ホームページが見栄えはいいのに問い合わせが来ない… 改善策とデータ分析の始め方
はじめに:あなたの悩み、よくわかります。そのモヤモヤ、一緒に解決しませんか?
「うちのホームページ、プロに頼んでかっこよく作ったはずなのに、ちっとも問い合わせが来ないんだよな…」
「毎日アクセス数はあるみたいだけど、肝心の仕事につながってない気がする…」
あなたは今、こんなモヤモヤを抱えていませんか?
中小企業の経営者さんやウェブ担当者さんから、私たちはよくこんな悩みを耳にします。
せっかく時間とお金をかけて作ったホームページなのに、期待した結果が出ないのは本当に辛いですよね。
「もしかして、うちの商品やサービスが悪いんだろうか?」なんて、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。その悩み、実はホームページの「見栄え」と「中身」の間に隠された、ある大事なことに気づいていないだけかもしれません。
見た目にこだわったのに…「なぜ?」という経営者・担当者の心の叫び
あなたはきっと、デザイナーさんと何度も打ち合わせをして、会社の顔となるホームページを一生懸命作り上げたことでしょう。
最新のデザインを取り入れて、写真もプロに撮ってもらって、キャッチコピーも何度も練り直したはずです。
完成した時は、「これならきっと、うちの会社の魅力が伝わる!」とワクワクしたに違いありません。
ところが、いざ公開してみると、問い合わせのメールボックスは空っぽのまま。電話も鳴りません。
「見た目はすごくいいって褒められるんだけどなぁ…」そんな声を聞くたびに、心の中では「それだけじゃダメなんだ!」と叫びたくなりますよね。
この「なぜ?」という心の叫びこそが、私たちがこれから一緒に解決していくべき、一番大切な疑問なんです。
見た目がキレイなことは、決して悪いことではありません。むしろ、第一印象としてとても大事な要素です。
しかし、残念ながら「見た目がいい=問い合わせが増える」という単純な方程式は、インターネットの世界では成り立ちません。
「売れるサイトはみな謙虚」ってどういうこと?
私たち「合同会社謙虚」がずっと大切にしている考え方があります。
それは、「売れるサイトはみな謙虚」だということ。
謙虚と聞くと、「控えめ」とか「遠慮がち」といったイメージを持つかもしれませんね。
でも、ここで言う謙虚とは、ちょっと違います。
それは、「自分の都合や思い込みを横に置いて、徹底的に『お客様の気持ち』に寄り添い、お客様が本当に欲しいものを、欲しい形で提供しようと努力し続ける姿勢」のことです。
例えば、あなたが初めて訪れるお店を想像してみてください。
外観はすごくおしゃれで、内装もピカピカ。でも、どこに何があるかわからないし、店員さんも忙しそうにしているだけで、声をかけづらい…。
これでは、せっかくお店に入っても、すぐに「もういいや」と出てしまいたくなりますよね。
逆に、見た目は普通でも、入り口に「いらっしゃいませ!」と笑顔の店員さんがいて、あなたが探しているものを見つける手助けをしてくれたり、「もしよかったら、こんな商品もありますよ」と、あなたの悩みにぴったりのものをさりげなく教えてくれたりしたらどうでしょう?
きっと、そのお店で何かを買いたくなりますし、「また来たいな」と思うはずです。
ホームページも全く同じです。
「うちはこんなに素晴らしい会社です!」「こんなにすごい技術があります!」と、一方的にアピールするばかりのホームページは、お客様から見れば「話しかけづらい店員さん」と同じかもしれません。
本当に売れるサイトは、まるで気の利く店員さんのように、お客様の「困った」に耳を傾け、「どうすれば喜んでもらえるか」を一生懸命考え、そっと手を差し伸べてくれます。
それが、「売れるサイトはみな謙虚」という意味なんです。
この記事でわかること:見た目じゃない、データから紐解く改善のヒント
この長い記事では、あなたのホームページが「見た目だけ」で終わってしまっている原因を、一つ一つ丁寧にひも解いていきます。
そして、ただ「こうすべきだ」と偉そうに語るだけではありません。
私たちが大切にするのは、「見栄えよりデータ」という考え方。
「なんとなく」や「勘」ではなく、あなたのホームページに訪れたお客様が残してくれた「足跡(データ)」を読み解くことで、どこをどう直せば、問い合わせが増えるのか、具体的な改善策を一緒に見つけていきます。
専門用語は一切使いません。中学生でもわかるような、親しみやすい言葉で、あなたのホームページが「お客様に選ばれるサイト」に変わるためのヒントをたくさん詰め込みました。
さあ、一緒に「お客様が主役」の、謙虚で売れるホームページへの旅を始めましょう!
第1章:なぜ「見栄えがいいのに」問い合わせが来ないのか? ~「自己満足」からの脱却~
「なんでうちのホームページは、こんなにかっこいいのに問い合わせが来ないんだろう…?」
あなたが抱えるこの疑問、実は多くの経営者さんやウェブ担当者さんがぶつかる壁なんです。
見た目がキレイなホームページは、確かにパッと目を引きます。
でも、ホームページの本当の目的は「問い合わせを増やす」「商品やサービスを買ってもらう」ことですよね。
残念ながら、見た目の美しさと、ビジネスでの成果は、必ずしもイコールではありません。
この章では、なぜ「見栄えはいいのに売れない」という現象が起きてしまうのか、その根本的な原因を一緒に考えていきましょう。
キーワードは「自己満足からの脱却」です。
「かっこいい」と「売れる」は別物!デザインの落とし穴
あなたが「かっこいい!」と思って作ったホームページのデザインが、実はお客様にとっては「使いにくい」とか「分かりにくい」と感じられているとしたら、どうでしょう?
これは、よくある「デザインの落とし穴」なんです。
なぜ人は見た目に騙されやすいのか?
私たちは、普段の生活でも「見た目」に大きく影響されますよね。
例えば、スーパーでジャムを選ぶとき、同じような商品でも、おしゃれな瓶に入っていたり、凝ったラベルが貼ってあったりすると、「こっちの方が美味しそう!」と思って手に取ってしまうことがあります。
これは、人間の脳が「美しいもの=良いもの」と無意識に判断してしまうからです。
ホームページでも同じで、パッと見て「わぁ、おしゃれ!」と感じるデザインは、確かに最初の印象を良くします。
しかし、ジャムの例で言えば、いくら瓶が美しくても、中身のジャムが美味しくなければ、二度と買わないでしょう?
ホームページも同じで、デザインがどんなに美しくても、お客様が本当に欲しい情報が見つけられなかったり、次に何をすればいいか分からなかったりすれば、すぐに「もういいや」と閉じられてしまいます。
見た目の美しさはあくまで「入り口」であって、「目的」ではありません。
ホームページの本当の目的は、お客様に「この会社に問い合わせたい」「この商品を買いたい」と思ってもらうこと、つまり「中身」で勝負することなんです。
あなたのサイトは「誰のため」に作られていますか?
「もちろん、お客様のためだよ!」と、あなたは答えるかもしれません。
でも、ちょっと深掘りして考えてみてください。
デザインを決める時、「うちの会社のイメージカラーはこれだから」「社長のこだわりで、この書体を使いたい」「競合他社にはない、斬新なレイアウトにしたい」といった、「あなたやあなたの会社の都合」が優先されていませんでしたか?
例えば、ある建設会社さんのホームページ。
重厚感のある黒を基調としたデザインで、建築物の写真が大きく並び、とてもプロフェッショナルな印象でした。
しかし、問い合わせはほとんどありませんでした。
よくよく話を聞いてみると、この会社が本当にターゲットにしたいのは「初めて家を建てる若い夫婦」だったのです。
重厚なデザインは、若い夫婦からすると「ちょっと敷居が高いな…」「うちには合わないかも」と感じさせてしまっていたのです。
むしろ、もっと明るい色使いで、家族の笑顔の写真がたくさんあって、「家づくりの不安を一緒に解決します!」というメッセージが伝わるようなデザインの方が、ターゲットのお客様には響いたはずです。
あなたのサイトは、本当に「お客様」の「困った」を解決するために作られていますか?
