能な確認方法は業種、公開情報、地域、営業時間によって異なり、場合によっては複数の方法でのオーナー確認が必要になることもある、と書いています。
1つの方法が済んだのに完了しないときは、別の方法を求められていないか、画面の案内を確かめてください。
認証の画面に着くまでの準備
認証の前に、プロフィールを管理するGoogleアカウントが要ります。公式ヘルプは、Googleのメールアドレスでも、任意のメールアドレスで作ったアカウントでもよいと書いています。
会社のメールアドレスがある場合は、そのアドレスをGoogleアカウントにリンクできます。公式ヘルプは、これでビジネス プロフィールの管理が簡単になると書いています。
自社のプロフィールを見つける手順
公式ヘルプは、プロフィールに関連付けたGoogleアカウントでログインしたうえで、ビジネスの名前と所在地を検索するよう案内しています。Googleマップのアプリでは、画面右下の[ビジネス]から入る方法も書かれています。
自社がまだGoogleに出ていない場合は、先にビジネス情報を追加します。すでにオーナー未確認のプロフィールが存在する場合は、Googleマップでビジネスを検索し、[ビジネス オーナーですか?]から[管理を開始]を選んで申請します。
認証の手順を終えたあとの流れ
手順を終えると、提供した情報が審査されます。公式ヘルプは、審査にかかる日数を次のように書いています。
「オーナー確認の審査には 5 営業日ほどを要し、それより長くかかることも稀にあります。」
認証が完了すると、確認メールが届きます。第三者にプロフィールの管理を任せる場合は、認証の完了後に、その人をプロフィールに追加できます。
認証の方法を、表で比べる
公式ヘルプに書かれた内容を、表にします。
| 方法 | 使えるのは | 確かめられた条件・注意 |
|---|---|---|
| 電話・テキストメッセージ | 画面に出た場合 | 応答できる番号。自動音声ではコードが取れない |
| メール | 画面に出た場合 | 画面に出るメールアドレスが使えること |
| ライブビデオ通話 | 一部のビジネスのみ | 営業時間内にのみ利用できる |
| ハガキ | 一部のビジネスのみ | 通常14日以内に到着。コードは30日で期限切れ |
| 動画の録画 | 実店舗、非店舗型、ハイブリッド型 | 30秒以上、途切れず未編集、モバイルでライブ撮影 |
| Search Consoleなどでの即時確認 | 対象となる場合 | ウェブサイトのオーナー確認や一括確認を使う場合 |
方法を変えたいときに、できること
方法はGoogleが決めるため、自分で指定はできません。ただし、画面に複数の方法が出ている場合は、別の方法を試せます。
また、ビジネスの情報、たとえば電話番号の登録や公開されている情報が変わると、出てくる方法も変わる場合があります。その変更が確認前にできない場合があるのは、前の章で確かめた通りです。
この章のまとめ
公式ヘルプに書かれた認証の方法は6つあり、プロフィールごとに画面に出る方法が違います。選べない代わりに、出ている方法の条件を1つずつ満たしていくのが、通る近道です。
次の章では、動画の録画による認証で何を映すかを、公式ヘルプの要件に沿って見ていきます。
認証の前に、決めておくと迷わないこと
認証の作業を誰が担当するかを、先に決めておくと止まりにくくなります。電話の確認なら、ビジネスの電話番号に出られる人です。ハガキなら、郵便物を受け取れる人です。動画なら、店舗で撮影できる人です。
担当者の頭に複数の候補がある場合は、画面に出た方法に合わせて、その場で担当を決めるのが現実的です。方法が決まってから人を探すと、有効期限のある確認コードが無駄になることがあります。
動画認証の要件:公式ヘルプが決めていること
動画認証で迷う点の多くは、「何を、どの順で映せばよいか」です。公式ヘルプの「動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う」には、要件がはっきり書かれています。この章では、その要件を順に確かめます。
動画が満たす基本の条件
