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学習塾・スクールのLLMO対策|保護者が聞いているのは「うちの子はどうすべきか」です

2026 8/24
gear

塾を探している保護者が、生成AIにこう打ち込みます。「中学2年の息子が数学だけ平均を下回っています。本人にやる気はあるのですが、集団だと質問できないようです。◯◯市で、こういう子に向いている塾はありますか」

返ってくるのは、2〜3の塾名と、その塾を挙げた理由です。理由には「質問しやすい体制について具体的に書かれている」「対応している学校の定期テスト範囲を公開している」といったことが並びます。

そこに自塾の名前が入っていないなら、原因は規模や歴史より、その問いに答えている文章を、自塾のサイトが1つも持っていないことにあります。

この記事では、いま自塾が出てくるかを10分で確かめ、出てこない原因を切り分け、今日のうちに1か所だけ直すところまでをたどります。合格実績の書き方で法令に触れやすい場所も、あわせて整理します。

書き方の実測値については、AIに引用されるために本当に効いた書き方をあわせてご覧ください。

目次

結論:新しく作るものは、たいてい1ページで足ります

塾のサイトは、たいてい情報の種類が偏っています。

コースの案内、料金表、合格実績、講師の写真、教室の写真、問い合わせフォーム。ここまでは、どの塾のサイトにもあります。生成AIから見ると、この6つはどの塾も同じ内容なので、選ぶ理由がそこから出てきません。

足りていないのは、「この子には、どうするのがよいか」に答えている文章です。保護者が聞いているのは、まさにそこです。

やることは3つに絞れます

順 やること かかる時間の目安
1 いま自塾が出てくるかを、生成AIに実際に聞いて確かめる 10分
2 いちばん多い相談について、答えているページを1つ書く 2〜3時間
3 合格実績の書き方が法令に触れていないかを点検する 1時間

3番を後回しにしないでください。合格実績の書き方は、集客のためにやったことが、そのまま行政の指導の対象になり得る場所です。

保護者と生徒は、生成AIに何と聞いているか

聞かれ方が検索とは変わっています。ここを取り違えると、書くページの見出しがずれます。

検索と生成AIでは、ことばの長さが変わります

検索窓には「◯◯市 塾 中学生」と単語を並べます。生成AIには、家庭の事情まで含めて文章で説明します。

「小6の娘が、来年から◯◯中学に進みます。中学受験はしませんでしたが、英語が心配です。週2回くらいで、部活と両立できる塾を探しています」

この長さの相談に、そのまま答えている文章を持っている塾が引用されます。この答えが書いてあるのは、コース案内の外です。

聞かれ方は、大きく4つに分かれます

型 相談の例 答えを持っているべき場所
どうすればいいか 中2で数学だけ平均以下。何から手をつければいいですか 科目と学年ごとの説明ページ
どちらを選ぶか 集団と個別、うちの子にはどちらが向いていますか 比べるページ
塾を選ぶ ◯◯中学の定期テストに対応している塾はありますか 学校別のページ+地図サービス
費用と時間 塾は、月にどのくらいかかりますか。何時間くらい通いますか 料金の考え方を書いたページ

いちばん問い合わせに近いのは3つ目です。ただし3つ目に届くのは、1つ目と2つ目に答えている文章があって、AIが「この塾は、この状況に詳しい」と判断したあとになります。

いま自塾が出てくるかを、10分で確かめる

推測で進めないでください。実際に聞けば、10分で分かります。

手順

生成AIを開いて、次の4つをそのまま打ち込みます。◯◯には市区町村名か最寄り駅、△△には自塾でいちばん多い相談内容を入れてください。

  • ◯◯で、△△の生徒に向いている塾を3つ教えてください。選んだ理由も教えてください
  • 子どもが△△の状態です。塾を選ぶとき、何を基準にすればいいですか。◯◯周辺で候補があれば教えてください
  • (自塾名)はどんな塾ですか
  • (自塾名)と、◯◯にある他の塾の違いを教えてください