それとも、「こんな会社に見られたい」という、あなたの「自己表現」の場になってしまっていませんか?
謙虚なサイトは、常に「お客様が主役」です。
サイト訪問者が「欲しい情報」にたどり着けないワケ
せっかくあなたのホームページに来てくれたお客様が、求めている情報にたどり着けずに帰ってしまっているとしたら、それは本当にもったいないことです。
まるで、宝探しに来たのに、地図が読めなくて諦めてしまうようなものですよね。
専門用語ばかりで「お客様」が置いてけぼりになっていませんか?
あなたの会社が提供する商品やサービスには、きっと専門的な知識や技術が詰まっていることでしょう。
だからこそ、ホームページでもつい専門用語を使って説明したくなる気持ちはよくわかります。
しかし、お客様は必ずしもその道のプロではありません。
例えば、IT関連の会社で「クラウドネイティブなアーキテクチャで、スケーラビリティとレジリエンスを確保します」と書かれていても、多くの人は「え?何のこと?」となってしまいます。
お客様が知りたいのは、その難しい技術が「自分にとってどんな良いことがあるのか」です。
「お客様の事業の成長に合わせて、システムの規模を柔軟に変えられます。万が一のトラブルにも強く、いつでも安定して使えますよ」
このように、中学生でもわかるような言葉で、お客様の「メリット」を伝えてあげること。
これが、お客様を置いてけぼりにしないための、謙虚な言葉遣いです。
あなたの会社の「当たり前」は、お客様にとっての「当たり前」ではないことを、常に意識してください。
「どこをクリックすればいいの?」迷子になっていませんか?
デザインが凝りすぎているホームページで、よく見かけるのが「どこをクリックすればいいか分からない」という問題です。
例えば、ボタンのデザインが普通の文字と区別がつかなかったり、メニューが隠れてしまっていて見つけにくかったり。
アニメーションが派手すぎて、肝心な情報が目に入ってこなかったりするケースもあります。
お客様は、ホームページを訪れたら、すぐにでも自分の知りたい情報にたどり着きたいと思っています。
もし、クリックする場所を探したり、何度もページを行ったり来たりしなければならないとしたら、どうでしょう?
きっとイライラして、「もういいや!」と、別の会社のホームページに行ってしまうはずです。
これは、まるで初めての場所で地図を見ているのに、道案内の看板が隠れていたり、文字が小さすぎて読めなかったりするのと同じです。
お客様に「迷子」になってもらっては、問い合わせにはつながりません。
「資料請求はこちら」「お問い合わせ」「サービス内容を見る」といった、お客様が次に進むべき道を示すボタンやリンクは、誰が見てもすぐにわかるように、目立つ場所に、分かりやすい言葉で配置することが大切です。
派手さよりも、「分かりやすさ」を最優先に考えましょう。これも謙虚なサイト作りの基本です。
「問い合わせ」へのハードルが高すぎませんか?
お客様が「よし、この会社に問い合わせてみよう!」と決意してくれたのに、最後の最後で諦めてしまう…これほど悲しいことはありません。
問い合わせへのハードルが高いと、せっかく芽生えたお客様の「やる気」を、あなた自身が摘んでしまうことになります。
フォームが長すぎる、入力が面倒くさい
問い合わせフォームは、お客様とあなたの会社をつなぐ、大切な入り口です。
しかし、この入り口が「狭くて長いトンネル」になっていませんか?
例えば、「会社名」「担当者名」「電話番号」「メールアドレス」「郵便番号」「住所」「部署名」「役職」「業種」「質問内容」…と、たくさんの項目をずらりと並べていませんか?
お客様は、「ちょっと質問したいだけなのに、なんでこんなにたくさん書かなきゃいけないんだ?」と感じてしまいます。
特に、初めて問い合わせをするお客様は、まだあなたの会社への信頼度が低い状態です。
そんな時に、たくさんの個人情報を要求されると、「個人情報を抜き取られるんじゃないか?」とか「しつこい営業電話がかかってくるんじゃないか?」と、不安に感じてしまうこともあります。
本当に必要な項目は何か、もう一度見直してみてください。
まずは「お名前」と「メールアドレス」、そして「質問内容」だけでも、お客様は気軽に問い合わせてくれるかもしれません。
必要な情報は、後から丁寧なやり取りの中で聞くこともできますよね。
お客様の「面倒くさい」という気持ちを、できるだけ減らしてあげることが、問い合わせ数を増やす秘訣です。
「何を」問い合わせればいいのか、わからない
問い合わせフォームの入力項目が少ないのは良いことですが、一方で「質問内容」の欄が自由記述だけだと、お客様が困ってしまうこともあります。
「具体的に何を質問すればいいんだろう…?」
「こんなこと聞いてもいいのかな?」
特に初めてサービスを利用するお客様は、何から聞けばいいか分からず、結局問い合わせを諦めてしまうことがあります。
例えば、「具体的な質問内容」の欄に、「(例:〇〇のサービスについて聞きたい、見積もりをお願いしたい、〇〇の課題を相談したいなど)」といった、簡単な例文を添えてあげるだけでも、お客様は安心して入力しやすくなります。
また、問い合わせる前に「よくある質問(FAQ)」のページを充実させておくことも大切です。
お客様が抱きそうな疑問に、あらかじめ答えておくことで、問い合わせのハードルを下げることができます。
お客様が「何を求めているのか」「どんな情報を知りたいのか」を想像し、先回りして手助けしてあげる。
これもまた、お客様に寄り添う「謙虚な姿勢」の表れです。
第2章:顧客が主役!あなたのサイトは「お客様目線」になっていますか? ~謙虚マインドの基本~
第1章で、見栄えがいいだけでは問い合わせが来ない理由と、自己満足に陥りがちな落とし穴についてお話ししました。
この章では、もっと深く、「お客様が主役」という謙虚マインドをどうやってホームページ作りに活かしていくか、具体的な考え方をお伝えしていきます。
あなたのホームページを、お客様にとって「最高のパートナー」に変えるためのヒントが満載です。
お客様の「心の声」に耳を傾けることから始めましょう。
お客様は「何に困って」あなたのサイトに来たの?
お客様があなたのホームページを訪れた時、そこには必ず「何かを解決したい」「何かを知りたい」という気持ちがあります。
この「困りごと」や「知りたいこと」を、お客様は心の中に抱えています。
あなたのホームページは、そのお客様の「心の声」に、ちゃんと答えてあげられていますか?
お客様の「心の声」を聞くための3つの質問
お客様の心の声を聞く、と言っても、実際に話を聞くのは難しいですよね。
でも、ホームページを作る時や改善する時に、次の3つの質問を自分に問いかけてみてください。
- お客様は、どんな「悩み」や「困りごと」を抱えて、うちのサイトにたどり着いたんだろう?
例えば、あなたが「業務用エアコンの修理」をしている会社だとします。
お客様は「エアコンが急に動かなくなった!」「冷房が効かない!」「どこに頼めばいいか分からない!」といった、切羽詰まった状況で検索しているかもしれません。
もし、あなたのサイトが「最新の省エネ技術!」とか「当社の歴史」といった情報ばかりだと、お客様の「今すぐ困っていること」には答えてあげられませんよね。
まずは、お客様が抱えているであろう、一番大きな「痛み」を想像してみましょう。
- その悩みを解決するために、お客様はどんな「情報」を求めているんだろう?
エアコン修理の例で言えば、「すぐに来てくれるのか?」「費用はどれくらいかかるのか?」「どんなメーカーでも対応できるのか?」「修理期間は?」といった情報が知りたいはずです。
お客様は、あなたの会社の「技術力」や「実績」を知りたい前に、まず「自分の困りごとを解決してくれるのか」という具体的な情報を求めています。
「お客様の声」や「よくある質問」のページも、この視点で作ると、お客様が本当に欲しい情報を提供できます。
- お客様は、その情報を手に入れた後、どうなりたいと思っているんだろう?
