応募を考えている人が、生成AIにこう打ち込みます。「◯◯株式会社という会社の求人を見ています。この会社はどうですか。残業や離職率について分かることを教えてください」
返ってくるのは、多くの場合、口コミサイトに書かれた退職者の投稿と、そこから読み取れる傾向です。自社について語っているのが、自社ではない状態になっています。
応募が集まらない、あるいは面接まで来た人が辞退する。その原因を、給与や知名度に求める前に確かめられることがあります。この記事では、いま自社が生成AIにどう説明されているかを10分で確かめ、その説明を変えるために何を書けばよいかをたどります。
この記事の前提として、LLMO対策に新しい道具は要りませんをあわせてご覧ください。
結論:足りないのは、確かめられる事実のほうです
採用ページには、たいてい魅力が書かれています。風通しがよい、成長できる、社員の仲がよい。
この種の文章は、生成AIの答えの材料から外れます。どの会社の採用ページにも同じことが書かれていて、しかも検証できないためです。検証できない文章は、口コミサイトの具体的な投稿に負けます。
やることは3つに絞れます
| 順 | やること | かかる時間の目安 |
|---|---|---|
| 1 | いま自社が生成AIにどう説明されるかを、実際に聞いて確かめる | 10分 |
| 2 | 数えられる事実を、採用ページに書く | 2〜3時間 |
| 3 | この仕事に向いていない人の条件を書く | 1時間 |
3番を飛ばさないでください。この記事でいちばん効くのは、そこです。
求職者は、生成AIに何と聞いているか
検索と生成AIでは、聞き方が変わります
検索窓には「◯◯株式会社 評判」と打ちます。生成AIには、自分の状況を添えて聞きます。
「30歳で、いまは施工管理をしています。転職を考えていますが、家庭の事情で残業を月20時間以内に抑えたいです。◯◯株式会社は、この条件に合いそうですか」
この問いに答えられる事実を持っている会社だけが、候補として残ります。この答えが作れるのは、「アットホームな職場です」の外です。
聞かれ方は、大きく4つに分かれます
| 型 | 質問の例 | 答えを持っているべき場所 |
|---|---|---|
| この会社はどうか | ◯◯株式会社の評判と、離職率を教えてください | 数字を載せた採用ページ |
| 自分に合うか | 未経験でも入れますか。どういう人が続いていますか | 向き不向きを書いたページ |
| 会社を探す | ◯◯市で、残業の少ないメーカーはありますか | 職種ごとのページ |
| 仕事の中身 | この職種は、1日どんな流れで働きますか | 仕事内容のページ |
1つ目が、いちばん多く聞かれています。そして、いちばん自社の文章が使われていない場所です。
いま自社がどう説明されているかを、10分で確かめる
手順
生成AIを開いて、次の4つをそのまま打ち込みます。
- (自社名)という会社について教えてください。働く環境はどうですか
- (自社名)の離職率や残業時間について、分かることを教えてください
- (自社名)に転職するかどうか迷っています。どんな人に向いていますか
- ◯◯市で、(自社の職種)の求人を出している会社を3つ教えてください
1つ目と2つ目で、何が返ってくるかを見てください。ここが、いま応募者が読んでいる自社の説明です。
返ってきた内容を、3つに分けて控える
| 分類 | 意味すること | やること |
|---|---|---|
| 事実と違う | 古い情報か、他社と混同されている | 正しい情報を自社サイトに書く |
| 事実だが、一面だけ | 口コミの投稿が材料になっている | 全体が分かる数字を出す |
| 情報が無いと返る | 自社について語れる材料が、どこにも無い | まず採用ページを作る |
3つ目が返ってきたなら、状況としてはむしろ単純です。悪い評判があるのではなく、何も無いだけなので、書けば変わります。
口コミサイトに書かれた内容は、消せません
ここを最初に押さえてください。多くの会社が、ここで消耗しています。
削除の依頼は、ほとんど通りません
事実に反する内容や、名誉を毀損する内容であれば、削除を求める道はあります。ただし、退職者が自分の体験として書いた感想は、その多くが削除の対象から外れます。
そして、削除を求める作業に時間をかけたところで、自社について語れる材料は増えないままです。
打ち手は、消すことより足すことです
生成AIが自社について答えるとき、材料が口コミしか無いなら、口コミの内容がそのまま答えになります。材料を増やせば、答えの中身が変わります。
足すのは、口コミには書けない種類の情報です。数えられる事実と、会社が自分で認めている課題です。
数えられる事実を、採用ページに書く
いちばん効くのがここです。次の数字を、採用ページの本文に文章として書いてください。
| 項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 平均の残業時間 | 2025年度の全社平均は月18.4時間。繁忙期の◯月は平均32時間 |
