自分の店はやっているのに、Googleマップに「閉業」と出ている。あるいは、本当に店を閉じるので、閉業を正しく伝えたい。この記事は、そのどちらかで困っている店舗や事業所の経営者と担当者に向けて書いています。
Googleが公開しているビジネス プロフィールのヘルプとマップのヘルプを、2026年10月28日に実際に開いて読みました。書くのは、そこで確かめられた範囲だけです。確かめられなかったことは、書かずに「確かめられなかった」と書きます。
先に答え:直す人は管理者、閉じる人もまず管理者。手順は公式に決まっている
結論から書きます。自分の店が間違って閉業と出ているなら、ビジネス プロフィールの管理画面から、営業時間を営業中に戻します。
ヘルプには、誤って閉業マークを付けたビジネス情報は、営業中に再設定できると書かれています。画面の手順は、プロフィールを編集して営業時間を開き、営業時間の横の編集アイコンから「決まった営業時間で営業している」を選ぶ形です。
管理者でなくても、閉業の誤りは直せる
ビジネス プロフィールを管理していない人も、マップから営業再開を提案できます。ヘルプには、臨時休業か閉業のマークが付いた場所を開き、「情報の修正を提案」から「営業状況の変更」を選び、「営業再開」を送信する、と書かれています。
つまり、閉業の表示は、管理者だけが触れるものではありません。逆に言えば、誰でも提案できる仕組みなので、間違いも起きます。
本当に閉じるときは、閉業マークを付ける。削除とは別の操作になる
本当に閉業するなら、管理画面で営業時間の編集アイコンから「閉業」を選んで保存します。これで、Googleマップと検索に閉業と表示されます。
一方、アカウントからビジネス プロフィールを削除する操作は、別の意味を持ちます。ヘルプは、プロフィールの管理をやめる操作であり、削除しても検索とマップに表示され続けることがある、と書いています。この違いは、後の節で表にします。
所在地や名称の変更で付いた閉業は、営業中に戻せない
移転や屋号の変更で、古いプロフィールに閉業が付いた場合は、話が変わります。ヘルプは「所在地や名称の変更に伴い閉業マークが付けられたビジネス情報は、営業中に再設定することはできません。」と書いています。
この場合は、新しいビジネス情報を追加して、オーナー確認をやり直す必要があります。クチコミを新しい方へ移す場合は、Googleへの問い合わせが要る、とも書かれています。
この記事で答えること
この記事は、次の順に進みます。まず、自分の店がどの状態なのかを切り分けます。次に、間違いの直し方を、管理者の場合と管理者でない場合に分けて説明します。最後に、本当に閉業、移転、休業するときの正しい設定を並べます。
AIの回答での扱いについても、公式で確かめた範囲を書きます。先に言うと、今回開いたヘルプには、その記述が見つかりませんでした。
先に断っておくこと
この記事の手順を踏めば、閉業の表示が必ず消える、あるいは必ず反映される、とは言えません。ヘルプにも、反映の時期を約束する文は見当たりません。
ヘルプにあるのは、編集の審査が通常は最長で10分ほど、場合によっては最長で30日ほどかかる、という目安だけです。急ぎの場合は、その間の案内を別の方法で補う考え方を、後の節で書きます。
全体像を、先に表で見る
| 知りたいこと | 公式で確かめた答え | 確かめた資料 |
|---|---|---|
| 間違った閉業の直し方 | 営業時間を営業中に再設定する | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| 管理者でない人の直し方 | マップから「営業再開」を提案する | マップのヘルプ |
| 本当に閉業するとき | 営業時間から「閉業」を選んで保存する | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| 移転や屋号変更の閉業 | 営業中に戻せず、新しい情報を追加する | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| 閉業と削除の違い | 削除しても表示され続けることがある | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| AIの回答での扱い | 今回開いたヘルプには記載なし | 確かめられなかった |
まず切り分ける:自分の店はどの状態か
「閉業と出ている」といっても、原因は1つではありません。直す前に、自分の店の状態を3つに分けると、次にやることが決まります。
状態Aは、営業しているのに閉業か臨時休業と出ている
もっとも多い相談は、営業を続けているのに、閉業や臨時休業と出ているケースです。管理画面の営業時間の欄が閉業になっていないか、まず確かめます。
管理画面が営業中なのに、検索やマップで閉業と出ている場合は、ユーザーの提案やGoogleの更新が反映された可能性があります。この仕組みは、次の章で説明します。
状態Bは、移転や屋号の変更のあとに、古い情報が閉業になっている
店を移した、屋号を変えた、という場合は、古い情報が閉業になっているのが正しい姿のことがあります。このときの課題は、新しい情報がきちんと出ているかを確かめることです。
古い情報と新しい情報が両方残っていると、客はどちらを見ればよいか分からなくなります。
状態Cは、本当に閉業、または長く休む
店を閉じる、あるいは長く休むなら、閉業か臨時休業を自分で正しく設定します。何もしないでいると、ユーザーの提案を待つことになり、反映の時期が読めません。
自分で設定すれば、客が閉まっている店に足を運ぶ空振りを減らせます。
3つの状態を、表で整理する
| 状態 | 画面で起きていること | 次にやること | この記事の節 |
|---|---|---|---|
| A 営業しているのに閉業と出る | 管理画面か、外部の提案で閉業になっている | 営業中に再設定する | 間違いの直し方 |
| B 移転や屋号変更のあとに閉業が残る | 古い情報に閉業が付いている | 新しい情報の確認と、古い情報の扱い | 移転と屋号変更 |
| C 本当に閉じる、長く休む | これから表示を変える | 閉業か臨時休業を設定する | 閉業の正しい設定 |
Q&Aサイトで見かけた、閉業していないのに閉業と出る声
先日、Q&Aサイトでこのような切実な悩みを拝見しました。投稿者は、Googleマップを見たら、閉業していないのに閉業と表示されていた、と書いていました。
投稿者は、マップの「情報の修正」から直そうとしましたが、出てくる項目が違うものばかりで、修正できずにいました。そのうえで、直し方を知っている人に教えてほしい、と助けを求めていました。
寄せられた回答は、立場で2つに分かれていた