エアコン修理のお客様は、「エアコンが直って、快適な環境に戻りたい」と願っています。
あなたの会社の商品やサービスは、お客様にどんな「未来」を提供できるのか。
その「未来」を、お客様が想像しやすいように伝えてあげることが大切です。
ただ「修理します」だけでなく、「修理が終われば、また快適な環境で仕事に集中できますよ」といった、お客様の感情に寄り添う言葉を添えてみましょう。
これらの質問に答えることで、あなたのホームページが「誰のために、どんな情報を、どう見せるべきか」が、はっきりと見えてくるはずです。
あなたの会社の商品は「お客様のどんな悩み」を解決するのか
私たちはつい、「うちの商品はこんなに素晴らしい!」と、商品の機能や性能をアピールしがちです。
もちろん、それは大事なこと。
でも、お客様が本当に知りたいのは、その商品が「自分にとってどんな良いことをもたらしてくれるのか」です。
例えば、あなたが「高性能な業務管理ソフト」を販売しているとします。
「最新のAI技術を搭載し、データ処理速度が30%向上!」とアピールするよりも、
「このソフトを使えば、日々の面倒なデータ入力作業が半分になり、残業時間が減らせます。その分、もっと大切な仕事に集中できるようになりますよ!」
と伝えた方が、お客様は「あ、これならうちの会社の悩みを解決してくれるかも!」と、自分ごととして捉えてくれます。
お客様は、ドリルが欲しいのではなく、「穴」が欲しいのです。
あなたの会社の商品は、お客様のどんな「穴」を埋めてあげられるのか。
その視点に立って、ホームページの言葉や内容を見直してみてください。
商品の説明文の前に、まずは「こんなお悩みありませんか?」というお客様への問いかけから始めてみるのも良い方法です。
お客様が「次に何をしたいか」を想像する
お客様があなたのホームページを訪れたとき、彼らは常に「次の一歩」を探しています。
情報を読んだ後、次に何をすればいいのか、どこへ進めばいいのかを、あなたのサイトが明確に示してあげる必要があります。
まるで、美術館で展示を見た人が、次にどの部屋に行けばいいか、出口はどこか、カフェはどこにあるかを知りたいのと同じです。
あなたのサイトは、お客様を迷子にしていませんか?
「この情報を見たら、次は何を知りたいだろう?」
お客様が特定のページを読んだ後、「きっと次はこれを知りたいだろうな」と先回りして考えて、次の情報を提示してあげましょう。
例えば、「サービス内容」のページを読み終えたお客様は、次にどんな情報を求めているでしょうか?
- 「料金はいくらくらいかかるんだろう?」→料金プランのページへのリンク
- 「うちの会社にも当てはまるのかな?」→導入事例やお客様の声のページへのリンク
- 「もう少し詳しく話を聞きたいな」→問い合わせフォームへのボタン
- 「資料でじっくり検討したいな」→資料ダウンロードのボタン
このように、お客様の思考の流れを想像して、それぞれのページの最後に「次のお客様が喜ぶ情報」への導線をしっかりと用意してあげることが大切です。
「読んだら終わり」ではなく、「読んだら次へ進める」ように、親切な案内役になりましょう。
「問い合わせ」までの道のりをスムーズにするには?
お客様が「よし、問い合わせよう!」と思ってくれた瞬間は、とても貴重です。
その貴重な機会を逃さないために、問い合わせまでの道のりを、できる限りスムーズにしてあげましょう。
たとえば、サイトのどのページからでも、すぐに「お問い合わせ」のボタンが見つかるように、ヘッダー(サイトの一番上の部分)やフッター(サイトの一番下の部分)に常に表示しておくのは基本中の基本です。
また、ボタンの言葉も重要です。
「CONTACT」という英語よりも、「お問い合わせはこちら」「無料相談する」「資料請求」といった、お客様が直感的に理解できる日本語の方が、迷わずクリックしてもらえます。
さらに、問い合わせフォームにたどり着くまでのクリック数を減らすことも大切です。
「サービスページ」→「料金ページ」→「お問い合わせページ」と、何回もクリックさせられると、途中で面倒になってしまうお客様もいます。
もし可能であれば、サービス紹介の途中に「このサービスについて詳しく聞きたい方はこちら」といった形で、直接問い合わせフォームへ飛べるボタンを設置するのも効果的です。
お客様がスムーズにゴールへたどり着けるように、まるでレッドカーペットを敷いてあげるような気持ちで、導線を設計しましょう。
お客様の「不安」をなくしてあげる工夫
お客様が問い合わせをためらう一番の理由、それは「不安」です。
「本当にこの会社で大丈夫かな?」
「変な営業をされないかな?」
「費用がどれくらいかかるか分からなくて怖いな…」
これらの不安を、あなたのホームページが先回りして取り除いてあげることで、お客様は安心して次の一歩を踏み出せるようになります。
価格がわからない、納期が不明…不安要素を減らそう
多くのホームページでよくあるのが、「価格は要問い合わせ」としか書かれていないケースです。
もちろん、サービス内容によって価格が大きく変わることは理解できます。
しかし、お客様からすると「いくらかかるか分からないから、問い合わせるのも怖い」と感じてしまいます。
もし具体的な価格を提示できない場合でも、
- 「〇〇円から」という最低価格の目安を示す
- 「一般的なケースでは〇〇円〜〇〇円くらいです」と幅を持たせて提示する
- 「見積もりは無料です」と明記する
- 「料金プランの例」として、いくつかのコースを提示する
といった工夫をするだけでも、お客様の不安は大きく軽減されます。
納期や対応可能エリア、対応時間なども同様です。
「いつまでに納品されるのか」「自分の住んでいる地域でも対応してくれるのか」といった情報は、お客様が購入を決める上で非常に重要な判断材料となります。
お客様が「知りたいだろうな」と思う情報は、できるだけ隠さずに、明確に伝えてあげましょう。
透明性を高めることが、お客様からの信頼につながります。
お客様の「よくある質問」に先に答えてあげよう
お客様が問い合わせる前に、どんな疑問を抱くかを想像し、それらを「よくある質問(FAQ)」のページにまとめておくことは、非常に効果的です。
これは、あなたがお客様の立場に立って、「もし私がこのサービスを利用するとしたら、どんなことが気になるだろう?」と考える謙虚な姿勢の表れです。
例えば、
- 「契約後、どれくらいの期間でサービスを開始できますか?」
- 「対応エリアはどこまでですか?」
- 「支払い方法はどのようなものがありますか?」
- 「他社との違いは何ですか?」
- 「アフターサポートはありますか?」
といった、実際に問い合わせでよく聞かれる質問をリストアップし、分かりやすく簡潔に答えてあげましょう。
「よくある質問」のページが充実していると、お客様は自分で疑問を解決できるため、安心して次のステップに進めます。
また、あなたの会社側も、問い合わせ対応の時間を減らすことができ、効率アップにもつながります。
お客様の「?」を先回りして「!」に変えてあげる。
これが、お客様の不安を取り除き、問い合わせへと繋げるための、謙虚なウェブサイトの重要な役割なんです。
第3章:見栄えは二の次!データが教えてくれる「本当の課題」を見つけよう ~謙虚なサイトの武器~
ここまで、ホームページが見た目だけではうまくいかない理由や、お客様の気持ちに寄り添う大切さについてお話ししてきました。
この章からは、いよいよ具体的な「改善」に向けて、最も強力な武器となる「データ」の話に入っていきます。
「データって聞くと、なんか難しそう…」と感じるかもしれませんね。
でも大丈夫です。私たち「合同会社謙虚」は、データ分析を「サイトの健康診断」だと考えています。
難しく考える必要は全くありません。あなたのサイトが今、どんな状態なのかを客観的に見て、どこを直せばもっと良くなるのかを、データがそっと教えてくれるんです。
「見栄えよりデータ」という謙虚な考え方で、あなたのサイトの「本当の課題」を見つけ出しましょう。
「なんとなく」や「好み」を捨てる勇気
ホームページの改善を考えるとき、私たちはつい「なんとなく、ここを直したら良さそう」とか、「個人的にはこの色が好きだから、変えたいな」といった、あいまいな感覚や自分の好みに流されがちです。
しかし、これは「自己満足」の罠に逆戻りしてしまう危険な考え方です。
あなたの「こうしたい」より、お客様の「こうしてほしい」
人間ですから、「こうしたい」というこだわりがあるのは当然です。
特に、自分の会社や商品・サービスに関することなら、なおさら「こうあるべきだ」という強い思いがあるでしょう。
でも、思い出してください。
あなたのホームページの主役は、あなたではなく「お客様」です。
例えば、あなたが作ったサイトのボタンが、あなたの会社のイメージカラーである青色だとします。
あなたは「この青が一番かっこいい!」と思っているかもしれません。
しかし、お客様がその青いボタンを「ただの飾り」だと思ってしまい、全然クリックしてくれないとしたら、どうでしょう?