1つ目と2つ目で自塾が出てくるかどうかが、いまの立ち位置です。3つ目と4つ目は、AIが自塾をどう理解しているかの確認になります。

出てこなかったときに、控えておくこと

自塾の名前が出なかったら、代わりに何が出てきたかを控えてください。控えるのは塾名より、AIが挙げた理由のほうです。

「対応する中学校を明記している」「学年と科目ごとにつまずきやすい単元を説明している」「入塾を断る場合の条件を公開している」。こうした理由が並ぶはずです。

それが、いまその相談で選ばれている条件です。そして自塾のサイトには、その条件についての記述が無い。次に書くページは、ここから決まります。

第1の門と第2の門。順番を間違えると効きません

作業を決める前に、いま自塾がどちらの段階にいるかを見分けてください。

第1の門 第2の門
何が起きる場所か AIが答えを作るとき、候補として拾われるか 拾われた中から、引用されるか
効くこと 検索で見つかる状態を作る。従来のSEOとほぼ同じ 書き方を変える。出典、数字、具体的な説明
ここが弱いと 何を書いても、そもそも読まれない 読まれてはいるが、他塾が引用される

自塾がどちらの門にいるかを見分ける

先ほどの3つ目の質問、「(自塾名)はどんな塾ですか」の答えで分かります。

塾名を入れても「その塾の情報は見つかりませんでした」と返るなら、第1の門です。まだ拾われていない段階なので、書き方を工夫しても読まれずに終わります。

塾名を入れれば正しく説明が返るのに、「◯◯で△△に向いている塾」では出てこない。この場合は第2の門です。読まれてはいるが、選ばれる理由が書かれていない状態です。

合格実績の書き方には、法令の線があります

ここは集客のために踏み越えやすく、しかも踏み越えると行政の指導対象になります。先に整理します。

景品表示法が問題にするのは、実際より良く見せる表示です

景品表示法は、実際のものより著しく優良だと見せる表示を禁じています。塾の広告で問題になりやすいのは、次の3つです。

やりがちな書き方 何が問題か どう書くか
合格者数を、講習だけの受講者まで含めて数える 通年で通った生徒数だと誤解される 数え方の定義を併記する
1人が複数校に合格した数を、そのまま足す 合格した生徒の人数だと誤解される 延べ数か実人数かを明記する
「地域No.1」「合格率日本一」 客観的な調査の裏づけが要る 調査の出所を示せないなら書かない

数え方を書くことが、そのまま引用されやすさになります

「2026年度 ◯◯高校 合格12名(うち通年在籍9名、講習のみ3名)」。この形にすると、法令の線の内側に収まります。

そして、この書き方はAIに引用されやすくなります。生成AIが答えを作るとき、どういう文章が引用されやすいかは測られていて、2024年に発表された研究では、具体的な数値を入れた文章は引用されやすさが30.6%上がり、参照した出典を明記した文章は27.5%上がっていました。逆に、狙ったことばを本文に詰め込んだ文章は8.3%下がっています。

検証できる形で書かれているかどうかが、そのまま分かれ目になっています。「うち通年在籍9名」は検証できます。「圧倒的な合格実績」のほうは、読んだ人に確かめようがありません。

合格体験談を載せるときの注意

生徒と保護者の体験談は、材料として有効です。ただし、成績の伸びを数字で書く場合は、それが一般的な結果だと誤解されない書き方にしてください。

「3か月で偏差値が15上がりました」だけを大きく載せると、誰でもそうなると読まれます。その生徒の学習時間、もともとの状況、何をどう変えたかを添えてください。添えるほど、内容が具体的になって引用されやすくなります。

「うちでは伸びにくい生徒」を書いている塾が、選ばれます

この記事でいちばん伝えたい部分です。

自塾に向かない生徒の条件を、サイトに書いてください。「宿題を家でやる習慣がまだ無い段階では、集団指導では効果が出にくいので、まず学習の習慣づけから始められる形をお勧めしています」。この形です。