| 有給の取得率 | 2025年度は72.1%。付与日数の平均は16日 |
| 直近3年の入社と退職 | 3年間で12名入社、3名退職。退職の理由は転居2名、転職1名 |
| 年齢の構成 | 20代4名、30代9名、40代7名、50代以上5名 |
| 給与が上がる仕組み | 年1回の改定。等級が上がる条件は◯◯ |
| 1日の流れ | 始業8時30分、現場移動、昼、帰社、終業17時30分の実際 |
都合の悪い数字も書いてください
残業が多いなら、多いと書きます。「繁忙期の◯月は、平均で月45時間になります。この期間は、代休の取得を優先しています」。
この書き方をした会社は、入社後の食い違いが減ります。そして生成AIから見ると、都合の悪い数字を出している文章は、信頼できる情報源として扱われます。
なぜ数字が効くのか
生成AIが答えを作るとき、どういう文章が引用されやすいかは測られています。2024年に発表された研究では、具体的な数値を入れた文章は引用されやすさが30.6%上がり、参照した出典を明記した文章は27.5%上がりました。逆に、狙ったことばを本文に詰め込んだ文章は8.3%下がっています。
共通しているのは、検証できる形で書かれているかどうかです。「有給取得率72.1%」は検証できます。「風通しがよい」のほうは、読んだ人に確かめようがありません。
労働条件の明示には、法令の定めがあります
職業安定法は、求人を出す際に労働条件を明示することを求めています。2024年からは、就業場所と業務の変更の範囲についても明示する義務が加わりました。
そして、明示した条件と実際が異なる形での募集は、法令に触れます。義務として書くものが、そのまま引用されやすい材料になっています。採用ページの本文にも、求人票と同じ内容を文章として書いてください。
会社概要が薄いと、採用ページだけ厚くしても届きません
採用ページを直す前に、確かめておく場所があります。会社そのものの情報です。
生成AIが「◯◯株式会社はどんな会社ですか」に答えるとき、まず読むのは会社概要のページです。ここが「設立年と資本金と住所」だけで止まっていると、答えを組み立てる材料が口コミサイトの投稿だけになります。
会社概要に足すもの
- 何を作っているか、何をしているかを、外の人に伝わることばで
- 取引先の分野(社名を出せないなら、業種と規模で)
- 事業の柱が複数あるなら、その割合
- 代表者の名前と、この事業を始めた経緯
- 沿革のうち、事業の中身が変わった年
2番目が効きます。「自動車部品メーカー3社と、産業機械メーカー2社を主な取引先としています」。この一行があると、AIは事業の安定性についての問いに答えられます。
4番目も効きます。代表者の名前が書かれていない会社は、実在の確度が低いと扱われることがあります。
地図サービスの情報も、そろえておいてください
会社名の表記、住所、電話番号を、自社サイトと1文字も違わない形にそろえます。無料で、30分で終わります。
表記のゆれは、思っているより頻繁に起きています。株式会社を前に付けたり後ろに付けたり、ビル名を書いたり書かなかったり。この不一致があると、AIは同じ会社だと確信を持てません。
採用ページと会社概要は、同じ数字にしてください
社員数が、会社概要では「50名」、採用ページでは「45名」になっている。この種の食い違いは、よく起きます。
片方が古いまま残っているだけでも、AIから見ると矛盾した情報源になります。数字を書くと決めたら、書いた場所を一覧にして、更新の日を決めてください。年に1回でかまいません。
「この仕事に向いていない人」を書いている会社が、選ばれます
この記事でいちばん伝えたい部分です。
採用ページに、向いていない人の条件を書いてください。「1人で黙々と進めたい方には、この仕事は向きません。1日のうち3時間ほどは、現場の方との調整に使います」。この形です。
応募が減る心配は要りません
減るのは、入社しても続かない人からの応募です。実際に起きるのは次の3つです。
- 面接での辞退が減る(先に読んで判断しているため)
- 入社後1年以内の退職が減る
- 面接で「ここを読んで、自分は当てはまらないと思いました」と言われる
3つ目が起きたら、うまくいっています。応募者が自分で選別しているということだからです。
AIから見ても、これが判断の材料になります
応募者が生成AIに聞いているのは「自分に合うのはどこか」です。
向き不向きが書かれていないページから、AIは「この人に合う」という判断を引き出せなくなります。条件を書いている会社だけが、その条件に合う人に対して強く推薦されます。
書き方の型
- この仕事で、時間をいちばん使うこと
- その部分が苦手な人には、続きにくいこと
- 逆に、こういう人は続いていること(実際に在籍している人の傾向)
- 入社後に、いちばん多く聞くつまずき
4番目まで書いてある採用ページは、ごく少数です。ここまで書くと、口コミサイトの投稿より具体的になります。