公式ヘルプによると、動画は次の条件を満たす必要があります。
「途切れることなく連続して撮影された、未編集の独自かつ完全な動画である。」
さらに、長さが30秒以上であること、モバイルデバイスで録画してビジネス プロフィール経由でアップロードされたものであること、が挙げられています。
事前に撮った動画は使えない
ここは、つまずきやすい点です。公式ヘルプには、次の記述があります。
「事前に録画した動画は許可されないため、動画はライブで撮影する必要があります。オフラインで録画して後でアップロードすることはできません。」
別の場所で撮った動画や、過去に撮影した動画は使えません。プロフィールの画面から録画を始め、その場で撮る必要があります。
映り込ませてはいけないもの
動画に映してはいけないものも、書かれています。
- 銀行口座番号、納税者番号、個人識別番号などの機密情報
- 自分または他の人の個人情報
- 他の人の顔
従業員やお客様が映る時間帯は避ける、書類は名前だけが映る向きにする、といった準備が要ります。
実店舗とハイブリッド型は、3つを映す
実店舗は、常設の看板がある店で、営業時間中に顧客と対面でやり取りするビジネスです。ハイブリッド型は、拠点の住所でサービスを提供しつつ、出張や配達も行うビジネスで、イートインと宅配の両方を行う飲食店が例に挙がっています。
この2つの場合、動画には次の3つを入れます。
1つ目は、ビジネスの所在地です。道路案内標識、建物の番号、周辺の店舗やよく知られた場所を録画に含めます。
2つ目は、ビジネスが実在する証拠です。店舗の外観やショールーム、看板を映します。看板や壁、窓などの固定設備にビジネスの名前が明確に掲げられている必要があり、動画内で確認できる名前は、プロフィールの名前と一致していなければなりません。
3つ目は、ビジネスを運営している証拠です。レジを開ける、キッチンや倉庫に入る、レジの機器を使うなど、従業員しか触れない機材やエリアを撮影します。
看板が常設されていない場合は、非店舗型として登録する
公式ヘルプには、ビジネス拠点に看板が常設されていない場合は、実店舗として登録せず、非店舗型ビジネスとして登録するよう書かれています。
看板が出ていない事務所や、住宅の一室で営む仕事が、これに当たります。実店舗として申請すると、看板を映す要件を満たせません。
非店舗型は、所在地と道具と運営の様子を映す
非店舗型は、客先に出向いてサービスを提供し、拠点の住所では接客しないビジネスです。公式ヘルプでは、鍵関連サービスや配管業者が例に挙がっています。
所在地は、拠点の住所にある道路案内標識や近くのランドマークを録画します。空き地や、明確な目印のない場所を録画すると、無効になると書かれています。
実在の証拠には、仕事で使う専門的な道具、設備、商品を映します。名刺や、自社ブランド名の入った服も例に挙がっています。運営の証拠には、サービスを提供している様子や、自社ブランド名の入った商用車のロックを解除する場面などを映します。
営業許可証、請求書、公共料金の請求書のように、プロフィールの名前と一致するビジネス書類を録画することもできます。
自宅で非店舗型を営んでいる場合
公式ヘルプのヒントに、自宅で非店舗型を運営している場合は、近隣のランドマークや標識を録画することで住所を確認できる、とあります。
自宅の中は映さず、周辺の様子を映す方法が案内されています。住所を明かす不安がある場合は、この点が助けになります。
オンラインのみの事業は、対象外
公式ヘルプのよくある質問には、オンラインでのみ運営し、対面サービスを提供していないビジネスは、プロフィールの対象外で、オーナー確認はできない、と書かれています。
バーチャル店舗を持つネットショップがこの例です。この場合、動画をどう撮るかより前に、そもそも対象かどうかを確かめる必要があります。
業態別に、映すものを表で整理する
公式ヘルプの記述を、表にまとめます。
| 業態 | 所在地を示すもの | 実在を示すもの | 運営を示すもの |
|---|---|---|---|
| 実店舗 | 道路案内標識、建物の番号、周辺の店舗 | 外観、ショールーム、看板(名前がプロフィールと一致) | レジ、キッチン、倉庫、レジの機器 |