回答は、投稿者が店舗の方かどうかで、案内が分かれていました。店舗の方なら、ビジネスの管理画面から修正できる、という説明です。
個人の方なら、マップで場所を選び、「情報の修正を提案」から「営業状況の変更」を選んで「営業再開」を送る、という説明でした。どちらも、先に確かめたヘルプの手順と一致しています。
悩みの正体は、「情報の修正」の画面が、閉業の誤りに向いていないこと
投稿者が止まったのは、通常の「情報の修正」の項目に、閉業の取り消しが見当たらなかったからです。閉業の取り消しは、「営業状況の変更」という別の入口にあります。
画面の言葉が、困っている人の頭の中の言葉と合っていません。この記事では、画面の言葉と手順を、1つずつ結びつけて説明します。
別のQ&Aで見かけた、閉業にすればクチコミが消えるという考え
別のQ&Aでは、投稿者が、嫌がらせのクチコミが多いので、閉業にすればクチコミがゼロになるのではないか、と考えていました。
この考えは、事業者から見れば自然です。ただし、ヘルプを読むと、閉業マークとクチコミの扱いは、そう単純ではありません。この点は、閉業と削除の違いの節で、確かめた範囲を書きます。
この質問から引き出せる、事業者向けの問い
2つの悩みを事業者の立場に置き換えると、問いは次の3つです。閉業と出た原因は何か。誰がどの画面で直せるのか。本当に閉じるときは、何を選べばよいのか。
この記事は、この3つに順に答えます。
悩みを、表で整理する
| 投稿者が止まった場所 | 原因の見立て | この記事で扱う節 |
|---|---|---|
| 情報の修正で閉業を取り消せない | 取り消しの入口が「営業状況の変更」にある | 間違いの直し方 |
| 管理者かどうかで手順が違う | 管理者は管理画面、そうでない人はマップの提案 | 管理者の場合と管理者でない場合 |
| 閉業でクチコミが消えるのか | 閉業マークとクチコミの扱いを確かめていない | 閉業と削除の違い |
公式で確かめたこと、確かめられなかったこと
この記事の根拠は、2026年10月28日に開いた、Googleの公式ヘルプです。画面の言葉は、ヘルプの日本語表記に合わせています。
ヘルプのページには、AI技術を使って翻訳された内容が含まれている場合がある、という注意書きがあります。画面の言葉が実際の画面と少し違って見えるときは、実際の画面を優先してください。
確かめられたこと
次の内容は、公式のヘルプで確かめられました。管理画面からの閉業と臨時休業の設定の手順、営業中への再設定の手順、移転と屋号変更の場合の扱い、マップからの営業再開の提案、プロフィールの削除と閉業マークの関係です。
また、ユーザーの報告でGoogleがプロフィールを更新することがある、という仕様も、ヘルプに書かれています。
確かめられなかったこと
AIによる概要、AIモード、Gemini、マップに相談の回答で、閉業や臨時休業の情報がどう使われるかは、今回開いたヘルプでは確かめられませんでした。これらの機能の仕様は、公式に記載なし、という扱いにします。
ユーザーの提案が、どれくらいの人数や条件で閉業として承認されるかも、公式には書かれていません。この点は、推測で書きません。
用語を先にそろえる
この記事で使う言葉を、先にそろえます。閉業は、ビジネスがその場所で営業を続けているかどうかを表す言葉です。マップのヘルプは、営業時間を理由に閉業のマークを付けないよう求めています。
臨時休業は、一時的に休むことを示します。移転は、新しい場所に移ったことを示します。この3つは、画面でも別の選択肢です。
| 言葉 | 意味 | 画面での扱い |
|---|---|---|
| 閉業 | その場所での営業をやめた | 営業時間の編集で選ぶ |
| 臨時休業 | 一時的に休んでいる | 営業時間の編集で選ぶ |
| 移転 | 新しい場所に移った | マップの修正提案で選ぶ |
| 営業再開 | 閉業や臨時休業を取り消す | 営業中に再設定するか、提案で選ぶ |
閉業の表示は、誰が付けるのか
閉業と出る原因を知るには、表示を付けられる人を知る必要があります。ヘルプには、事業者以外にも手段があると書かれています。
一般の利用者も、閉業を提案できる
マップのヘルプは、お店やスポットに付けられるマークとして、臨時休業、閉業、この場所には存在しない、他の場所と重複、不適切、有害、誤解を招く、一般に公開されていない、新しい場所に移転している、営業再開、を挙げています。
手順は、場所を開き、「情報の修正を提案」から「この場所は閉業したか、ここにはありません」を選び、「閉業している」を選んで送信する、という流れです。ログインしていれば、事業者でなくても使えます。
提案は、Googleが確認してから地図に反映される
ヘルプには、「編集内容は Google で確認するため、地図に反映されるまでに時間がかかることがあります。」と書かれています。
つまり、提案した瞬間に表示が変わるとは限りません。ただし、どのような条件で承認されるのかは、公式には書かれていません。
Googleが、報告を受けてプロフィールを更新することがある
ビジネス プロフィールのヘルプには、別の仕組みも書かれています。ユーザーから寄せられた報告や使用許諾済みコンテンツなど、さまざまなソースから情報を集めている、という説明です。
さらに、プロフィール情報について誤った点や古くなった点が報告されると、Googleによってプロフィールが更新されることがある、と書かれています。更新された場合は通知が届き、プロフィールを編集する画面にアラートが出ます。
管理画面の文字の色で、Googleが変えた部分が分かる
プロフィールのエディタでは、テキストの色が更新の種類を表しています。ヘルプによると、青はGoogleによって変更された情報、黒または白はGoogleによる変更なしです。
営業時間の欄が青く出ているのに、自分では何も変えていない、という場合は、Googleの更新が入った可能性があります。まずその欄を確かめます。
通知の4日以内に、承認か拒否を選ぶ
ヘルプには、見落とすと困る一文があります。一部の編集の提案は、公開前に通知が届きます。
「通知が届いてから 4 日以内に、提案を承認または拒否してください。」
さらに、4日以内に対応しない場合、ビジネスのウェブサイトなど公開されている他の情報で裏付けられる更新は、自動的に公開されることがある、と続きます。通知メールを見落とすと、自分が知らないうちに表示が変わることがある、ということです。
事前の審査なしで適用される場合もある
ヘルプは、ポリシー ガイドラインに準拠するために必要な場合、ユーザーの提案を事前の審査なしで適用することがある、とも書いています。
そのうえで、正確な情報を維持するために、ビジネス プロフィールはいつでも直接更新できる、と案内しています。