もしデータが「この青いボタンよりも、もっと目立つオレンジ色のボタンの方が、お客様はたくさんクリックしてくれる」と教えてくれたら?
その時、「でも、うちの会社のカラーは青だから…」と、自分のこだわりを優先してしまいますか?
それとも、「お客様がたくさん問い合わせてくれるなら、オレンジ色に変えてみよう!」と、お客様の「こうしてほしい」に耳を傾けますか?
「なんとなく」や「好み」を捨てる勇気は、お客様の気持ちを一番に考える「謙虚な姿勢」そのものです。
データは、あなたのこだわりや思い込みを一度横に置いて、お客様が本当に求めていることを教えてくれる、貴重なメッセージなんです。
データは嘘をつかない、だから謙虚になれる
データは、感情を持っていませんし、誰かに忖度することもありません。
ただひたすらに、あなたのホームページを訪れたお客様の「行動の記録」を淡々と教えてくれます。
「このページはたくさんの人が見てくれたけど、すぐにみんな帰ってしまったな…」
「このボタンは、あまりクリックされていないな…」
「このサービスの説明ページは、最後までじっくり読まれているぞ!」
データが教えてくれるのは、こうした「事実」です。
この事実を目の当たりにすると、「あれ?私が思っていたのと違うな…」と感じることがよくあります。
でも、それでいいんです。
むしろ、「自分の考えが全てではない」と気づかせてくれるデータこそが、私たちを「謙虚」にしてくれます。
「データがこう言っているなら、自分の考えを改めて、お客様の声に耳を傾けよう」
このように思えるようになったら、あなたのサイト改善は大きく前進した証拠です。
データは、あなたの「先生」であり、お客様の「代弁者」なのです。
データを味方につけるメリットとは?
「データ、データって言うけど、具体的にどんな良いことがあるの?」
そう思いますよね。データを活用することには、あなたのビジネスにとって、たくさんのメリットがあります。
特に、時間やお金が限られている中小企業の経営者さんやウェブ担当者さんにとって、データは最高の味方になってくれます。
「どこを直せばいいか」がハッキリわかる
ホームページの改善をしようと思っても、「どこから手をつければいいか分からない」と悩むことはありませんか?
サイト全体をガラッと変えるのは、時間もお金もかかりますし、本当にそれが正しいのか不安になりますよね。
ここでデータが役立ちます。
例えば、データが「問い合わせフォームのページにたどり着いた人の半分以上が、入力途中でサイトを閉じている」という事実を教えてくれたとします。
そうすれば、「あ、問い合わせフォームに問題があるんだな」と、改善すべき場所がピンポイントで分かりますよね。
「なんとなく」でサイト全体をいじるのではなく、「ここを直せば効果が出そうだ!」という場所が明確になるので、無駄な労力や費用をかけずに、効率的に改善を進めることができます。
データは、あなたの改善活動の「地図」になってくれるんです。
「効果があったか」が数字でわかるから、迷わない
せっかくホームページを改善しても、「本当にこれで良くなったのかな?」と、不安になることはありませんか?
「問い合わせがちょっと増えた気がするけど、たまたまかな?」なんて、モヤモヤすることもあるでしょう。
データを使えば、改善の「効果」を数字ではっきりと確認できます。
例えば、問い合わせフォームの項目を減らした後で、データが「フォームにたどり着いた人のうち、問い合わせを完了する人の割合が、以前より10%増えた!」と教えてくれたら、どうでしょう?
これはもう、疑いようのない「成功」ですよね。
「この改善は効果があったんだ!」と自信を持って言えますし、次の改善策を考える上での「成功体験」にもなります。
逆に、「改善したのに、問い合わせが増えなかった…」という結果が出たとしても、それは決して「失敗」ではありません。
「この方法は効果がなかったんだな」という新しい「気づき」を得られたわけです。
データは、あなたの改善活動が正しい方向に向かっているか、それとも別の方法を試すべきかを、客観的な数字で教えてくれる「評価者」でもあるのです。
データ分析は「健康診断」と同じ!定期的なチェックでサイトを強くする
私たちの体と同じように、ホームページも放っておくと、だんだん調子が悪くなっていくことがあります。
「最近、問い合わせが減ったな」「なんかサイトの動きが重い気がする」といった、漠然とした不調を感じることもあるでしょう。
そんな時、私たちは病院に行って健康診断を受けますよね。
身長や体重、血液検査など、様々な数値を測ってもらい、「どこが良くて、どこに改善の余地があるのか」を専門家に見てもらいます。
ホームページのデータ分析も、全く同じです。
定期的にデータを見て、あなたのサイトが「健康な状態」かどうかをチェックする。
そして、もし「ちょっと調子が悪いな」という部分が見つかったら、そこを集中的にケアしてあげる。
これを繰り返すことで、あなたのホームページはどんどん強く、お客様にとって使いやすい、そして「売れる」サイトへと成長していきます。
一度データを見て終わり、ではありません。
お客様の興味や世の中の状況は常に変わっていくものですから、あなたのサイトもそれに合わせて、常に変化し続ける必要があります。
データ分析は、一度やったら終わり、ではなく、「継続する健康診断」だと考えてください。
この習慣が、あなたのサイトを長く、そして力強く動かし続ける秘訣になります。
第4章:難しくない!今日から始めるデータ分析の第一歩 ~Googleアナリティクスを使いこなす~
「データ分析って、やっぱり難しそう…」
「専門のツールとか、使いこなせる自信がない…」
もしあなたが今、そう思っているとしても、心配はいりません。
この章では、データ分析の第一歩として、誰でも無料で簡単に始められる「Googleアナリティクス」というツールの使い方を、中学生でもわかる言葉で解説していきます。
「Googleアナリティクス」は、あなたのサイトの「健康診断書」を自動で作ってくれる、とても便利なツールです。
まずは、たった3つの数字を見ることから始めて、あなたのサイトの「お客様の足跡」を読み解く楽しさを体験してみましょう。
まずはこれだけ!「Googleアナリティクス」って何?
Googleアナリティクスとは、一言で言うと、「あなたのホームページを訪れたお客様が、どんな風にサイトを使ったのか」を記録してくれる、無料のツールです。
まるで、お店の入り口に立って、お客様がどこから来て、どこの棚を見て、どれくらいの時間お店にいて、何を買わずに帰ってしまったのかを、こっそり観察しているようなもの。
でも、実際にお客様を観察するわけにはいきませんよね。
その代わりに、Googleアナリティクスが、お客様の「足跡」をデータとして残してくれるんです。
無料で使える「サイトのお医者さん」
このGoogleアナリティクス、すごいことに、誰でも無料で使うことができます。
専門の分析ツールだと何十万円もすることもありますが、Googleが提供しているこのツールは、中小企業の皆さんにとって、本当に心強い味方です。
あなたのサイトの「お医者さん」として、どこが元気で、どこがちょっと風邪気味なのかを教えてくれる、頼れる存在だと思ってください。
そして、お医者さんが病気を治してくれるように、Googleアナリティクスが教えてくれた課題をもとに、あなたのサイトを健康な状態へと導くことができるのです。
設定は意外と簡単!まずはアカウントを作ってみよう
「でも、設定が難しそう…」と思うかもしれませんね。
でも、安心してください。
WordPressを使っているなら、ほとんどの場合、簡単な手順で設定できます。
まずは、Googleアカウント(Gmailを使っているなら、それがGoogleアカウントです)があれば、すぐにGoogleアナリティクスのアカウントを作ることができます。
手順としては、
- Googleアナリティクスのサイトにアクセスして、アカウントを作る。
- あなたのホームページの情報を登録する。
- Googleアナリティクスが発行する「追跡コード」という短いプログラムを、あなたのホームページに貼り付ける。
これだけです。
3番目の「追跡コードを貼り付ける」部分が少し専門的に感じるかもしれませんが、WordPressを使っているなら、専用のプラグイン(WordPressの機能を増やす追加プログラム)を使えば、数クリックで簡単に設定できます。
もし分からなければ、詳しい人にちょっと手伝ってもらうだけでも大丈夫です。
一度設定してしまえば、あとは自動でデータがたまっていくので、まずはこの「最初の一歩」を踏み出してみましょう。
見るべきはたった3つの数字!サイトの健康状態をチェック!