| ハイブリッド型 | 実店舗と同じ | 実店舗と同じ | 実店舗と同じ |
| 非店舗型 | 道路案内標識、近くのランドマーク | 専門の道具、設備、名刺、ブランド名入りの服 | サービスの提供、ブランド名入りの車、ビジネス書類 |
| 看板がない事務所 | 非店舗型として登録する | 非店舗型と同じ | 非店舗型と同じ |
| オンラインのみ | 対象外 | 対象外 | 対象外 |
撮影の段取り:台本を作ってから回す
撮影は途切れず一度で撮る必要があるため、回す前に台本を決めておくと失敗しにくくなります。この章の段取りは、公式ヘルプの要件を並べ替えた弊社の提案で、Googleが定めた順序ではありません。
撮影の前に決めておくこと
最初に、撮影する日時と場所を決めます。動画は、ビジネスの所在地で、プロフィールの画面から撮るためです。
次に、プロフィールに登録している名前と、看板に出ている名前が一致しているかを見ます。公式ヘルプは、動画内で確認できる名前が、プロフィールの名前と一致している必要があると書いています。
映す順番の例
実店舗の場合、外から中へ進む順番が自然です。
| 順番 | 映すもの | 対応する要件 | 目安の時間 |
|---|---|---|---|
| 1 | 店の前の道路案内標識や近所の店 | 所在地を示す | 5〜10秒 |
| 2 | 看板と建物の番号、入口 | 実在の証拠、所在地 | 5〜10秒 |
| 3 | 鍵で入口を開ける場面 | 運営の証拠 | 5秒前後 |
| 4 | 店内の様子、レジ周り | 実在の証拠 | 10秒前後 |
| 5 | レジを開ける、厨房や倉庫に入る | 運営の証拠 | 10秒前後 |
全体で30秒以上になるように、時間は余裕を見て長めに撮るほうが安全です。
撮影中に気をつけること
録画は途切れさせない約束です。途中で止めると、全体が条件を満たさなくなります。録画を始める前に、通るルートと、映すものの置き場所を決めておきます。
お客様や従業員が映らない時間帯を選びます。他の人の顔が映ってはいけないためです。書類を映す場合は、機密情報が読み取れない角度にします。
アップロードまでの操作
公式ヘルプが書く手順は、次の流れです。モバイルデバイスでビジネス プロフィールを開き、[オーナー確認を行う]をタップします。
電話番号を入力して[次へ]をタップするよう求められる場合もあります。そのうえで、[ビジネスの動画]、[次へ]の順にタップします。
位置情報、カメラ、マイクへのアクセスの許可を求められる場合があります。許可の手順は、画面に表示された案内に沿って操作します。
撮影後に、動画をチェックする
録画を終えたら、必要な情報がすべて入っているかを、アップロードの前にチェックします。足りない場合は、[やり直す]をタップして再録画できます。
問題がなければ、[動画をアップロード]をタップして送信します。
アップロードがうまくいかないとき
公式ヘルプは、1回の試行では動画がアップロードされない場合があるため、その場合はもう一度試すよう案内しています。通信の状態が悪いと失敗する場合もあるため、安定した場所で試すのが無難です。
動画は、あとで削除できる
公式ヘルプには、オーナー確認用の動画はいつでも削除できる、と書かれています。削除しない場合は、後ほどGoogleが削除します。
動画のアップロードをキャンセルすると、その動画には自分もGoogleもアクセスできなくなります。店舗の映像が残ることが気になる場合の、安心材料になります。
ライブビデオ通話と、動画の録画の違い
名前が似ているため、混同しやすい2つの方法です。公式ヘルプの記述を並べます。
| 比べる点 | ライブビデオ通話 | 動画の録画 |
|---|---|---|
| 相手 | サポート担当者とテキストチャットを始めて、ビデオ通話に参加する | 相手はおらず、録画した動画をアップロードする |
| 使えるビジネス | 一部のビジネスのみ | 実店舗、非店舗型、ハイブリッド型 |
| 時間の制約 | 各ビジネス拠点の営業時間内にのみ利用できる | 録画は30秒以上で、途切れず撮る |