誰が付けられるかを、表で整理する
| 付ける人や仕組み | 公式で確かめた内容 | 事業者に起きること |
|---|---|---|
| 事業者の管理者 | 営業時間の編集で閉業か臨時休業を選ぶ | 自分で付けたかどうかを確かめられる |
| 一般の利用者 | マップで閉業の提案を送れる | 自分の知らないところで提案が出る |
| 報告を受けてプロフィールを更新することがある | 管理画面に通知とアラートが出る | |
| 提案への通知 | 4日以内に承認か拒否を選ぶ | 見落とすと自動で公開される場合がある |
間違った閉業が付く、よくある場面
ヘルプに原因の一覧があるわけではありません。ただ、ヘルプの仕様から、起こりうる場面は整理できます。ここからは、ヘルプで確かめた仕様を土台にした、弊社の整理です。
場面1:管理画面の営業時間を、自分たちで閉業にした
担当者が、店の改装中や長期休業のつもりで閉業を選び、そのままになっているケースです。臨時休業を選ぶべきところで閉業を選ぶと、表示が変わります。
ヘルプは、8日以上休む場合、オフシーズンに休む場合、無期限に休む場合は、臨時休業を使うと書いています。閉業ではありません。
場面2:複数の拠点を、まとめて操作した
ビジネス プロフィール マネージャーでは、複数のビジネス情報を選んで、まとめて閉業か臨時休業のマークを付けられます。まとめて操作すると、対象に1店多く含めてしまう事故が起きえます。
まとめて営業中に戻す手順も、マネージャーに用意されています。
場面3:移転や屋号変更のときに、古い情報に閉業を付けた
屋号を変えたときや、移転したときは、古い情報に閉業を付けるのが正しい手順です。ビジネスの名称変更が基準を満たさない場合は、新しいビジネスとみなされる、とヘルプに書かれています。
この手順を踏んだあとで、新しい情報の表示が遅れると、検索で閉業の方だけが目に入る時期ができます。
場面4:外部の提案や更新が入った
一般の利用者の提案や、Googleの更新で、閉業や臨時休業に変わった場合です。管理画面が営業中のままなのに、検索の表示が違うなら、このケースを疑います。
ここで大事なのは、通知メールとアラートの確認です。見落としていた通知がないか、メールの迷惑メールの欄も含めて探します。
場面5:移転後の店が、別の場所と重複して登録されている
マップのマークの一覧に、他の場所と重複、というものがあります。同じ店が2つ登録されていると、片方に閉業が付く、あるいは片方だけが営業中に見える、という混乱が起きえます。
これは、ヘルプの一覧から読み取れる可能性です。実際にどう起きるかは、公式には書かれていません。
場面を、表で整理する
| 場面 | 確かめる場所 | 直し方 |
|---|---|---|
| 自分たちで閉業を選んだ | 管理画面の営業時間 | 営業中に再設定する |
| 複数拠点をまとめて操作した | ビジネス プロフィール マネージャー | 対象を選んで営業中に戻す |
| 古い情報に閉業を付けた | 新旧の情報の表示 | 新しい情報を確かめる |
| 外部の提案や更新が入った | 通知メールとアラート | 管理画面で直接直す |
| 重複して登録されている | マップの検索結果 | 重複の報告を検討する |
閉業と臨時休業は、日数で使い分ける
間違いを防ぐには、正しい使い分けを知っておくのが近道です。ヘルプは、日数の目安を示しています。
8日以上なら臨時休業、7日以下なら特別営業時間
ヘルプは、重要な注意として、次のように書いています。
「8 日間以上休業する場合、オフシーズンに休業する場合、無期限に休業する場合は、臨時休業オプションを使用します。7 日間以下休業する場合は、特別営業時間を設定します。」
この一文が、閉業と臨時休業を取り違えないための基準になります。閉業は、その場所での営業をやめるときだけです。
臨時休業にすると、メール通知が来る場合がある
ヘルプには、ビジネスが臨時休業中という情報をGoogleが受け取ると、メール通知が届く場合がある、と書かれています。自分で臨時休業にしていないのに通知が届いたなら、外部から情報が入った合図かもしれません。
臨時休業の間は、検索の並びで後ろになることがある
ヘルプのヒントには、臨時休業しているビジネスは、広範囲なクエリが行われた際に、営業中のビジネスの後ろにランク付けされる場合がある、とあります。
影響の大きさは、業種、クエリの種類、臨時休業しているビジネスの数など、さまざまな要因で変わる、と続きます。数字での目安は、書かれていません。
つまり、間違った臨時休業や閉業を放置すると、探している人に気づかれないまま、表示の並びでも不利になる可能性があります。
使い分けを、表で整理する
| 休む期間 | 選ぶもの | 公式の説明 |
|---|---|---|
| 7日以下 | 特別営業時間 | 休業期間が7日以下のとき |
| 8日以上 | 臨時休業 | 8日以上、オフシーズン、無期限のとき |
| 営業をやめる | 閉業 | その場所での営業を終えるとき |
| 営業を再開する | 営業中に再設定 | 閉業か臨時休業のマークを消す |
原因の切り分けは、4つの確認で足りる
直す手順に入る前に、いまの状態を4つの確認で把握します。順番に見ると、慌てて間違った操作をすることを防げます。
確認1:自社名で検索して、表示をそのまま見る
自社名で検索し、マップや検索結果の表示を確かめます。「閉業」なのか「臨時休業」なのか、言葉を正確に読み取ります。
2つは別の表示です。臨時休業と出ているのに閉業のつもりで直し始めると、手順を取り違えます。画面の写真を撮っておくと、あとで問い合わせるときにも使えます。
確認2:管理画面の営業時間の欄を開く
次に、プロフィールを編集して、営業時間の欄を開きます。ここが閉業や臨時休業になっていれば、自分たちの側の設定です。営業中になっているのに、外の表示が違うなら、外部の提案や更新を疑います。
確認3:通知とアラートを探す
管理画面の上部の通知と、プロフィールを編集する画面のアラートを確かめます。ヘルプには、Googleによる変更があった場合は通知が届き、アラートが表示される、と書かれています。
登録しているメールアドレスの受信箱と迷惑メールの欄も、あわせて探します。通知から4日が過ぎていないかも、日付で確かめます。
確認4:編集のステータスを見る
自分で編集を保存したあとは、ステータスが表示されます。ヘルプによると、承認済みなら更新された情報が表示されます。不承認の場合は、変更内容の正確性をGoogleが確認できなかった可能性があります。保留中は審査中です。
審査は通常10分ほど、場合によっては最長で30日ほどかかる、と書かれています。保留中のあいだは、表示が変わらなくても、故障ではありません。