Googleアナリティクスには、たくさんの数字やグラフが表示されます。
最初は、その情報量の多さに圧倒されてしまうかもしれません。
でも、大丈夫です!
まずは、サイトの健康状態をざっくりと把握するために、たった3つ(+α)の数字に注目することから始めましょう。
これらを見れば、あなたのサイトがお客様にどう使われているか、大まかな傾向が見えてきます。
【数字1】「サイトに来てくれた人の数(ユーザー数)」:あなたのサイトはどれくらい見られている?
これは、あなたのホームページを訪れてくれた「お客様の人数」だと思ってください。
一人の人が何回かサイトを訪れても、「ユーザー数」としては「1人」としてカウントされます。(厳密には少し違いますが、最初はこれでOKです)
この数字が多ければ多いほど、たくさんの人があなたのサイトに興味を持ってくれている、ということになります。
お店に例えるなら、「今日、何人のお客さんがお店に入ってくれたか」という数字ですね。
まずは、この数字が日々、週ごと、月ごとにどう変わっているかを見てみましょう。
急に増えたり減ったりしていないか、季節によって変動がないかなどをチェックすると、お客様の動きが見えてきます。
【数字2】「どこから来たか(参照元)」:お客様はどこからあなたのサイトを見つけた?
お客様があなたのサイトにたどり着くには、いくつかの「入り口」があります。
- GoogleやYahoo!などの検索サイトから来た(検索)
- 他の会社のブログやニュースサイトに貼られたリンクをクリックして来た(参照)
- SNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)から来た(ソーシャル)
- 直接アドレスを入力して来た、またはお気に入りから来た(ダイレクト)
この「参照元」という数字を見れば、「お客様は、どこであなたのサイトを見つけてくれているのか」が分かります。
もし、「検索」からの訪問が多ければ、検索サイトで上位に表示されるような対策(SEO対策といいます)がうまくいっている証拠かもしれません。
逆に、SNSからの訪問が少なければ、「もっとSNSで情報発信を頑張ろうかな」というヒントになりますよね。
お客様がどこから来てくれているかを知ることは、あなたの宣伝活動や情報発信の方向性を考える上で、とても大切な情報です。
【数字3】「どのページを見たか(ページ別閲覧数)」:お客様が興味を持ったページはどこ?
お客様があなたのサイトに来て、どのページを一番よく見てくれているのか、という数字です。
お店に例えるなら、「お客さんが、お店の中でどこの棚を一番じっくり見てくれたか」という情報ですね。
この数字を見れば、「お客様が何に一番興味を持っているのか」が分かります。
例えば、「サービスAの紹介ページ」の閲覧数が圧倒的に多いなら、そのサービスがお客様のニーズに合っている可能性が高いです。
逆に、力を入れて作ったはずの「会社概要」のページがあまり見られていないなら、お客様は「会社の情報」よりも「具体的なサービス内容」に興味があるのかもしれません。
お客様が本当に知りたい情報、興味を持っている内容に合わせて、ホームページの構成やコンテンツを調整するヒントになります。
【追加】「すぐに帰ってしまった人の割合(直帰率)」:お客様はすぐにがっかりして帰ってない?
これは、あなたのサイトに訪れたお客様が、「最初のページだけを見て、他のページには行かずにすぐにサイトを閉じてしまった割合」を示す数字です。
お店に例えるなら、「入り口まで来たけど、すぐに『違うな』と思ってお店を出てしまったお客さんの割合」ですね。
直帰率が高いということは、お客様があなたのサイトに魅力を感じなかったか、求めている情報が見つからなかった、という可能性が高いです。
例えば、あるページの直帰率が異常に高ければ、「そのページのタイトルや内容が、お客様の期待とズレているのかもしれない」とか、「ページが読みにくい、分かりにくいのかもしれない」といった改善のヒントが見えてきます。
直帰率を減らすことは、お客様にあなたのサイトをもっと深く見てもらうために、とても大切なことなんです。
【追加】「どこまでスクロールしたか(ヒートマップの導入検討)」:お客様はどこまで読んでくれている?
これはGoogleアナリティクスだけでは見られない情報ですが、とても役立つので、ぜひ知っておいてほしいです。
「ヒートマップ」というツールを使うと、お客様があなたのページのどこまでを読んだのか、どこをよくクリックしたのか、まるで熱(ヒート)のように色で表示してくれます。
「このページの真ん中あたりで、お客様のほとんどが読むのをやめてしまっているな」とか、「この画像はみんなクリックしているけど、どこにも飛ばないからガッカリしているかもしれない」といったことが、視覚的に分かります。
無料のヒートマップツールもあるので、もし余裕があれば導入を検討してみるのも良いでしょう。
お客様の「目の動き」や「指の動き」を想像することで、もっとお客様に寄り添ったページ作りができるようになります。
問い合わせにつながる「目標設定」をしてみよう
データを見るだけでは、もったいないです。
データ分析を「問い合わせを増やす」というあなたの最終目標に結びつけるために、「目標設定」をしてみましょう。
これは、Googleアナリティクスの中で設定できる機能です。
「問い合わせ完了」をゴールにするには?
あなたのホームページの最終目標は、多くの場合、「問い合わせ」や「資料請求」「購入」などですよね。
Googleアナリティクスでは、「お客様が問い合わせフォームを送信して、ありがとうページ(サンクスページ)にたどり着いたら、それを『目標達成!』とカウントする」という設定ができます。
そうすることで、「今月は〇件の問い合わせがあった!」という数字が、Googleアナリティクスのレポートに表示されるようになります。
この数字があれば、「先月より問い合わせが増えたな!」「この改善策のおかげで問い合わせが増えたぞ!」と、成果をはっきりと確認できるようになります。
自分のサイトが、どれだけビジネスの成果に貢献しているかを数字で見られるようになるので、モチベーションも上がりますよ。
小さな「中間目標」を見つけよう(資料ダウンロード、特定ページ閲覧など)
「問い合わせ」は最終的なゴールですが、その手前にもいくつか「お客様が次に進んでくれたら嬉しいな」という小さなステップがありますよね。
例えば、
- サービス紹介ページをじっくり見てくれた
- 資料ダウンロードをしてくれた
- 「お客様の声」のページを見てくれた
- 特定の動画を再生してくれた
これらも「中間目標」として設定することができます。
「問い合わせはまだ来ていないけど、資料ダウンロードはたくさんされているぞ!」といったことが分かれば、お客様が「興味はあるけど、まだ問い合わせまでは…」という状態であることが想像できますよね。
そうすれば、「資料ダウンロードしてくれたお客様に、後日メールでフォローアップしてみようかな」とか、「資料ダウンロードのページに、もっと問い合わせを促す言葉を追加してみよう」といった、次の具体的なアクションが見えてきます。
小さな目標を一つ一つ達成していくことで、最終的な「問い合わせ」という大きなゴールに近づくことができるのです。
データは、あなたのサイトがお客様にどれだけ愛されているか、そしてどこに改善のチャンスが隠れているかを教えてくれる、最高のパートナーです。
難しく考えずに、まずは「見てみる」ことから始めてみましょう。
第5章:無限のABテスト!小さな改善を積み重ねて「売れるサイト」へ ~PDCAサイクルを回そう~
第4章で、Googleアナリティクスを使ってあなたのサイトの健康状態をチェックする方法を学びましたね。
データが教えてくれた「課題」を前に、「さあ、どうやって直そうか?」とワクワクしている頃かもしれません。
この章では、その「課題」を具体的にどうやって改善していくのか、私たち「合同会社謙虚」が最も大切にしている考え方の一つ、「無限のABテスト」についてお話しします。
「無限」なんて聞くと、大変そうに感じるかもしれませんが、これは「一度で完璧を目指さなくていいんだよ」という、とても謙虚で現実的なアプローチなんです。
小さな改善をコツコツと積み重ねていくことで、あなたのサイトは必ず「売れるサイト」へと変わっていきます。
「ABテスト」って何?なぜ必要なの?