| 映すもの | 現在地、設備、管理している証拠 | 所在地、実在の証拠、運営の証拠 |
| 画面の選び方 | [ライブビデオ通話]を選ぶ | [ビジネスの動画]を選ぶ |
どちらも、映すものの考え方は共通です。所在地、ビジネスの実在、そして自分が管理していることを、カメラで示します。
撮影前の確認表
録画を始める前に、次の表で1つずつ確認します。
| 確認すること | 確かめ方 | 足りないときの対応 |
|---|---|---|
| 店舗にいるか | 看板と標識が見える場所に立っている | 店舗に移動してから始める |
| 名前の一致 | プロフィールの名前と看板の名前を見比べる | 表記をそろえる。ただし確認前は変更に制限がある場合もある |
| 映したい書類 | 名前と一致する営業許可証などを用意する | 機密情報が映らない向きを決める |
| 通る道順 | 外から入口、店内、レジの順を歩く | 順番を紙に書く |
| 通信と電池 | モバイルで電波と充電を見る | 充電し、安定した場所で撮る |
| 他の人 | 撮影時間帯にお客様や従業員がいない | 時間帯をずらす |
この章のまとめ
動画認証の要件は、所在地、実在、運営の3つに集約されます。事前に撮った動画は使えず、30秒以上、途切れず未編集で、その場で撮る必要があります。
次の章では、審査にかかる日数と、通らなかったときの見直し点を見ていきます。
審査の日数と結果:公式ヘルプが書く流れ
認証の手順を終えても、その場で完了するとは限りません。この章では、審査にかかる日数と、結果が出たあとの動きを、公式ヘルプの記述で確かめます。
審査は5営業日ほど
電話やハガキなどで手順を終えると、提供した情報が審査されます。動画の録画の場合も、アップロードした動画をGoogleが審査し、この審査には5営業日ほどかかることがある、と書かれています。
5営業日は、土日や祝日を除いた日数です。申し込みから1週間ほどは、結果を待つ前提で動くのが安全です。
動画の審査結果は、承認か非承認
動画の審査の結果は、2つに分かれます。承認された場合は、ビジネスの確認が完了したと知らせが届きます。非承認の場合は、動画がいずれかの要件を満たしていません。
非承認になっても、新しい動画を録画できます。公式ヘルプは、最初に提出した動画が承認されなかった理由も確認できる、と書いています。
非承認になったら、[問題を確認]を開く
非承認のあと、新しい動画を出す手順は、次の流れです。モバイルデバイスでビジネス プロフィールを開き、[問題を確認]をタップします。
すべての要件を満たすため、表示された問題を確認します。公式ヘルプは、問題の例として次の3つを挙げています。
- ビジネス名が店舗の外観に掲げられていない
- 周辺地域の様子が含まれていない
- 営業の認可を受けていることを示す証拠が録画されていない
再提出の動画には、最初の分も入れる
見落としやすい点です。公式ヘルプは、再提出の動画に、次の2つを含めるよう書いています。
「最初の動画で撮影されているすべての情報。」
「現在不足している要件を満たすために必要なすべての情報。」
不足分だけを撮り足しても足りません。最初の動画で映した内容も含めて、全体を撮り直します。
[オーナー確認を行う]が再び出てきた場合
プロフィールに[オーナー確認を行う]のボタンが再び表示される場合は、Googleがオーナー確認を完了できなかったことを意味する、と公式ヘルプは書いています。
もう一度オーナー確認を行います。複数の方法が表示されている場合は、別の方法を試すこともできます。
追加情報を求められる場合もある
ビジネスの詳細情報の一部を更新した場合などは、プロフィールの再確認のために、追加情報を求められることがあります。公式ヘルプは、これは情報の正確さを期すプロセスの一環だと説明しています。
対応は、[オーナー確認を行う]を選び、もう一度オーナー確認を試すことです。
通らないときの見直し点を、方法ごとに表にする
ここからが、この記事の中心です。方法ごとに、公式ヘルプで確かめられた見直し点を整理します。
電話・テキストメッセージで止まったとき