4つの確認を、表で整理する
| 確認 | 見る場所 | 分かること |
|---|---|---|
| 1 表示を読む | 検索とマップ | 閉業か臨時休業か |
| 2 営業時間の欄 | 管理画面 | 自分たちの設定かどうか |
| 3 通知とアラート | 管理画面とメール | 外部の更新が入ったかどうか |
| 4 編集のステータス | 編集の画面 | 承認済みか保留中か不承認か |
確認の結果から、次に進む道を決める
営業時間の欄が閉業なら、自分たちの設定です。次の章の手順で営業中に戻します。営業時間の欄が営業中なのに外の表示が違うなら、通知を確かめたうえで、管理画面から直接更新し直します。
管理者としてのアクセス自体がない場合は、オーナー権限のリクエストが先になります。その手順は、次の章のうち管理者でない場合の節に回します。
どの場合も、表示の誤りを放置せず、確かめたことを記録に残しておくと、問い合わせ先に説明しやすくなります。
間違った閉業の直し方:管理者の場合
ビジネス プロフィールの管理者なら、直す手順は決まっています。ヘルプの順に、1つずつ並べます。
図で見る:確かめてから戻し、反映を待つ
流れは短く、確かめる、営業中に戻す、反映を待つ、の順です。
手順1:ビジネス プロフィールを開く
ヘルプの手順は、「ビジネス プロフィールに移動します。」から始まります。ビジネス プロフィールに関連付けられたアカウントで、ログインしていることを確かめます。
別のアカウントでログインしていると、管理の画面が出ません。複数のアカウントを使い分けている場合は、ここで取り違えやすくなります。
手順2:プロフィールを編集して、営業時間を開く
ヘルプの手順では、「プロフィールを編集」から「営業時間」を選びます。営業時間の欄が、閉業や臨時休業になっていないかを見ます。
ここが閉業のままなら、自分たちの側の設定が原因です。営業中の表示に変わっていれば、次の確認に移ります。
手順3:編集アイコンから、営業中に戻す
営業時間の横にある編集アイコンを選び、「決まった営業時間で営業している」を選びます。営業時間をプロフィールに出したくない場合は、「営業時間不定で営業している」を選ぶ、とヘルプに書かれています。
次に、営業日の横のチェックボックスをオンにして、営業日を選びます。プルダウンで、営業時間も設定します。
手順4:営業時間を設定して、保存する
営業日と営業時間を決めたら、「保存」を選びます。保存すると、Googleマップと検索で、臨時休業や閉業のマークが表示されなくなる、とヘルプは書いています。
保存の前に、曜日ごとの時間が、実際の営業と合っているかを読み直します。ここで時間を間違えると、次の問い合わせが増えます。
手順5:反映を待ち、検索で確かめる
保存しても、すぐに表示が変わるとは限りません。ヘルプによると、編集の審査には通常10分ほど、場合によっては最長で30日ほどかかります。
数十分待ってから、自社名で検索し直します。表示が変わっていないときは、編集のステータスが、保留中や不承認になっていないかを見ます。
複数の拠点を、まとめて営業中に戻す手順
拠点が多い事業者は、ビジネス プロフィール マネージャーを使います。ヘルプの手順では、マネージャーにログインして、営業中にしたいビジネス情報をリストから選びます。
次に、上部のツールバーで「アクション」を選び、「営業」をクリックします。最後に、ダイアログで「営業中に変更」をクリックします。
選ぶ対象に、本当に閉業している店が混ざっていないか、実行の前にリストを読み直します。
管理者の手順を、表で整理する
| 手順 | 操作 | 注意すること |
|---|---|---|
| 1 | 管理しているアカウントでプロフィールを開く | アカウントの取り違え |
| 2 | プロフィールを編集して営業時間を開く | 閉業か臨時休業かを読む |
| 3 | 編集アイコンから営業中を選ぶ | 営業時間不定も選べる |
| 4 | 営業日と時間を設定して保存する | 実際の営業と合わせる |
| 5 | 数十分後に検索で確かめる | 保留中なら待つ |
| 複数拠点 | マネージャーでアクションの営業を選ぶ | 対象の選び間違い |
数字で見る:通知への対応は4日以内
ここまでの手順とは別に、守るべき日数が公式に1つあります。通知への対応期限です。
4日を過ぎると、自動で公開される更新がある
先に引いたヘルプの一文のとおり、編集の提案の通知が届いたら、4日以内に承認または拒否を選びます。
4日以内に対応しない場合、公開されている他の情報で裏付けられる更新は、自動的に公開されることがある、と書かれています。裏付けになる情報は、ビジネスのウェブサイトなどです。
自社サイトの情報が古いと、提案が裏付けられてしまう可能性
この仕様から、1つの読み方ができます。自社のウェブサイトに、閉店や休業のお知らせが古いまま残っていると、閉業の提案の裏付けに見えるかもしれません。
ただし、どのように裏付けを判断するかは、公式に書かれていません。この点は推測の範囲です。自社サイトのお知らせは、期間が終わったら整理しておく、という運用が無難です。
間違った閉業の直し方:管理者でない場合
自社のプロフィールを管理していない場合、あるいは管理者のアカウントが分からなくなった場合の手順です。
マップから、営業再開を提案する
マップのヘルプの手順は、次のとおりです。Googleマップを開き、臨時休業または閉業のマークが付いた場所を検索するか、地図上で選びます。
次に、「情報の修正を提案」から「営業状況の変更」を選びます。「営業再開」を選んで、「送信」を選びます。提案を送る前に、Googleアカウントにログインしている必要があります。
提案は、Googleの確認を経て反映される
提案は、その場で表示を変えるものではありません。マップのヘルプは、編集内容がGoogleで確認されるため、反映までに時間がかかることがある、と書いています。
提案を送ったあとは、数日おいて、表示を確かめます。変わらない場合の相談先は、後の節で書きます。
営業時間を理由に、閉業のマークを付けてはいけない
マップのヘルプには、この点で、はっきりした注意書きがあります。
「営業時間に基づいて『営業中』または『閉業』のマークを付けないでください。」
閉業は、ビジネスがその場所で営業を続けているかどうかを表す言葉だからです。夜に閉まっているから閉業、と提案するのは、誤りになります。
管理者でない場合を、表で整理する
| 操作 | 選ぶ項目 | 注意すること |
|---|---|---|
| 営業再開の提案 | 情報の修正を提案から営業状況の変更 | ログインが必要 |