なぜ、これが効くのか

保護者が生成AIに聞いているのは、多くの場合「うちの子には、どうするのがよいか」です。

その問いに答えられるのは、向き不向きを書いた文章だけです。全員に向いていると書いてあるページから、AIは「この子に向いている」という判断を引き出せなくなります。

断る条件を書いている塾は、その条件に当てはまらない生徒に対して、強く推薦されます。

実務の面でも効きます

向かない条件を先に書いておくと、その条件に当てはまる家庭からの問い合わせが減ります。体験授業まで進んでから合わないと分かる回数が減ります。

集客のためのページが、そのまま面談の負担を減らします。

学校別のページが、いちばん取りやすい場所です

塾のサイトで、まだ空いているのが学校別のページです。

なぜ空いているのか

大手の塾は全国で同じサイトを使うため、個別の中学校名まで下りたページを作れる余地が残っています。地域の塾だけが書ける領域です。

そして保護者は、まさに学校名で調べます。「◯◯中学 定期テスト 範囲」「◯◯高校 内申 目安」。この形です。

学校別ページに書くこと

順 書くこと
1 その学校の定期テストの時期と、回数
2 使われている教科書と、進み方の特徴
3 その学校の生徒がつまずきやすい単元
4 内申の付き方で、その学校に特徴があれば
5 その学校から進学する高校の傾向
6 自塾に、その学校の生徒が何名在籍しているか

3番が要です。ここを書けるのは、その学校の生徒を実際に教えている塾だけです。書ける塾と書けない塾が、はっきり分かれる場所です。

6番は、正確な数字を書いてください。「多数」と書かず「7名」と書きます。数えられる形にすると、引用の材料になります。

まず1校から始めてください

在籍している生徒がいちばん多い中学校を1つ選んで、そこから書きます。全校を一度にやろうとすると、どれも薄くなります。

集団・個別・映像を比べるページ

「集団と個別、どちらがいいですか」は、いちばん多い相談の1つです。ところが、答えている塾のサイトがほとんどありません。

なぜ書かれていないのか

自塾が集団だけをやっているなら、個別を勧める文章は書きにくいものです。だから多くの塾は、自塾の形式の良さだけを説明します。

ところが保護者は、まさにそこで迷っています。この質問に正面から答えている塾は、片方しか扱っていなくても引用されます。

比べるページの書き方

  • 3つの形式が、それぞれ何をしているのか
  • 1回あたりに、生徒がどのくらい発言や質問をすることになるか
  • 家庭での学習が、どのくらい必要になるか
  • こういう子には、こちらを勧めている
  • 自塾はどの形式で、なぜその形式を選んでいるか

4番目が要です。どれが優れているかより、どういう子にどれを勧めているかを書いてください。

自塾でやっていない形式が向いている生徒については、「その場合は、こういう形の塾を探されるとよいと思います」と書いてください。ここまで書いてある塾は、ごく少数です。

対象の学年によって、聞かれ方が変わります

同じ塾でも、小学生と中学生と高校生では、相談してくる人も、相談の中身も変わります。1ページにまとめると、どれにも中途半端な答えしか置けなくなります。

小学生は、保護者が「まだ早いか」を迷っています

この段階の相談は、塾選びの前に来ます。「小4から通わせるべきか」「うちは中学受験をしないが、それでも塾は要るか」。

ここで「早いほど良い」と書くと、営業に見えます。通わせなくてよい条件を先に書いてください。「学校の宿題を自分で終えられていて、テストで大きく崩れていないなら、いま急ぐ必要はありません」。この形です。

そのうえで、通ったほうがよい状態を具体的に書きます。この順番だと、読んだ保護者が自分で判断できます。判断できる文章が、AIにも引用されます。

中学生は、学校名と内申が中心です

いちばん相談が多く、いちばん学校ごとの事情が効く層です。定期テストの時期、内申の付き方、部活との両立。先ほどの学校別ページが、そのまま効きます。

部活の話を書いている塾は少ないのですが、よく読まれます。「◯◯中学の野球部は、平日の帰宅が19時半を過ぎます。そのため当塾では、この学校の生徒向けに20時開始の枠を置いています」。実態が書かれていると、AIはその学校名の問いで自塾を挙げられます。

高校生は、科目と大学の名前で聞かれます

地域名より、科目名と大学名が前に出ます。「共通テストの数学だけ間に合っていない」「◯◯大学の英語の対策ができる塾」。

ここは大手と映像授業が強い領域です。正面からぶつからずに、通える範囲の高校に絞ってください。「◯◯高校の生徒が、3年の夏から始めて間に合う科目と、間に合わない科目」。間に合わないほうを書くと、他の塾と話が重なりません。