見直す点は、次の3つです。
1つ目は、プロフィールの電話番号で応答できるかです。2つ目は、テキストメッセージを受信できる端末かです。3つ目は、自動音声の案内に切り替わらないかです。
公式ヘルプは、インタラクティブ音声レスポンスのシステムではコードが取得されない、と明記しています。代表番号が自動音声になっている会社は、ここで止まる可能性があります。
メールで止まったとき
見直す点は、確認画面に表示されたメールアドレスが使えるかです。受信できないアドレスが画面に出ていると、メールは届きません。
アドレスを自社で受け取れない場合は、画面に別の方法が出ていないかを確かめます。
ハガキで止まったとき
ハガキは、いくつか守る点があります。公式ヘルプには、次の注意が書かれています。
「ビジネス プロフィールのビジネス名、住所、業種は編集しないでください。編集した場合、郵送されたコードは使用できなくなります。」
「新しいコードをリクエストしないでください。新しいコードをリクエストした場合は、郵送されたコードは無効になり、新しいコードが郵送されます。」
14日たっても届かないときに、あわてて再リクエストすると、すでに届く途中のコードが無効になります。待つ期間の目安は、通常14日以内、有効期限は30日です。
動画で止まったとき
見直す点は、公式ヘルプの要件そのものです。30秒以上あるか、途切れず未編集か、ライブで撮ったか、モバイルでアップロードしたか。所在地、実在、運営の3つが映っているか。
名前が看板に出ているか、動画内の名前がプロフィールの名前と一致しているかも見ます。
見直し点を、方法別の表にまとめる
| 方法 | 止まりやすい点 | 確かめること | 公式ヘルプの根拠 |
|---|---|---|---|
| 電話 | 応答できない | 登録の番号で電話に出られるか | 応答できる番号が必要 |
| 電話 | 自動音声になる | 自動音声の案内を外せるか | 自動音声ではコードが取得されない |
| テキストメッセージ | 受信できない | 番号が受信に対応しているか | 受信できることが条件 |
| メール | 届かない | 画面のアドレスが今も使えるか | 使用可能であることを確認する |
| ハガキ | 届かない | 申込みから14日を超えたか | 通常14日以内に到着 |
| ハガキ | 使えない | 名前、住所、業種を編集していないか | 編集すると無効になる |
| ハガキ | 無効になる | 再リクエストしていないか | 再リクエストで前のコードが無効 |
| ハガキ | 期限切れ | 30日を超えていないか | コードは30日で期限切れ |
| 動画 | 非承認 | 3つの要件が全部映っているか | 要件を満たさないと非承認 |
| 動画 | 無効 | 空き地など目印のない場所を映していないか | 目印のない場所は無効 |
どの方法でも共通する見直し点
3つあります。ビジネス名、住所、業種を途中で変えていないか。プロフィールが対象のビジネスか。画面に出ている方法の条件を満たしているか。
また、公式ヘルプは、まず利用できる方法を試してから、それでも確認できない場合にサポートへ問い合わせるよう案内しています。方法を試す前に問い合わせても、サポートは進めにくい、ということです。
他の人がすでに認証しているとき:オーナー権限のリクエスト
認証が通らない理由には、別の人がすでに認証を済ませているケースもあります。前の制作会社や、退職した担当者が認証していた場合です。
確認済みのプロフィールは、オーナーに権限をリクエストする
公式ヘルプによると、自社のビジネスが他の人に認証されている場合は、現在のオーナーにオーナー権限をリクエストできます。
手順は、ビジネス プロフィールを追加する画面で、ビジネスの名前と住所を入力し、リストから選びます。「このビジネス プロフィールは他のユーザーが管理している可能性があります」と出たら、[アクセス権限をリクエスト]を選び、フォームに記入して送信します。
現在のオーナーは、3日以内に返信する
リクエストを送ると、現在のオーナーに通知が届き、3日以内に返信する必要があります。承認された場合は、プロフィールを管理できます。