| 閉業の提案 | この場所は閉業したか、ここにはありませんから閉業している | 営業時間を理由にしない |
| 移転の提案 | 新しい場所に移転している | 地図で正しい所在地を選ぶ |
それでも直らないときの相談先
手順を踏んでも、表示が変わらないことがあります。そのときの動き方を、ヘルプの案内の範囲で書きます。
ヘルプのページが示す、2つの窓口
ビジネス プロフィールのヘルプのページには、さらにサポートが必要な場合の案内があります。ヘルプ コミュニティに投稿して、コミュニティ メンバーから回答を得る方法と、お問い合わせの窓口です。
どちらも、ヘルプのページの下部から入れます。お問い合わせの窓口には、詳しい情報を知らせて、解決に向けてサポートを受ける、という説明が付いています。
問い合わせるときに添える情報
窓口に連絡するときは、事実を整理して伝えると、やり取りが短くなります。ヘルプに指定の項目があるわけではありません。これは弊社の整理です。
| 添える情報 | 内容 |
|---|---|
| 表示の状態 | 検索やマップで出ている言葉と、その画面の写真 |
| 管理画面の状態 | 営業時間の欄が営業中であること |
| 通知とアラート | 受け取った日付と内容 |
| 試したこと | 営業中への再設定の日付とステータス |
| 営業の実態 | 営業時間と、営業していることが分かる情報 |
窓口に連絡する前に、自社サイトも確かめる
問い合わせる前に、自社のウェブサイトを開きます。トップのお知らせや、会社概要に、閉店や休業と読める古い文面が残っていないか確かめます。
営業しているのに、サイトが休業を告げていれば、表示の誤りの原因を自分で作っていることになります。
直したあとに、また戻らないための運用
営業中に戻したら、同じ問題が起きないように、日々の運用を決めておきます。
営業時間と臨時休業は、担当者を1人に決める
営業時間の変更や臨時休業の設定は、担当者を1人に決めます。複数の人が触ると、閉業を選んだ人と営業中に戻した人が食い違います。
担当者が不在でも動けるように、手順書を1枚つくっておくと、引き継ぎで困りません。
年末年始や改装の前に、日付と選ぶ項目を決めておく
長い休みや改装の前に、休む日数を数えて、特別営業時間か臨時休業かを決めておきます。8日以上なら臨時休業、7日以下なら特別営業時間、という基準を、社内の手順書に書きます。
戻す日付も、カレンダーに入れておきます。臨時休業のまま忘れると、営業を再開したのに表示が残ります。
通知のメールを、見られる人が受ける
通知が届くメールアドレスは、個人のものにしないでください。退職や異動で見られなくなると、4日以内の対応ができません。
会社で見られる共有のアドレスを、管理者に設定しておく運用を勧めます。
管理者のアカウントが分からないときの考え方
退職した担当者のアカウントで登録されていて、いまの担当者が入れない、という相談もよくあります。この場合、営業中への再設定の前に、管理の権限を整える必要があります。
権限の手順は、別のヘルプのページにある
ビジネス プロフィールのヘルプには、プロフィールの所有権を管理するための、専用のページ群があります。ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する、メインのオーナー権限を譲渡する、オーナー権限をリクエストする、といった題のページです。
この記事では、それらの手順の中身までは確かめていません。該当するページを開いて、画面の案内に沿って進めてください。
確認が済んでいない場合の、できること
ヘルプには、プロフィールの確認が済んでいない場合でも、お店やサービスの名前、業種、住所、営業時間、電話番号、ウェブサイトなど、一部の情報を編集できる、と書かれています。
すべての情報を編集するには、プロフィールを確認する必要がある、とも続きます。営業時間は、確認前でも編集できる項目に入っています。
権限の整備を、表で整理する
| 状況 | 公式の案内 | 次にやること |
|---|---|---|
| 管理者のアカウントに入れない | 所有権を管理するページがある | オーナー権限のリクエストを調べる |
| 確認が済んでいない | 一部の情報は編集できる | 営業時間を直す |
| 担当者が替わった | オーナーと管理者を管理するページがある | 新しい担当者を管理者に加える |
本当に閉業するときの、正しい設定
ここからは、読者が自分の意思で店を閉じる、移す、休む場合です。ヘルプに従って、順に説明します。
閉業マークを付ける手順
ヘルプの手順は、ビジネス プロフィールに移動し、「プロフィールを編集」から「営業時間」を選びます。営業時間の横にある編集アイコンから「閉業」を選び、「保存」を選びます。
ヘルプは、閉業マークを付けた場合も、プロフィールを検索した人には、検索とマップに引き続き表示される場合がある、と書いています。ただし、閉業していることが明示されます。
閉業マークは、すぐ消えるわけではない
アカウントからの削除の手順の中に、閉業マークを付けるオプションがあります。そこには、閉業マークを付けても、すぐにGoogleマップから削除されるわけではない、という注意があります。
検索結果に徐々に表示されなくなり、最終的には完全に削除される、と続きます。期間の目安は、書かれていません。
閉業の日は、告知と表示を合わせる
閉業の日が決まっているなら、自社サイトのお知らせと、マップの表示を合わせておきます。これはヘルプの記述にはない、弊社の考えです。
表示が先に閉業になると、まだ営業している最後の日に客を逃します。表示が遅れると、閉まった店に足を運ぶ客が出ます。日付は、社内で1つに決めて、すべての場所に同じ日付を書きます。
閉業の手順を、表で整理する
| 順 | 操作 | 画面の言葉 |
|---|---|---|
| 1 | プロフィールを開く | ビジネス プロフィールに移動 |
| 2 | 営業時間を開く | プロフィールを編集から営業時間 |
| 3 | 編集アイコンを選ぶ | 営業時間の横の編集アイコン |
| 4 | 閉業を選ぶ | 閉業 |
| 5 | 保存する | 保存 |
長く休むときは、臨時休業を選ぶ
営業を続ける予定があるなら、選ぶのは臨時休業です。画面の場所は同じです。
臨時休業を設定する手順
手順は閉業と同じ流れで、営業時間の横の編集アイコンから「臨時休業」を選んで保存します。ヘルプは、名前で検索した人に臨時休業を知らせて、休業中と知らずに来店した人をがっかりさせるのを防ぐ、と目的を書いています。
再開の日に、営業中へ戻すのを忘れない
臨時休業のマークは、自動では消えない前提で動くのが安全です。ヘルプには、自動で戻る旨の記述は見当たりません。営業を再開する日に、営業時間を再設定します。