第1の門と第2の門。順番を間違えると効きません
| 第1の門 | 第2の門 | |
|---|---|---|
| 何が起きる場所か | AIが答えを作るとき、候補として拾われるか | 拾われた中から、引用されるか |
| 効くこと | 検索で見つかる状態を作る。従来のSEOとほぼ同じ | 書き方を変える。数字、出典、具体的な説明 |
| ここが弱いと | 何を書いても、そもそも読まれない | 読まれてはいるが、口コミのほうが引用される |
自社がどちらの門にいるかを見分ける
先ほどの1つ目の質問、「(自社名)という会社について教えてください」の答えで分かります。
社名を入れても情報が返らないなら、第1の門です。まだ読まれていない段階なので、書き方を工夫しても効かずに終わります。まず採用ページが検索で見つかる状態を作ってください。
社名を入れれば説明が返るのに、その内容が口コミ由来ばかりなら、第2の門です。読まれてはいるが、自社の文章に材料が無い状態です。
採用ページが、集客用のサイトの中に埋もれている場合
会社案内のサイトの1ページとして採用情報を置いていると、第1の門で止まりやすくなります。求職者が使うことばと、顧客が使うことばが違うためです。
職種ごとにページを分けて、そのページの中で職種名を見出しに置いてください。職種名での問いに届くのは、そこまで下りたページだけです。
求人媒体に出している原稿では、差がつきません
求人媒体の原稿は、決められた枠に決められた項目を埋めたものです。どの会社も同じ構造なので、選ぶ理由はそこから出てきません。
そして、生成AIがその職種について調べるとき、まず読むのは求人をまとめている側です。自社が書いた文章より、まとめている側の要約が使われます。
媒体をやめる必要はありません
求人媒体は、いまも応募を運んでいます。そのまま使い続けてください。この記事で言っているのは、そこに預けたまま、自社サイトに何も無い状態を変えましょう、ということです。
自社サイトに置くのは、媒体の枠に入らない種類の文章です。数えられる事実、向いていない人の条件、1日の流れ、入社後のつまずき。どれも求人票の項目からはみ出します。
職種ごとのページを、どう書くか
採用情報を1ページにまとめている会社が多いのですが、職種ごとに分けてください。求職者は職種名で調べます。
| 順 | 書くこと | 目安の長さ |
|---|---|---|
| 1 | この職種は、何をする仕事か(社内用語を使わずに) | 3〜4行 |
| 2 | 1日の流れ(時刻つき。実際のもの) | 表か箇条書き |
| 3 | 時間をいちばん使う作業と、その割合 | 1段落 |
| 4 | 入社してから、独り立ちまでの期間と、その間の流れ | 1段落 |
| 5 | この職種で必要な資格と、入社後に取れるもの | 箇条書き |
| 6 | この仕事に向いていない人の条件 | 3〜5行 |
1番では、社内でしか通じないことばを避けてください。「案件管理」「ライン調整」のような呼び方は、外の人には別の意味に読まれます。求職者が求人サイトで見ている職種名に合わせます。
3番が珍しく、よく読まれます。「1日のうち、およそ3時間は見積書と図面の確認に使います。現場に出るのは週に2日ほどです」。思っていた仕事と違った、という食い違いは、ここを書くと減ります。
4番も効きます。未経験からの応募を受けたい会社ほど、ここを具体的に書いてください。「最初の2か月は先輩に同行します。3か月目から、簡単な案件を1人で担当します」。
雇用の形によって、聞かれ方が変わります
新卒は、保護者も読んでいます
学生本人だけでなく、その保護者も会社を調べます。そして保護者が生成AIに聞くのは、事業の安定性と、離職率です。
創業からの年数、事業の柱、取引先の分野。ここが書かれていないと、保護者の段階で候補から外れます。この読者に届くのは、雰囲気より事業の中身を書いたページです。
中途は、前職との比較で読まれます
いちばん多い問いは「いまの職場と比べてどうか」です。だから、比較の材料になるものを書いてください。
残業、休日、給与の決まり方、通勤の範囲、転勤の実績。この5つがそろっていると、AIは前職との比較に答えられます。1つでも欠けると、そこが不明として扱われます。
パートとアルバイトは、時間の条件が最初に来ます
この層の問いは、仕事の中身よりも先に、シフトの組み方に集中します。「週2日から可能か」「子どもの都合で休めるか」「扶養の範囲で働けるか」。
この3つを、条件の表ではなく文章で書いてください。「小学生のお子さんがいる方が4名在籍しています。学校行事による休みは、前月末までにご相談いただく形にしています」。実態が書かれていると、そのまま引用されます。
職種と雇用形態が入り混じっている場合
すべてを1ページに並べないでください。読む人が違えば、知りたいことも違います。
まず、いちばん採用したい1つを選んで、そこだけを厚く書いてください。残りは既存の書き方のままで置いておき、順に手を入れます。全部を薄く直すより、1つを厚く書くほうが早く効きます。