拒否された場合は、拒否のメールが届きます。この場合も、プロフィールの編集を提案することや、決定への再審査の請求ができます。
3日たっても返事がないとき
公式ヘルプは、3日が経過しても返信がない場合は、自分が申請できる場合があると書いています。確認メールの[リクエストを表示]から[確認]を選び、画面の手順に沿って進みます。
ただし、プロフィールの申請は常にできるわけではない、とも明記されています。
非店舗型の場合は、問い合わせが必要
客先に出向いてサービスを提供し、店舗や事務所を持たない非店舗型ビジネスの場合は、Googleへの問い合わせが案内されています。「お問い合わせの内容をご記入ください」に「リスティングのオーナー権限の譲渡」と入力し、問題の説明で[リスティングのオーナー権限を譲渡する]を選びます。
状況別に、行う手続きを表にする
| 状況 | 行うこと | 公式ヘルプの根拠 |
|---|---|---|
| 他の人が認証済み(店舗) | オーナー権限をリクエストする | 現在のオーナーに依頼できる |
| 3日で返信がない | 自分で申請できる場合がある | 常にできるわけではない |
| 拒否された | 編集を提案する、または再審査を請求する | 拒否のメールが届く |
| 非店舗型で他の人が認証済み | Googleに問い合わせる | 所定の入力内容が案内されている |
| 未確認のプロフィールがある | 申請してオーナー確認を行う | 申請できると書かれている |
重複プロフィールになっていないか
同じ店のプロフィールが複数あると、認証や表示の妨げになります。公式ヘルプは、ビジネスごとに作成できるビジネス プロフィールは1つだけで、重複と見なされたプロフィールは、Google検索やマップに表示されなくなる、と書いています。
重複と見なされる理由は3つ
公式ヘルプが挙げるのは、既存の確認済みプロフィールがあること、複数のプロフィールに同じ住所が設定されていること、異なるサービスを提供する1つのビジネスに複数のプロフィールがあること、の3つです。
誤って作った重複は、削除できる
すでにオーナー確認が済んだビジネスで、誤って重複するプロフィールを作った場合は、確認済みのリスティングに影響を与えずに削除できる、と書かれています。
削除すると、すべてのコンテンツとリンクされた管理者が消えます。公式ヘルプは、正しいプロフィールを削除しないよう、注意を促しています。
同じ住所に別々のビジネスがある場合
同じ住所に複数のビジネスがある場合は、名前が異なり、看板の違いがはっきり確認できる、明確に異なるビジネスであれば、それぞれにプロフィールを作れます。どのビジネスにも登録の資格が必要です。
停止または無効化されたときの再審査
認証とは別に、プロフィールがガイドライン違反で停止または無効化される場合があります。公式ヘルプの「停止または無効化されたプロフィールを修正する」の内容を、確かめられた範囲で書きます。
再審査請求の前に確かめること
プロフィールの回復が妥当だと考える場合は、再審査請求を送信できます。請求の前に、プロフィールがガイドラインに従っているかを確かめます。
裏付けの証拠書類は任意で添付でき、正式な事業登録証、営業許可証、納税証明書、事業用の公共料金の請求書などが例に挙がっています。書類のビジネスの名前と住所は、プロフィールと一致している必要があります。
同じビジネスの新しいプロフィールを作らない
公式ヘルプの重要な注意です。
「同じビジネスの新しいビジネス プロフィールを作成しないでください。」
停止されたからといって、新しく作り直すと、重複の問題を重ねることになります。
再審査請求は1回、結果はメールで届く
請求は、再審査請求ツールで送ります。請求は1回のみ送信できる、と書かれています。内容はGoogleが確認し、結果がメールで届きます。
ステータスは、送信済み、承認済み、不承認、再審査を請求できません、再審査請求可能、のいずれかで表示されます。
請求が却下された場合
回復の資格を求める再審査請求が却下された場合に限り、追加の審査を請求できます。元の請求では出さなかった証拠を加えられる、と書かれています。