再設定の手順は、先に説明した営業中への再設定と同じです。
7日以下の休みは、特別営業時間を使う
連休や短い休みは、特別営業時間で対応します。ヘルプは、7日間以下の休業では特別営業時間を設定する、としています。祝日や臨時休業などの特別営業時間を指定することもできる、と別のページにも書かれています。
移転や屋号の変更のときの、正しい手順
移転と屋号の変更は、閉業の中でも間違いが起きやすい場面です。ヘルプの仕様を整理します。
屋号の変更が小さければ、同じプロフィールで名前を直せる
ヘルプによると、ビジネス名に含まれる固有名詞やサービスが変わらず、業種の変更もない、といったわずかな変更なら、新しいプロフィールを作らずに名称を変更できることがあります。
基準を満たしている場合は、ビジネス情報を編集してビジネス名を更新します。
基準を満たさない変更は、新しいビジネスとみなされる
基準を満たさない名称変更は、新しいビジネスとみなされます。ヘルプは、既存のビジネス プロフィールに閉業マークを付けたうえで、新しいビジネス名でプロフィールを作成する、と書いています。
この手順で付けた閉業マークは、あとから営業中に戻せません。戻したくなったら、新しいプロフィールを追加する手順になります。
同じ場所で住所を直すだけなら、所在地を編集する
住所の誤りや表記の修正は、所在地の編集で直せます。閉業にする必要はありません。ヘルプの手順は、プロフィールを編集して所在地を開き、ビジネス所在地の横の編集アイコンから住所を入力して保存する流れです。
ヘルプによると、変更の反映は通常10分ほど、場合によっては30営業日ほどかかります。住所を特定できない場合は、地図上でピンを動かして位置を指定できます。
新しい場所の情報は、オーナー確認が要る
新しいプロフィールには、オーナー確認が必要です。ヘルプは、クチコミを新しいプロフィールに移動したい場合は、Googleにお問い合わせください、としています。
自動で引き継がれる、とは書かれていません。クチコミの移動は、確実とは言えない前提で計画を立てます。
利用者から移転を提案する方法もある
マップのヘルプには、移転のマークを付ける手順もあります。「この場所は閉業したか、ここにはありません」から「新しい場所に移転している」を選び、地図上で正しい所在地を選んで送信します。
この手順から、事業者が手続きを済ませる前に、利用者の提案で移転が示されることもある、と読めます。
移転と屋号変更を、表で整理する
| 場面 | 公式の扱い | 事業者がやること |
|---|---|---|
| わずかな名称変更 | 同じプロフィールで名前を更新できることがある | ビジネス情報を編集する |
| 基準を満たさない名称変更 | 新しいビジネスとみなされる | 古い方に閉業マーク、新しい方を作成 |
| 住所の修正 | 所在地を編集できる | 住所かピンを直して保存 |
| 移転 | 新しい場所のプロフィールが要る場合がある | 新しい情報を追加して確認する |
| 閉業マークの取り消し | 名称や所在地の変更に伴うものは戻せない | 新しいプロフィールを追加する |
閉業マーク、アカウントからの削除、削除のリクエストは、別の操作
ここが、閉業をめぐる混乱の中心です。ヘルプには、似た名前の操作が3つあります。
3つの操作を、先に表で見る
| 操作 | できる人 | 起きること |
|---|---|---|
| 閉業マークを付ける | 管理者 | 検索とマップに閉業と表示される |
| アカウントからプロフィールを削除する | メインのオーナーのみ | 自分の管理をやめる。表示は残ることがある |
| 検索とマップからの削除をリクエストする | 誰でも。ログインが必要 | 承認されれば検索とマップから削除される |
アカウントからの削除は、表示を消す操作ではない
ヘルプは、重要な注意として、ビジネス プロフィールからオーナー権限とコンテンツをすべて削除しても、ビジネスがマップと検索に表示されなくなるとは限らない、と書いています。
削除しても、ビジネスが不適格とみなされない限り、検索とマップに引き続き表示されることがある、とも続きます。閉業のつもりでアカウントから削除だけを選ぶと、営業中の店として残る可能性があります。
削除すると、事業者が書いたものは完全に消える
アカウントから削除すると、プロフィールのコンテンツと管理者は完全に削除されます。オーナーや管理者による投稿、写真、動画、クチコミへの返信は、すべて完全に削除されます。
削除したコンテンツは、復元も管理もできません。再び管理するには、オーナー確認をやり直す必要があります。
クチコミは、消えない
ヘルプには、「ユーザー作成コンテンツとクチコミは残ります。」と書かれています。先に紹介したQ&Aの、閉業にすればクチコミが消えるのでは、という考えは、少なくとも削除の手順については、ヘルプと合いません。
閉業マークを付けた場合のクチコミの扱いは、閉業の手順のページには書かれていませんでした。ここは確かめられなかった点です。
検索とマップからの削除は、誰でもリクエストできる
ヘルプは、ビジネス プロフィールの所有者でなくても、削除をリクエストできる、としています。ビジネスが存在しない場合や、Googleに掲載する資格がない場合は、削除される可能性がある、とも書かれています。
手順は、マップで「情報の修正を提案」から「この場所は閉業したか、ここにはありません」を選び、該当するオプションを選んで送信します。例として挙げられているのは、「この場所には存在しない」と「不適切、有害、誤解を招く」です。
承認されると、ビジネス情報は検索とマップから削除されます。リクエストの後に、フォローアップの質問が書かれたステータスメールが届く場合もあります。
自分の店の削除リクエストは、営業しているなら出さない
営業を続けている自社の店に、「この場所には存在しない」を選ぶのは、誤りです。ヘルプは、閉業したか存在しない場所の整理のために、この窓口を用意しています。
店を閉じるだけなら、閉業マークで足ります。削除のリクエストは要りません。
3つの操作の選び方を、表で整理する
| あなたの状況 | 選ぶ操作 |
|---|---|
| 営業をやめた | 閉業マークを付ける |
| 管理をやめるが、店は続く | アカウントからの削除、または権限の譲渡 |
| 存在しない場所が載っている | 削除をリクエストする |
| 営業を続けたい | どの削除も選ばない |
AIの回答で、閉業の情報はどう扱われるのか
AIによる概要、AIモード、Gemini、マップに相談で、閉業や臨時休業の情報がどう使われるのか。事業者として気になる点です。
公式のヘルプには、記載が見つからなかった