ABテストとは、簡単に言うと、「二つの違うパターンを用意して、どちらがお客様に良い反応をもらえるか試してみること」です。
例えば、ホームページの「問い合わせボタン」の色を、「青」と「オレンジ」の二種類作って、どちらのボタンがより多くクリックされるかを比べてみる、といったことを指します。
なぜこんなことをするのか?それは、私たちの「思い込み」や「好み」ではなく、「お客様の実際の行動」に基づいて、より良いものを選びたいからです。
「どっちがいいか」を試して決める賢い方法
もしあなたが、「問い合わせボタンの色は、青とオレンジ、どっちがいいかな?」と悩んだ時、どうしますか?
友達に聞いたり、デザインの本を読んだりするのも良いですが、一番確実なのは「実際に試してみる」ことです。
ABテストは、まさにそれをホームページ上で実践する賢い方法です。
サイトを訪れたお客様の半分には青いボタンを見せ、もう半分にはオレンジ色のボタンを見せる。
そして、どちらのボタンがより多くクリックされたかをデータで確認するのです。
結果として、もしオレンジ色のボタンの方がクリック数が多かったとすれば、「お客様はオレンジ色のボタンの方が、問い合わせボタンだと認識しやすいんだな」という新しい発見が得られます。
このように、ABテストは「どっちがいいか」を、お客様自身に「投票」してもらうようなもの。
お客様の生の反応を直接知ることができる、非常にパワフルなツールなんです。
一度で完璧を目指さない!失敗は成功のもと
私たちはつい、「一度で最高のホームページを作りたい!」とか、「一度の改善で劇的に問い合わせを増やしたい!」と思ってしまいがちです。
でも、インターネットの世界は常に変化していますし、お客様の気持ちも移り変わるものです。
だから、「一度で完璧」なんてことは、まずありえません。
ABテストは、「最初はうまくいかなくても大丈夫だよ」と教えてくれます。
例えば、ボタンの色をオレンジに変えてみたけど、思ったほどクリック数が増えなかった…という結果が出たとしても、それは「失敗」ではありません。
「この色は、お客様には響かなかったんだな」という貴重な「学び」を得られたわけです。
その学びを次に活かせばいいだけです。今度は、「ボタンの文言を変えてみようかな」「ボタンの形を変えてみようかな」と、次のテストのアイデアが生まれてきます。
「失敗は成功のもと」とはよく言いますが、ABテストはまさにそれを実践するための、謙虚で前向きな姿勢を育んでくれる方法なんです。
データから見つけた課題を「仮説」に変える
Googleアナリティクスでデータを見た後、「ふむふむ、うちのサイトのここが課題だな」と気づきましたよね。
その「課題」を、ABテストで試せる「仮説」に変えることが、次のステップです。
「このボタンの色を変えたらクリックが増えるかも?」
例えば、データで「問い合わせボタンのクリック数が少ない」という課題が見つかったとします。
この課題に対して、「もしかしたら、ボタンの色が目立たないからクリックされていないのかもしれない」という「仮説」を立ててみましょう。
そして、「ボタンの色を、もっと目立つ赤やオレンジに変えたら、クリック数が増えるのではないか?」と具体的に考えてみるのです。
これが、ABテストの「Aパターン」と「Bパターン」のアイデアになります。
「なんとなく」ではなく、データという根拠に基づいて「仮説」を立てることが、改善の精度を高めます。
「この文章をもっと短くしたら読んでもらえるかも?」
別の例です。データで「このサービス説明のページは、たくさんの人が訪れるけど、すぐに直帰してしまう(すぐに帰ってしまう)人が多い」という課題が見つかったとします。
この課題に対して、「もしかしたら、文章が長すぎて、読むのが大変だと感じているのかもしれない」という仮説を立てられます。
そうであれば、「この文章を、箇条書きにしたり、もっと短く分かりやすい言葉にしたりしたら、最後まで読んでもらえるのではないか?」という仮説を立てて、ABテストをしてみる価値があります。
お客様の「足跡」から見えてくる課題に対して、「こうしたらお客様はもっと喜んでくれるんじゃないかな?」という「問いかけ」を立てるイメージです。
小さな改善を繰り返す「PDCAサイクル」の回し方
ABテストは、「PDCAサイクル」という考え方の一部です。
PDCAサイクルとは、ビジネスの世界でよく使われる「改善の仕組み」のこと。
これを繰り返すことで、あなたのサイトはどんどん良くなっていきます。
P(計画):仮説を立てて、何をテストするか決める
まず、Googleアナリティクスで得たデータから「課題」を見つけ、それに対する「仮説」を立てます。
「問い合わせフォームのボタンが目立たないから、色を変えたらクリック数が増えるはずだ」といった具合ですね。
そして、「どのページで、何と何を比べて、どんな数字を見たら、良くなったか悪くなったかが分かるか」を具体的に計画します。
例えば、「トップページの問い合わせボタンの色を、現在の青からオレンジに変え、1週間後にクリック率を比較する」といった具合です。
D(実行):テストを実際にやってみる
計画が決まったら、実際にテストを実行します。
ABテスト用のツールを使えば、お客様の半分には元の青いボタンを、もう半分にはオレンジ色のボタンを自動的に表示してくれます。
あなたは、ただテストが動いているのを待つだけです。
この「実行」の段階では、焦らず、データが集まるまでじっと待つことが大切です。
C(評価):データを見て、結果はどうだったか確認する
テスト期間が終わったら、Googleアナリティクスなどのツールを使って、結果を確認します。
「オレンジ色のボタンの方が、青いボタンよりもクリック率が〇%高かった!」というような、具体的な数字で評価します。
もし、クリック率が上がっていれば、「この改善は効果があった」と判断できますね。
逆に、あまり変わらなかったり、下がってしまったりしても、それはそれで大切な情報です。
「なぜ効果がなかったのか?」「お客様はなぜこう行動したのか?」と、謙虚に結果を受け止め、考えることが重要です。
A(改善):結果をもとに、次の一手を考える
評価の結果を受けて、次の行動を考えます。
もしオレンジ色のボタンが良かったなら、今度はそのオレンジ色のボタンを「標準」として、さらに別の改善(例えば、ボタンの文言を変えるなど)を試してみる。
もし効果がなかったなら、「ボタンの色だけではダメだった。今度は、ボタンの周りの文章を変えてみようかな」と、別の仮説を立てて、またP(計画)に戻る、という具合です。
このPDCAサイクルを、「無限に」回し続けること。
これが、お客様のニーズに常に応え続け、変化に対応できる「売れるサイト」を作り上げる秘訣です。
一度で完璧を目指すのではなく、常に「もっと良くなるはずだ」という謙虚な気持ちで、小さな改善を続けていきましょう。
問い合わせフォームの改善アイデア5選
第1章でも触れましたが、問い合わせフォームは、お客様との最後の接点であり、非常に重要な場所です。
ここでつまずいてしまうと、これまでの努力が水の泡になってしまいます。
データで「問い合わせフォームでの離脱が多い」という課題が見つかった時に、試してほしい改善アイデアを5つご紹介します。
1.入力項目を減らす、必須項目をわかりやすくする
最も効果的な改善の一つです。
本当に今すぐ必要な情報だけを尋ねるように、入力項目をできる限り減らしましょう。
例えば、最初は「お名前」「メールアドレス」「質問内容」だけでも良いかもしれません。
また、必須項目には「必須」と赤文字で分かりやすく表示し、お客様が迷わないように工夫しましょう。
2.エラー表示を親切にする
お客様が入力ミスをした時、「エラーが発生しました」とだけ表示されても、どこを直せばいいか分かりません。
「メールアドレスの形式が間違っています」とか、「電話番号は数字で入力してください」など、具体的にどこをどう直せばいいのかを優しく教えてあげる表示にしましょう。
お客様のイライラを減らすことが大切です。
3.入力例を表示する
「お名前」の欄に「例:山田太郎」と表示したり、「電話番号」の欄に「例:090-1234-5678」と表示したりすることで、お客様は迷わず入力できます。
特に、入力形式が指定されている項目(電話番号のハイフンの有無など)では、入力例があると親切です。
4.個人情報保護方針の表示場所