アカウントが制限された場合
ポリシー違反で、Googleアカウント自体が制限される場合があります。制限されると、管理しているプロフィールは掲載が停止され、新しいプロフィールの作成や他のプロフィールの登録もできなくなります。
制限の解除は、[マイ アカウント]のページから、理由を書いて再審査請求を送ります。アカウントの制限が解除されたあとで、プロフィールの停止解除の請求を送れます。
この章のまとめ
認証が通らないときの見直しは、方法ごとの条件を1つずつ確かめることに尽きます。審査は5営業日ほどで、動画が非承認でも、新しい動画を出せます。
他の人が認証済みなら、リクエストの手続きがあります。停止された場合は、新しいプロフィールを作らず、再審査請求を使います。
認証のあとにやること:自社の公式な情報を、1か所にそろえる
認証が通ったら、ここがスタートです。自社の情報を自分で直せる立場に着いたので、次は、マップや検索、そしてAIの回答に出うる情報を、正しい1つの形にそろえます。
オーナーと管理者を、複数人で持つ
公式ヘルプによると、プロフィールのオーナーは、他の人をオーナーまたは管理者として招待できます。オーナーは複数人置けますが、メインのオーナーとして設定できるのは1人だけです。
管理者は、オーナーとほぼ同じ権限がありますが、ユーザーの追加と削除、プロフィールの削除はできません。
メインのオーナー権限を譲渡するには、他に少なくとも1人のオーナーまたは管理者が必要です。担当者が1人だけだと、その人が辞めたときに引き継げなくなります。
パスワードは共有せず、各自のGoogleアカウントで入る
公式ヘルプのヒントに、次の記述があります。
「各ユーザーが自分の Google アカウントを持っていれば、パスワードを共有することなく、ビジネス プロフィールにアクセスして管理できます。」
認証に使ったアカウントのパスワードを、メモで回すのは避けます。担当者ごとに招待するほうが、人が代わったときに権限を外しやすくなります。
外部に任せる場合も、オーナー権限は自社に残す
プロフィールの管理を外部の事業者に任せる場合について、公式ヘルプには次の記述があります。
「お客様の許可なしに、サードパーティが Google サービスからお客様のビジネス情報を削除したり、ビジネス情報にアクセスしたりすることはできません。アクセス権を管理し、権限をいつでも更新できるのは、プロフィールのオーナーのみです。」
認証をした名義が、外部の事業者の個人アカウントになっていると、契約が終わったあとに、自社が編集できなくなるおそれがあります。認証は自社のアカウントで行い、外部の事業者には管理者として入ってもらう形が、公式ヘルプの考え方に合います。
公式ヘルプは、複数のサードパーティを同時に試すことは、ビジネス リスティングが1つに限られるため、できないとも書いています。
編集した内容は、反映まで最長3日かかる
公式ヘルプによると、ビジネス情報を編集すると検索結果が更新されますが、変更内容が反映されるまでに最長で3日ほどかかることがあります。
営業時間や電話番号を直した直後に、検索で古い情報が出ても、すぐに慌てる必要はありません。3日ほどたっても直らないときに、編集の内容を見直します。
自社サイトの会社概要を、プロフィールと同じ内容にする
AI検索を気にする会社が、認証のあとにやるべきことは、プロフィールと自社サイトの情報をそろえることです。社名、住所、電話番号、営業時間、事業の内容を、プロフィールと会社概要のページで同じ表記にします。
表記の統一は、AIに自社を正しく伝える会社概要ページの作り方にまとめました。
AIに出る条件は、公式には示されていない
繰り返しになりますが、認証をすればAIの回答に自社が出る、とは公式に書かれていません。確かめられたのは、確認済みのビジネスだけが、マップと検索に情報を表示できる、という範囲です。
ですから、認証は、AIに出るための手段とは言えません。出る前に整えておく土台と位置づけるのが正確です。土台がない状態で、ページの文章や情報の表記を整えても、自分で直せない部分が残ります。