今回開いた、ビジネス プロフィールのヘルプとマップのヘルプには、AIの回答がこれらの閉業の情報をどう使うかを説明した文は、見つかりませんでした。公式に記載なし、という扱いです。
営業時間や閉業の表示が、AIの回答にそのまま反映されるのか、別の情報源が優先されるのかも、確かめられていません。
確かめられたのは、Geminiから営業時間を更新できること
関連して確かめられたのは、管理の側の機能です。ビジネス プロフィールのヘルプには、プロフィールをGeminiウェブアプリに接続すると、営業時間、連絡先情報、アクション リンクなどの更新ができる、と書かれています。
接続の条件として、オーナー確認済みのビジネス プロフィールを1つだけ管理していること、18歳以上であること、個人のGoogleアカウントでログインしていること、アクティビティの保存がオンであること、が挙げられています。
この機能は、事業者が情報を更新するためのもので、AIの回答の仕様を説明するものではありません。
事業者にできること
仕様が確かめられない以上、事業者にできるのは、元の情報を正しく保つことです。ビジネス プロフィールの営業時間を正しく設定し、自社サイトの案内も同じ内容にそろえます。
AIの回答がどの情報を参照しても、食い違いがなければ、誤った閉業の案内が出る可能性を減らせます。これはヘルプの記述にはない、弊社の考えです。
AIの回答についての整理を、表で見る
| 知りたいこと | 公式で確かめた答え |
|---|---|
| AIによる概要で閉業情報がどう使われるか | 今回開いたヘルプには記載なし |
| AIモードでの扱い | 今回開いたヘルプには記載なし |
| Geminiの回答での扱い | 今回開いたヘルプには記載なし |
| マップに相談での扱い | 今回開いたヘルプには記載なし |
| Geminiから営業時間を更新できるか | できる。接続の条件がある |
解決の軸:閉業や移転の事実を、自社サイトの1か所に決めておく
ここまでの手順は、すべてGoogleの画面の中の話でした。画面の中だけで直しても、外から入る提案や更新で、表示が変わる可能性が残ります。
自社サイトに、閉業や移転のお知らせの受け皿を用意する
弊社が勧めるのは、自社サイトに、営業の状態を正確に書いたページを用意することです。営業時間、休業の期間、移転先、閉業の日付を、1つのページに書きます。
ヘルプにも、ユーザーからの報告が、ビジネスのウェブサイトなど公開されている他の情報で裏付けられる場合に、更新が自動で公開されることがある、と書かれていました。正しい情報を自社サイトに置いておけば、誤った提案の裏付けになりにくくなる、という考え方です。
受け皿のページに書く項目
| 項目 | 書く内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 営業時間 | 曜日ごとの時間と定休日 | 画面の設定と同じ内容にそろえる |
| 休業の期間 | 開始日と再開日 | 臨時休業の表示と合わせる |
| 移転 | 新しい住所と開始日 | 古い住所の閉業と対にする |
| 閉業 | 最終営業日と、引き継ぎ先がある場合はその案内 | 空振りの来店を減らす |
| 更新日 | ページを直した日付 | 古い情報と区別できる |
ページを置いたら、手順書に加える
営業の状態が変わるたびに、Googleの画面と自社サイトの両方を直す、という手順を、手順書に入れます。片方だけ直す事故を減らすためです。
直す順番は、まず自社サイト、次にGoogleの画面、と決めておくと、日付の食い違いが起きにくくなります。
複数の拠点がある場合の運用
拠点が複数ある事業者は、1店の誤りが他の店にも広がる可能性を考えて、運用を決めます。ヘルプには、複数のビジネス情報を扱う専用の画面があります。
ビジネス プロフィール マネージャーでまとめて扱う
ヘルプは、Googleの検索とマップでは個々のプロフィールを直接管理できて、一度に複数をまとめて管理する場合はマネージャーを使う、と案内しています。閉業と臨時休業のマークも、営業中への再設定も、マネージャーでまとめて操作できます。
便利な反面、選択を間違えると、複数の店に同じ誤りが入ります。実行の前に、対象の一覧を2人で読み合わせる運用を勧めます。
閉業する拠点がある場合の、手順の分け方
一部の拠点だけを閉じるなら、その拠点だけを選んで閉業マークを付けます。残る拠点の営業時間の欄は、触らないでください。
閉業する拠点の電話番号やウェブサイトの案内に、他の拠点への誘導を書いておくと、客が迷いません。これは弊社の考えです。
拠点ごとの状態を、一覧表にしておく
拠点ごとに、現在の状態、予定している変更、担当者を1枚の表にします。閉業、臨時休業、営業中のどれなのかを、管理画面を開かずに把握できるようにします。
| 拠点 | 現在の状態 | 予定している変更 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 本店 | 営業中 | なし | 担当1名 |
| 支店 | 臨時休業 | 再開日に営業中へ | 担当1名 |
| 旧店舗 | 閉業 | 新店舗の確認 | 担当1名 |
利用者側の疑問に、短く答える
ここまでは事業者の側で書いてきました。この記事を読む人の中には、利用者として閉業の表示を見て困った人もいるはずです。短く答えます。
閉業と出ているが、本当に閉まっているのか
マップの閉業の表示は、事業者のほか、一般の利用者の提案などでも付きます。表示が正しいとは限りません。店の公式のウェブサイトや、電話で確かめるのが確実です。
営業しているのに閉業と出ていたら、どうするか
ログインしたうえで、マップから「営業再開」を提案できます。手順は、前の章の管理者でない場合の節に書いたとおりです。店の方に、表示の誤りを伝える方法もあります。
店が閉業したことを、報告したい
マップの「情報の修正を提案」から、「この場所は閉業したか、ここにはありません」を選び、「閉業している」を送信します。営業時間を理由にした提案はしないでください。
近い話題の記事
ビジネス プロフィールの周辺には、閉業とは別に確かめておきたいことがあります。弊社の過去の記事のうち、近い3本を挙げます。
Googleビジネスプロフィールの認証が通らない 動画で映すものと見直す点は、移転後の新しいプロフィールで、オーナー確認が必要になったときに役立ちます。
マップに相談で自社の店は出てくるのか 公式で確かめた材料と自分で試す手順は、マップに相談で自社が出る条件を、公式で確かめた範囲で書いた記事です。
MEO AI対策の答え AI検索時代にビジネスプロフィールで変わることと変わらないことは、AI検索の時代に、プロフィールの何を見直すかをまとめた記事です。