お客様は、個人情報を入力することに少なからず不安を感じています。
「個人情報保護方針」や「プライバシーポリシー」へのリンクを、問い合わせフォームのすぐ近くに、分かりやすく表示しましょう。
「ご入力いただいた個人情報は、お問い合わせへの回答のみに利用いたします」といった一文を添えるだけでも、お客様は安心して入力できます。
5.サンクスページで次に繋げる工夫
問い合わせが完了した後に表示される「お問い合わせありがとうございました!」というページ(サンクスページと言います)も、実はとても大切です。
ただ「完了しました」と表示するだけでなく、「〇営業日以内にご連絡いたします」といった具体的な対応スケジュールを伝えたり、「弊社の他のサービスもぜひご覧ください」と関連ページへのリンクを貼ったりすることで、お客様との関係をさらに深めることができます。
お客様が「問い合わせてよかったな」と感じ、次の行動につながるような工夫を凝らしましょう。
サイトの文章(コンテンツ)改善アイデア5選
デザインと同じくらい、いや、それ以上に大切なのが、サイトに書かれている「文章(コンテンツ)」です。
お客様は、文章を読んであなたの会社やサービスを理解し、問い合わせるかどうかを判断します。
データで「このページの滞在時間が短い」「あまりスクロールされていない」といった課題が見つかった時に、試してほしい文章改善アイデアを5つご紹介します。
1.専門用語を「中学生でもわかる言葉」に翻訳する
これは何度でも言いたい、最も重要なポイントです。
あなたの会社の専門用語は、お客様にとっては「暗号」と同じです。
「〇〇を導入することで、御社のDXを推進し、レガシーシステムからの脱却を支援します」と書くよりも、
「この新しい仕組みを使えば、今まで手作業だった面倒な仕事を、パソコンが自動でやってくれるようになります。古いシステムで困っていたことも、スッキリ解決できますよ!」
といったように、お客様が「なるほど!」と頭の中でイメージできる言葉に置き換えましょう。
お客様の目線に立って、優しく語りかけるような文章を心がけてください。
2.お客様の「悩み」と「解決策」をセットで提示する
「こんなお悩みありませんか?」とお客様の心の中の困り事を提示し、その直後に「その悩み、うちのサービスで解決できます!」と、あなたの会社が提供する解決策をセットで提示しましょう。
お客様は、自分の悩みに共感してもらい、その解決策が示されることで、「ここなら何とかしてくれるかも!」と安心感を覚えます。
「うちはこんなことができます!」と一方的に語るよりも、ずっとお客様に響きます。
3.「お客様の声」や「導入事例」で信頼感をアップ
「うちの商品、すごくいいですよ!」とあなたが言うよりも、「この商品を使って、うちの会社はこんなに良くなりました!」と、実際のお客様が言ってくれる方が、何倍も説得力があります。
「お客様の声」や「導入事例」のページを充実させ、具体的な成果やお客様の喜びの声を掲載しましょう。
写真や動画を添えると、さらに信頼感が高まります。
4.箇条書きや太字を上手に使って読みやすくする
ウェブサイトの文章は、新聞や本とは違い、じっくり読まれることは少ないです。
お客様は、ざっと目を通しながら、自分にとって必要な情報を探し出そうとします。
だからこそ、長い文章をだらだらと書くのではなく、伝えたいポイントを箇条書きにしたり、特に重要な部分を太字にしたりして、パッと見て分かりやすいように工夫しましょう。
適度な改行や小見出しも、読みやすさを大きく向上させます。
5.動画や画像を効果的に活用する
文章だけでは伝わりにくいことも、動画や画像を使えば一瞬で伝わることがあります。
例えば、複雑な機械の操作方法や、サービスの流れなどは、動画で説明する方がお客様は理解しやすいでしょう。
また、会社の雰囲気や働いている人の顔が見える写真を載せることで、お客様に安心感や親近感を与えることができます。
「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、視覚的な情報を効果的に取り入れて、お客様の理解を深めましょう。
第6章:Q&A:よくある疑問を解決! ~あなた一人で抱え込まないで~
ここまで、ホームページの改善についてたくさんの情報をお伝えしてきました。
もしかしたら、色々な疑問や不安が湧いてきたかもしれませんね。
この章では、中小企業の経営者さんやウェブ担当者さんからよく聞かれる疑問に、私たち「合同会社謙虚」がお答えしていきます。
一人で抱え込まずに、一緒に解決していきましょう。
「うちの業界は特殊だから…」は本当?
「うちの会社はBtoB(企業間取引)だから、お客様は合理的に判断するし、デザインとか関係ないんだよ」
「うちの業界は専門性が高いから、専門用語を使わないと信頼してもらえない」
このような言葉を耳にすることは、よくあります。
確かに、業界ごとの特性やお客様の行動パターンに違いはあります。
しかし、どんなに特殊な業界であっても、最終的に判断を下すのは「人間」です。
どんな業界でも「お客様」は同じ人間
BtoBの取引であっても、問い合わせをしてくる担当者さんは、一人の人間です。
彼らもまた、「自分の会社の課題を解決したい」「上司に良い報告をしたい」「失敗したくない」といった、様々な感情や不安を抱えています。
そして、彼らがホームページに求めるのは、「自分たちの悩みを理解してくれる会社か」「分かりやすく説明してくれるか」「安心して任せられるか」といった、人間らしい感覚に基づいた情報です。
「うちの業界は特殊だから」という言葉は、もしかしたら「お客様目線に立つのが面倒くさい」「自分のやり方を変えたくない」という気持ちの裏返しになっているのかもしれません。
どんな業界であっても、お客様の「困った」に寄り添い、分かりやすく、親切に情報を提供するという謙虚な姿勢は、必ず相手に伝わります。
謙虚な姿勢は、どんなビジネスにも通用する
私たちが提唱する「謙虚なサイト」とは、お客様の「心の声」に耳を傾け、データに基づいて改善を続けるサイトのことです。
この姿勢は、どんなビジネスにおいても、お客様との信頼関係を築き、長く付き合っていくために不可欠なものです。
あなたの業界がどんなに特殊であっても、「お客様はどんな情報を求めているだろう?」「どうすればもっと安心して問い合わせてくれるだろう?」と考えることは、決して無駄にはなりません。
むしろ、特殊な業界だからこそ、お客様目線に立った分かりやすい情報提供が、競合他社との大きな差別化になることだってあるのです。
「データ分析って難しそう…」と諦めかけているあなたへ
「Googleアナリティクスを開いてみたけど、数字がたくさんありすぎて、どこを見たらいいか分からなかった…」
「専門用語が並んでいて、自分には無理だと思ってしまった」
大丈夫です。そう感じるのは、あなただけではありません。
多くの人が、最初は同じように感じています。
最初は「見るだけ」からでOK!
Googleアナリティクスは、確かに奥が深いツールです。
でも、いきなり全てを理解しようとする必要は全くありません。
まずは、第4章でお話しした「ユーザー数」「参照元」「ページ別閲覧数」「直帰率」のたった4つの数字を、週に一度、眺めるだけでも十分です。
「今週は、先週よりサイトを見てくれた人が増えたな」「このページがよく見られているな」といった、大まかな傾向を掴むだけでも、大きな一歩です。
毎日体重計に乗るように、サイトの数字を「見る」習慣をつけることから始めましょう。
見ているうちに、「あれ?この数字って何だろう?」と疑問が湧いてきて、自然と「もっと知りたい」という気持ちが芽生えてくるはずです。
専門家は「診断」を手伝ってくれる仲間
もし、どうしても自分一人では難しいと感じたら、私たちのようなウェブマーケティングの専門家を頼ることも考えてみてください。
私たちは、あなたのサイトの「健康診断」をお手伝いする「お医者さん」のような存在です。
「この数字は、こういう意味ですよ」「このページは、ここを直したら良くなりますよ」と、分かりやすく説明し、具体的な改善策を提案することができます。
餅は餅屋、ではありませんが、専門家を上手に活用することで、あなたは本来の業務に集中できますし、より早く、確実にサイトを改善していくことができます。
決して一人で抱え込まず、頼れる仲間を見つけることも、謙虚な経営者の知恵です。
「ウェブ担当が一人しかいない!」どうすればいい?