認証のあとの整え先を、表にまとめる
| 整える場所 | 内容 | 確かめた根拠 |
|---|---|---|
| ビジネスプロフィール | 名前、営業時間、電話番号、住所 | 認証後に編集できる |
| オーナーと管理者 | 複数人で持つ。メインのオーナーは1人 | 公式ヘルプの役割の説明 |
| 外部事業者 | 管理者として招く。オーナー権限は自社に残す | 権限を更新できるのはオーナーのみ |
| 自社サイトの会社概要 | プロフィールと同じ表記にする | 公式ヘルプに書かれていない弊社の提案 |
| 変更後の確認 | 3日ほどたってから、検索での表示を見る | 反映まで最長3日 |
弊社の見方
弊社は、認証を済ませたうえで、プロフィールと自社サイトの会社概要を同じ内容にそろえておくと、自社の情報を自分で正せる状態になると考えています。
ただし、これは公式が約束する効果とは別の、弊社の見方です。AIの回答に出るかどうかは、別の要因にも左右されます。
よくある質問
Q. 認証の方法は、自分で選べますか?
選べません。公式ヘルプには、オーナー確認の方法はGoogleによって自動的に決定されるため変更できない、と書かれています。画面に複数の方法が出ている場合は、別の方法を試せます。
Q. 動画認証は、何分くらい撮ればよいですか?
公式ヘルプが書く要件は、30秒以上です。上限は、確かめた範囲では書かれていませんでした。途切れず、未編集で、その場で撮る必要があります。
Q. 審査には、何日かかりますか?
公式ヘルプは、5営業日ほどかかり、それより長くかかることも稀にある、と書いています。動画の審査も、5営業日ほどかかることがある、とされています。
Q. 認証しないと、AIの回答に自社は出ませんか?
AIの回答に出る条件は、公式には示されていません。確かめられたのは、確認済みのビジネスだけが、マップと検索にビジネス情報を表示できる、という点です。
Q. 前の担当者が認証していて、連絡が取れません。どうすればよいですか?
現在のオーナーに、オーナー権限をリクエストできます。オーナーは3日以内に返信する必要があり、返信がない場合は、自分で申請できる場合があります。非店舗型の場合は、Googleへの問い合わせが案内されています。
まとめ:認証は、方法の条件を1つずつ満たせば進む
認証の方法は、Googleが自動で決めます。選べない代わりに、画面に出ている方法の条件を、1つずつ満たしていきます。
動画認証で映すのは、所在地、実在、運営の3つです。30秒以上、途切れず未編集で、その場でライブ撮影します。
通らないときは、電話なら応答できる番号か、ハガキなら名前や住所を編集していないか、動画なら要件が全部映っているかを見ます。
認証が済むと、ビジネス情報を自分で編集でき、確認済みのビジネスとして、マップと検索に情報を表示できます。AIの回答にどう使われるかは、公式には書かれていません。
この記事で確かめた資料
2026年10月27日に開いて確かめたのは、次のGoogleビジネス プロフィール ヘルプのページです。
- 「Google でビジネスのオーナー確認を行う」
- 「動画の録画でビジネスのオーナー確認を行う」
- 「ビジネス情報が Google に表示されるようにする」
- 「Google ビジネス プロフィールを追加またはオーナー確認する」
- 「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」
- 「重複するプロフィールと所有権に関する問題を解決する」
- 「停止または無効化されたプロフィールを修正する」
- 「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」
- 「サードパーティと連携してビジネス プロフィールを管理するためのヒント」
今日できる点検
| 点検すること | 見る場所 | 合格の目安 | 足りないとき |
|---|---|---|---|
| 認証の状態 | ビジネス プロフィールの画面 | [オーナー確認を行う]が出ていない | 画面に出た方法を試す |
| 登録の電話番号 | プロフィールの連絡先 | 応答でき、自動音声に切り替わらない | 別の方法が出ていないか見る |
| 看板と名前 | 店舗の看板とプロフィール | 看板の名前がプロフィールと一致している | 表記をそろえる |
| 動画の台本 | 紙かメモ | 所在地、実在、運営の順に書いてある | 台本を書き出す |
| オーナーと管理者 | ユーザー管理の画面 | 自社のアカウントがオーナーで、複数人いる | 招待する |
| 外部事業者の権限 | ユーザー管理の画面 | 外部の事業者は管理者になっている | 権限を見直す |
| 自社サイトの会社概要 | 自社のウェブサイト | プロフィールと表記が同じ | 表記を直す |
この記事に書いたことを、そのまま御社のページに
生成AIに引用されるページを、お話しいただくだけでお作りします。お時間をいただくのは初回15分のヒアリングだけです。まず1ページ、無料でお作りします。
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