この記事は、それらと違い、閉業の表示を直す手順と、閉業を正しく設定する手順に絞っています。
よくある質問
Q. 自分の店が閉業と出たとき、自分で直せますか
管理者であれば、直せます。営業時間を営業中に再設定します。ヘルプには、誤って閉業マークを付けたビジネス情報は営業中に再設定できる、と書かれています。
管理者でない場合は、マップから営業再開を提案します。
Q. 閉業にすると、クチコミは消えますか
アカウントからプロフィールを削除する手順では、ユーザー作成コンテンツとクチコミは残る、とヘルプに書かれています。閉業マークを付けた場合のクチコミの扱いは、今回開いたヘルプでは確かめられませんでした。
事業者の返信、投稿、写真は、削除の手順で完全に削除されます。
Q. 閉業と臨時休業は、何が違いますか
閉業は、その場所での営業をやめることです。臨時休業は、一時的に休むことです。ヘルプは、8日以上、オフシーズン、無期限の休みに臨時休業を使い、7日以下の休みは特別営業時間を使う、としています。
Q. 移転したら、古い情報はどうなりますか
屋号が変わる、あるいは基準を満たさない変更なら、古い情報に閉業マークを付けて、新しい情報を作ります。この閉業マークは、営業中に戻せません。
同じ場所での住所の修正なら、所在地を編集します。
Q. AIの回答に出る閉業は、どう直せますか
今回開いた公式のヘルプには、AIの回答での閉業の扱いは、記載がありませんでした。確かめられたのは、ビジネス プロフィールの表示を正しくする方法です。
自社のプロフィールと自社サイトの案内をそろえて、食い違いをなくす運用を勧めます。
質問への答えを、表で整理する
| 質問 | 答え | 確かめた資料 |
|---|---|---|
| 自分で直せるか | 管理者は営業中に再設定 | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| クチコミは消えるか | 削除の手順では残る | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| 閉業と臨時休業の違い | 営業をやめるか、一時的に休むか | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| 移転のとき | 屋号変更は新しい情報を作る | ビジネス プロフィールのヘルプ |
| AIの回答での扱い | 記載なし | 確かめられなかった |
まとめ:切り分ける、直す、正しく設定する。この3つを順に
Googleマップの閉業の表示は、事業者の管理者だけでなく、利用者の提案やGoogleの更新でも変わる、と公式のヘルプに書かれています。
自分の店が間違って閉業と出ているなら、まず営業時間の欄とアラートで状態を切り分けます。そのうえで、営業中に再設定します。管理者でない場合は、マップから営業再開を提案します。
本当に閉じるときは、営業時間から閉業を選びます。アカウントからの削除は別の操作で、表示が残ることがあります。移転や屋号の変更で付いた閉業は、営業中に戻せません。
AIの回答での閉業の扱いは、今回開いたヘルプには記載がありませんでした。仕様が分からない部分は、元の情報を正しく保つことで備えます。
この記事で確かめた資料
2026年10月28日に開いた資料です。
| 資料 | 確かめた内容 |
|---|---|
| ビジネス プロフィールのヘルプ「ビジネスに閉業マークを付ける」 | 閉業と臨時休業の設定の手順、日数の基準、複数拠点の手順 |
| 同「ビジネス情報を営業中に再設定する」 | 営業中に戻す手順、名称や所在地の変更で付いた閉業は戻せないこと |
| 同「Google アカウントからビジネス プロフィールを削除する」 | 削除の影響、閉業マークのオプション、クチコミが残ること |
| 同「Google 検索と Google マップからビジネス プロフィールの削除をリクエストする」 | 誰でもできる削除のリクエストの手順 |
| 同「ビジネス プロフィールに対する Google による変更を管理する」 | 報告による更新、通知、4日以内の対応 |
| 同「ビジネス プロフィールの編集内容の反映」 | 審査の時間、編集のステータス |
| 同「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」 | 名称変更の基準 |
| 同「ビジネス拠点の住所を管理する」 | 住所の編集の手順 |
| 同「Google ビジネス プロフィールを Gemini ウェブアプリで管理する」 | Geminiからの更新の機能と条件 |
| マップのヘルプ「営業再開または閉業のマークを付ける」 | 利用者が付けられるマークと手順 |
| 確かめられなかったもの | AIの回答での閉業の扱い、提案が承認される条件、閉業マークを付けたクチコミの扱い |
今日できる点検
次の表の項目を、上から順に確かめてください。1項目あたり15分ほどで終わります。
| 点検の項目 | 確かめる場所 | 合格の目安 | 直すこと |
|---|---|---|---|
| 自社名で検索して表示を読んだ | 検索とマップ | 営業中と出ている | 閉業か臨時休業なら次へ進む |
| 営業時間の欄を開いた | 管理画面 | 実際の営業と合っている | 営業中に再設定する |
| 通知とアラートを確かめた | 管理画面とメール | 見落としがない | 4日以内に承認か拒否を選ぶ |
| 編集のステータスを見た | 編集の画面 | 承認済み | 保留中なら待つ |
| 臨時休業の予定を決めた | 社内のカレンダー | 8日以上かどうか分かる | 特別営業時間か臨時休業を選ぶ |
| 自社サイトの案内を読んだ | トップと会社概要 | 営業の状態と一致する | 古い休業の告知を消す |
| 通知を受けるメールを決めた | 管理者の設定 | 会社で見られる宛先 | 個人の宛先を替える |
| 担当者を1人決めた | 社内の手順書 | 名前と代理がある | 手順書を1枚つくる |
この記事に書いたことを、そのまま御社のページに
生成AIに引用されるページを、お話しいただくだけでお作りします。お時間をいただくのは初回15分のヒアリングだけです。まず1ページ、無料でお作りします。
OKが出るまで、何度でも直します。事実が違う、言い回しが硬い、この話は入れないでほしい。どれも遠慮なくおっしゃってください。何度お直ししても、追加の料金はいただきません。
これまでに127社にご利用いただきました。毎月ご依頼いただいている方の6割以上が、月10ページを選ばれています。料金はページに掲載しています。
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