複数の学年を扱っている場合

学年ごとにページを分けてください。トップページから3つに分岐する形にします。1ページに全学年を並べると、どの相談にも部分的な答えしか置けなくなります。

体験授業のページを、どう書くか

体験授業の案内は、どの塾のサイトにもあります。ところが書かれているのは日程と申し込み方法だけで、いちばん知りたいことは抜けたままです。

保護者が知りたいのは、当日ではなく、その後です

「体験のあと、勧誘の電話は来るのか」「合わないと思ったとき、どう断ればいいのか」。ここが不安で申し込まない家庭が、かなりの数います。

だから、次の4つを書いてください。

  • 体験の当日、何をするのか(授業だけか、面談もあるか)
  • 体験のあと、こちらから連絡するのか、しないのか
  • 入塾しない場合、どう伝えればよいか
  • 体験を受けても、入塾をお断りすることがあるか

4つ目まで書いている塾は、ごく少数です。断ることがあると書いてある塾は、選ぶ側から見て安全に見えます。誰でも受け入れる場所より、条件を持っている場所のほうが信頼されるからです。

面談で何を聞いているかを、先に公開する

入塾前の面談で必ず聞いていることを、そのままサイトに書いてください。

「直近の定期テストの点数と、答案そのもの」「家で勉強する時間帯と場所」「本人が、何が分からないと感じているか」。この3つを聞いています、と書きます。

公開すると、面談の質が上がります。準備して来る家庭が増えるからです。そして、この文章は「塾の面談では何を聞かれますか」という問いへの答えになるので、AIにも引用されます。

講師の個人ページが、思ったより読まれています

塾の紹介ページより、講師個人のページのほうが引用されます。

生成AIは、書いた人が誰かを見ています。名前があり、担当している科目と学年がはっきりしていて、その人が書いた文章がある。この状態のページは、塾名だけのページより重く扱われます。

個人ページに入れるもの

  • 名前と、指導している年数
  • 担当する科目と学年
  • どういう相談を受けることが多いか
  • 面談で必ず聞いていること
  • その人が書いた、単元の説明が1本

最後の1つが効きます。写真と経歴だけのページは、どの塾にもあります。本人が書いた文章があるかどうかで、扱いが変わります。

書く内容は身近なところで足ります。「中2の連立方程式でつまずく子は、たいてい中1の一次方程式の移項が曖昧なままです。だから当塾では、連立に入る前に必ず1回戻ります」。指導していれば当然出てくる話が、そのまま材料になります。

講師の入れ替わりが多い場合

大学生の講師が中心で、毎年入れ替わる塾もあります。この場合、個人ページを作ると更新が追いつかなくなります。

そのときは、塾長か教室長の1人分だけ作ってください。1人でも、誰が責任を持っているかが分かる状態になります。全員分を作って放置するより、1人分を正確に保つほうが効きます。

地図サービスの情報が、思ったより効きます

地図サービスに登録している情報は、AIが答えを作るときによく参照されます。無料で、30分で終わります。

確かめる項目

  • 教室名の表記が、自塾サイトと1文字も違わないこと
  • 住所と電話番号の表記が、自塾サイトと一致していること
  • 開校時間が、いまの実態と合っていること
  • 対象学年と、対応している科目が書かれていること
  • 教室の写真が、いまの内装であること

表記のゆれは、思っているより頻繁に起きています。教室名に地域名を付けたり付けなかったり、ビル名を書いたり書かなかったり。この不一致があると、AIは同じ塾だと確信を持てません。

複数の教室がある場合

教室ごとに登録を分けて、それぞれに対応する中学校を書いてください。1つにまとめると、どの教室がどの地域を見ているのかが伝わりにくくなります。

自塾サイト側も、教室ごとにページを分けます。1ページに全教室の住所を並べる形だと、地域名での問いに答えられなくなります。

口コミへの対応が、そのまま材料になります

口コミは、AIが塾を評価するときに読んでいます。ただし、読まれ方に誤解があります。

見られているのは点数より、返信のほうです

AIが材料にしているのは、点数そのものより、そこに書かれている内容と、塾がどう返しているかです。だから、平均点より先に返信の中身を見てください。

材料として機能するのは、返信がある口コミのほうです。塾の姿勢を示す文章として読まれます。

返信で書いてはいけないこと

低い評価への反論は書かないでください。事実の訂正が必要な場合でも、争う形にせず、何をどう改めたかだけを書きます。

そして、生徒の成績や在籍の状況を返信の中で書かないでください。相手が自分で書いている内容であっても、塾の側から個人が特定できる情報を足すのは避けます。未成年の情報を扱っている以上、ここは他の業種より慎重にしてください。