中小企業では、ウェブサイトの運営やマーケティングを、一人の担当者が兼任しているケースがほとんどです。
「他に仕事がたくさんあるのに、ウェブサイトの改善まで手が回らないよ…」
そんな悲鳴が聞こえてくるようです。
でも、大丈夫です。一人だからこそできる、効果的な進め方があります。
小さな一歩から始めることの重要性
ウェブ担当が一人しかいない場合、全てを完璧にこなそうとすると、あっという間にパンクしてしまいます。
だからこそ、「小さな一歩」から始めることが、何よりも大切です。
例えば、「今週は、トップページの問い合わせボタンの色だけを変えてみよう」とか、「今月は、一番よく見られているサービス紹介ページの文章だけを、中学生でもわかる言葉に書き直してみよう」といった具合です。
一度にたくさん変えるのではなく、一つずつ、小さな改善を積み重ねていきましょう。
小さな改善であれば、時間も労力もそれほどかかりませんし、もしうまくいかなくても、ダメージは最小限で済みます。
そして、小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にもできる!」という自信がつき、次の一歩へとつながっていきます。
「千里の道も一歩から」という言葉の通り、着実に前に進むことが成功への道です。
外部の力を賢く借りる方法
一人で全てを抱え込まずに、外部の力を賢く借りることも、非常に有効な手段です。
- フリーランスのライターに依頼する: サイトの文章を「お客様目線」で書き直すのは、時間とスキルが必要です。プロのライターに依頼すれば、効果的な文章を効率的に作成できます。
- ウェブ制作会社に相談する: ABテストの設定や、複雑なフォームの改善などは、専門的な知識が必要です。一時的にウェブ制作会社に依頼して、設定だけをしてもらうことも可能です。
- ウェブコンサルタントを利用する: 私たちのようなウェブコンサルタントは、あなたのサイトの現状を分析し、最適な改善策を提案します。何から手をつければ良いか分からない時に、相談相手として活用できます。
外部の力を借りることは、「費用がかかる」と思うかもしれません。
しかし、その費用が、あなたの時間と労力を節約し、最終的に「問い合わせ増加」という大きなリターンにつながるのであれば、それは賢い投資と言えます。
「餅は餅屋」というように、得意なことは得意な人に任せる。これもまた、謙虚な経営の知恵です。
「費用をかけずに改善したい」という本音
「お金をかけずに、ホームページの問い合わせを増やしたい!」
これは、中小企業の経営者さんなら誰もが抱く、切実な願いですよね。
ご安心ください。初期費用をかけなくても、できることはたくさんあります。
無料でできる改善策はたくさんある
この記事でご紹介した改善策の中には、費用をかけずにすぐに始められるものがたくさんあります。
- Googleアナリティクスでのデータ確認: 無料で利用できます。まずは数字を「見る」ことから始めましょう。
- サイトの文章を見直す: 専門用語を分かりやすい言葉にしたり、お客様の悩みに寄り添う言葉に書き換えたりするのは、あなたの工夫次第でできます。
- 問い合わせフォームの項目を減らす: 既存のフォームの設定を見直すだけで、費用はかかりません。
- 「よくある質問」ページを充実させる: お客様の疑問を先回りして答えることで、問い合わせへのハードルを下げられます。
- ページの構成を見直す: 伝えたい情報の順番を変えたり、重要な情報を目立つ位置に移動させたりするのも、費用はかかりません。
まずは、これらの「無料でできること」から、一つずつ試してみてください。
費用をかけずに改善を重ねることで、サイトは確実に良くなっていきます。
費用対効果を意識した投資の考え方
もちろん、ある程度の費用をかけることで、より早く、より大きな効果を得られることもあります。
例えば、プロに写真撮影を依頼したり、ウェブ広告を出稿したり、有料のABテストツールを導入したりするケースです。
その時に大切なのは、「費用対効果」を意識すること。
「この費用をかけることで、どれくらいの問い合わせが増えて、どれくらいの売上につながるのか?」ということを、具体的に計算してみるのです。
データを見ながら、「この改善に〇万円かけたら、問い合わせが〇件増えて、結果的に〇万円の利益になるはずだ」という予測を立ててみましょう。
そして、実際に費用をかけた後も、データでその効果を検証します。
「投資した分だけ、ちゃんとリターンがあったか?」を冷静に判断する。これもまた、データに基づいた謙虚な経営の姿勢です。
闇雲にお金をかけるのではなく、賢く、効果的な投資をすることで、あなたのビジネスはさらに成長していくでしょう。
おわりに:今日から「謙虚なサイト」を目指しましょう!~お客様の声に耳を傾ける旅の始まり~
長文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
「ホームページが見栄えはいいのに問い合わせが来ない」というあなたの悩みに、少しでも光を当てることができていたら幸いです。
この記事を通じて、私たちが最も伝えたかったことは、「売れるサイトは、お客様の気持ちに徹底的に寄り添う、謙虚なサイトである」ということです。
見た目の派手さや、あなたの会社の都合だけを優先するのではなく、データというお客様の「足跡」に耳を傾け、一つ一つの改善を積み重ねていくこと。
これこそが、あなたのホームページを「お客様に愛され、問い合わせが絶えないサイト」へと変える、確かな道筋です。
見た目にとらわれず、お客様の「ありがとう」を増やすサイトへ
あなたのホームページは、お客様にとって「困った」を解決してくれる場所であり、あなたの会社との最初の「出会いの場」です。
その出会いを、お客様にとって最高の体験にすることができれば、きっと「ありがとう」という感謝の言葉とともに、問い合わせや仕事の依頼が舞い込んでくるはずです。
見た目だけにこだわらず、お客様の「ありがとう」を増やすために、何ができるかを常に問い続けてください。
データはあなたの最強の味方
「なんとなく」や「好み」で判断する時代は終わりました。
データは、あなたのサイトが今どんな状況で、どこを直せばお客様がもっと喜んでくれるのかを、客観的な数字で教えてくれる、最強の味方です。
難しく考えず、まずは「見る」ことから始めてみましょう。
データは決してあなたを裏切りません。むしろ、あなたのサイトを正しい方向に導いてくれる、優しい「先生」になってくれるはずです。
小さな一歩が未来を変える!応援しています!
大きな変化は、いつも小さな一歩から始まります。
今日から、あなたのホームページを「お客様が主役」の、謙虚なサイトに変える旅を始めてみませんか?
「問い合わせフォームの項目を一つ減らしてみる」
「一番よく見られているページの専門用語を一つ、分かりやすい言葉に変えてみる」
そんな、本当に小さな一歩で構いません。
その小さな一歩が、やがて大きな変化となり、あなたの会社の未来をきっと変えていくでしょう。
もし、一人で進むのが不安になったり、もっと具体的なアドバイスが欲しくなったりしたら、いつでも私たち「合同会社謙虚」にご相談ください。
私たちは、データに基づいたお客様目線のサイト改善で、多くの中小企業様の「売れるサイト作り」をお手伝いしてきました。
あなたのホームページが、お客様に選ばれる「謙虚なサイト」になるよう、全力でサポートさせていただきます。
まずは、あなたのサイトの現状を知るための無料ホームページ診断から始めてみませんか?
あなたのサイトの「健康状態」を一緒にチェックし、改善のヒントをお伝えします。
もちろん、「まずは話を聞いてみたい」というだけでも大歓迎です。お問い合わせはこちらから、お気軽にご連絡ください。
あなたの挑戦を、心から応援しています!