やらなくていいことが、3つあります

LLMO対策として紹介されているもののうち、いまの段階で手を出さなくてよいものを挙げます。

1つ目:AI向けの案内ファイルの設置

サイトの中身をAI向けにまとめたファイルを置く方法が紹介されることがあります。ただ、これを読むと表明している主要な検索エンジンや生成AIは、いまのところありません。置いても害はありませんが、優先するものではありません。

2つ目:AI専用の構造化データ

教室の情報を機械が読める形で書いておく仕組みは、以前から有用です。ただし「AI検索のための特別な記述」というものは存在しません。既存の仕組みを正しく書けば十分です。

3つ目:文章を細切れにする作業

AIが読みやすいように文章を短く区切る、という話があります。これは逆効果になることがあります。先ほどの研究では、文章の流れをなめらかに整えた場合に引用されやすさが28.0%上がっていました。ぶつ切りにすると、この分を失います。

個人塾のほうが、実は有利です

この領域に限れば、条件は逆になります。

大手 地域の個人塾
学校別のページ 全国共通のサイトなので作りにくい 対応する数校だけを厚く書ける
書いた人 本部の担当者で、誰か分からない 教えている本人が書ける
向かない生徒の条件 本部の方針として書きにくい その場で決めて書ける
更新の速さ 承認の手順がある その日のうちに直せる

AIが選ぶのは規模ではなく、その相談に答えられる具体性です。そして具体性は、現場に近い側が持っています。

効果は、順番に3つ測ります

順 測るもの 見る場所 いつから動くか
1 生成AIに聞いたときに、自塾が出てくるか 実際に打ち込んで確かめる 1〜2か月
2 生成AIからサイトに来た人の数 アクセス解析の参照元 2〜3か月
3 問い合わせ時に「AIで見て」と言われた回数 電話と面談で聞く 3〜4か月

3つ目が、いちばん精度が高くなります

問い合わせの最初に「どこで当塾をお知りになりましたか」と聞いて、答えを記録してください。紹介、検索、AI、看板やチラシ。この4つに分けるだけで十分です。

アクセス解析の数字より、この記録のほうが早く、正確に動きます。AIの答えを見た人が、サイトを見ずに直接電話をかけてくることがあるからです。サイトを通らない問い合わせは、アクセス解析には残りません。

0という数字には、2つの意味があります

「AIで見て」が0件だったとき、届いていないのか、聞けていないのかを区別してください。聞く仕組みが無ければ、届いていても0になります。

まず聞く仕組みを作ってから、数字を読んでください。順番が逆だと、効いているものをやめてしまいます。

90日の進め方

時期 やること 終わったときの状態
1〜7日目 生成AIに4つの質問を打ち込み、控える。合格実績の書き方を点検する いまの立ち位置と、法令の危うい場所が分かっている
8〜30日目 在籍がいちばん多い中学校について、学校別ページを1つ書く その学校名での問いに答えられる
31〜60日目 集団と個別を比べるページを書く。向かない生徒の条件を入れる 「どちらがいいか」に答えられる
61〜90日目 2校目の学校別ページ。塾長の個人ページ。1日目と同じ質問をもう一度 変化が測れている

1ページ目に2〜3時間かかります。2ページ目からは早くなります。書く順番と項目が決まっているからです。

よくいただく質問

合格実績を大きく載せていれば、それで十分ではないですか

足りません。合格実績は、どの塾のサイトにもあります。同じ形の情報が並んでいると、AIは1つを選ぶ理由をそこから見つけられなくなります。

そして保護者が生成AIに聞いているのは「実績のある塾はどこか」ではなく、「うちの子にはどうするのがよいか」です。実績は、その問いの答えから外れています。

ブログは書いたほうがいいですか

本数を増やす目的なら、書かなくてかまいません。教室の様子やイベントの報告は、AIの答えの材料から外れます。

書くなら、面談で実際に受けた質問に1本ずつ答える形にしてください。「英検は何級から受けさせるべきですか」のような質問です。質問が先にあり、それに答える文章だけが材料になります。

SNSに投稿していれば、LLMO対策になりますか

なりません。ただし無駄でもありません。

生成AIが答えを作るとき、SNSの投稿が直接引用されるのはまれです。判断の材料になる文章が少ないためです。ただ、SNSで塾名を知った人が、あとで塾名でAIに聞くという経路はあります。

SNSは名前を知ってもらう役割、サイトは選ばれる理由を置く役割。役割を分けて、両方置いてください。

料金は、サイトに書いたほうがいいですか

書いたほうがよくなります。金額そのものより、何によって金額が変わるのかを書いてください。

学年、週の回数、科目の数、講習の扱い、教材費が別かどうか。変わる理由が書かれていると、「塾は月にいくらくらいですか」という問いに、AIが自塾の説明を引用できます。金額だけが並んでいる表は、そこで話が終わってしまいます。

効果はどのくらいで出ますか

生成AIの答えに変化が出るまで、早くて1か月、多くの場合2〜3か月です。書いたページが検索の対象として認識され、その内容が答えの材料になるまでに時間がかかります。

塾には、生徒募集の時期という別の事情もあります。2月と3月に効かせたいなら、11月には書き終えていてください。

ホームページ制作会社に頼むとき、何を確かめればいいですか

3つ聞いてください。

  • いま自塾が生成AIに出てくるかを、先に確かめてもらえますか
  • 対応している中学校ごとに、ページを作ってもらえますか
  • 向かない生徒の条件についても、書いてもらえますか

1つ目に答えられない会社は、現状を測らずに作業を始めます。2つ目に難色を示す会社は、汎用のテンプレートで作ろうとしています。3つ目に難色を示す会社は、集客の枠の中だけで考えています。

すでに検索の上位にあるページも、書き換えるべきですか

いいえ。上位にあるページは、そのままにしてください。

すでに高い順位を取っているページに引用されやすくする書き換えを加えると、順位が下がることが観測されています。上位にあるページは第1の門を通っています。触らずに、まだ順位の無い領域に新しく書いてください。

オンライン専門の塾でも、同じ考え方でいいですか

地図サービスの部分だけ、事情が変わります。教室が無い場合、地域名での問いは範囲の外になります。

代わりに、学校別ではなく「状況別」で書いてください。「部活で帰宅が20時を過ぎる中学生」「不登校で在宅学習をしている生徒」「海外在住で日本の受験を考えている家庭」。地域の代わりに、状況で絞ります。この領域は、通いの塾が書けない場所です。

まとめ

塾のサイトは、情報の種類が偏っています。コース案内、料金表、合格実績、講師と教室の写真。どの塾にもあるので、選ばれる理由はそこから出てきません。

保護者が生成AIに聞いているのは「うちの子には、どうするのがよいか」です。その問いに答えている文章を持っている塾だけが、答えの中で名前を挙げられます。

だから、向かない生徒の条件を書きます。在籍がいちばん多い中学校について、つまずきやすい単元まで書きます。集団と個別のどちらを、どういう子に勧めているかを書きます。どれも現場にいる人しか書けず、しかも大手が書けない場所です。

合格実績は、数え方を併記してください。延べ数か実人数か、通年在籍か講習のみか。法令の線を越えないための書き方が、そのまま引用されやすい書き方になっています。

やらなくていいことも3つあります。AI向けの案内ファイル、AI専用の構造化データ、文章を細切れにする作業。どれも後回しで大丈夫です。

まず、10分だけ使ってください

生成AIを開いて、保護者が打ちそうな相談を4つ投げる。自塾が出てくるか、出てこないなら代わりに何が出てくるかを控える。

ここから始めてください。出てきたものが、いまその相談で選ばれている情報源です。自塾に足りていないものが、そこに書かれています。

控えた内容を見れば、次に作るページが決まります。

この記事に書いたことを、そのまま御社のページに

生成AIに引用されるページを、お話しいただくだけでお作りします。お時間をいただくのは初回15分のヒアリングだけです。まず1ページ、無料でお作りします。

OKが出るまで、何度でも直します。事実が違う、言い回しが硬い、この話は入れないでほしい。どれも遠慮なくおっしゃってください。何度お直ししても、追加の料金はいただきません。

これまでに127社にご利用いただきました。毎月ご依頼いただいている方の6割以上が、月10ページを選ばれています。料金はページに掲載しています。

まず1ページ、無料で作らせてください

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