社員個人のページが、いちばん読まれます
会社の紹介より、そこで働いている人のページのほうが引用されます。
ただし、よくある社員インタビューの形は効きません。「やりがいを感じた瞬間」「今後の目標」。この2つは、どの会社のページにも同じことが書かれています。
社員のページに入れるもの
- 入社前に何をしていたか(前職と、転職した理由)
- 入社して最初の3か月で、いちばん困ったこと
- 1日の実際の流れ(時刻つき)
- いまの仕事で、時間をいちばん使っていること
- この仕事に向いていないと思う人の特徴
2番目と5番目が効きます。困ったことを書いてある会社は、隠していないと判断されます。そして、その内容は口コミサイトの投稿と正面から向き合う材料になります。
1人分から始めてください
全社員分を作ろうとすると、いつまでも始まらなくなります。いちばん採用したい職種の社員を1人選んで、そこから書きます。
会社の口コミへの向き合い方
返信できる場所があるなら、返信する
企業として返信できる仕組みがある場合は、返信してください。反論ではなく、その指摘に対して何を変えたかを書きます。
「残業の多さについてご指摘をいただきました。2025年に◯◯を見直し、全社平均は月18.4時間になりました」。この形の返信は、そのまま判断の材料になります。
投稿を依頼しないでください
在籍している社員に好意的な投稿を依頼する行為は、多くのサービスの規約に触れます。それ以前に、依頼して集めた投稿は内容が似通うので、読む側にすぐ分かります。
集める工夫より、自社サイトに材料を足すほうが早く、確実です。
やらなくていいことが、3つあります
1つ目:AI向けの案内ファイルの設置
サイトの中身をAI向けにまとめたファイルを置く方法が紹介されることがあります。ただ、これを読むと表明している主要な検索エンジンや生成AIは、いまのところありません。優先するものではありません。
2つ目:AI専用の構造化データ
求人の情報を機械が読める形で書いておく仕組みは、以前から有用です。求人検索の結果に載るために使われています。ただし「AI検索のための特別な記述」というものは存在しません。既存の仕組みを正しく書けば十分です。
3つ目:文章を細切れにする作業
AIが読みやすいように文章を短く区切る、という話があります。これは逆効果になることがあります。先ほどの研究では、文章の流れをなめらかに整えた場合に引用されやすさが28.0%上がっていました。ぶつ切りにすると、この分を失います。
会社の規模によって、書ける場所が変わります
社員数が少ないほど、具体的に書けます
「20代4名、30代9名」と実数で書けるのは、規模が小さい会社です。大企業が書けるのは割合までで、実数のほうが材料としては強く働きます。
離職の理由も同じです。「3年間で3名退職。転居2名、転職1名」と書けるのは、数えられる規模の会社だけです。
採用が年に1〜2名の場合
この規模なら、募集する職種を1つに絞って、そこだけを厚く書いてください。応募を集めるのは、募集する時期だけで足ります。
むしろ、募集していない時期にも読める形にしておくほうが効きます。転職を考え始めた人は、募集の有無より先に会社を調べます。そのときに読まれる文章が置いてあるかどうかで、次の募集のときの応募数が変わります。
複数の拠点がある場合
拠点ごとに、勤務地と実際の業務を分けて書いてください。「全国転勤あり」とだけ書くと、転勤の範囲を気にしている人が候補から外します。
転勤の実績を書くと、より効きます。「直近5年で、拠点をまたぐ異動は2名です」。この一文が、判断の材料になります。
効果は、順番に3つ測ります
| 順 | 測るもの | 見る場所 | いつから動くか |
|---|---|---|---|
| 1 | 面接での辞退率と、内定辞退の数 | 採用の記録 | 1〜2か月 |
| 2 | 面接で出る質問の中身が変わったか | 面接担当者の実感 | 1〜2か月 |
| 3 | 生成AIに社名を聞いたときの答えが変わったか | 実際に打ち込んで確かめる | 2〜3か月 |
応募数を最初の指標にしないでください
向いていない人の条件を書くと、応募数は減ることがあります。減っているのは、続かない人からの応募です。
見るのは応募数ではなく、面接まで進んだ人の質と、辞退率です。ここを取り違えると、効いているものをやめてしまいます。
2つ目が、いちばん早く分かります
面接での質問が変わります。「残業はどのくらいですか」が減り、「繁忙期の◯月について、もう少し詳しく教えてください」に変わります。
読んできた人は、書いてあることの先を聞きます。質問が具体的になっていたら、届いています。
90日の進め方
| 時期 | やること | 終わったときの状態 |
|---|---|---|
| 1〜7日目 | 生成AIに4つの質問を打ち込み、返ってきた内容を3つに分類する | いま何を材料にされているかが分かる |
| 8〜30日目 | 数えられる事実を集めて、採用ページに書く。都合の悪い数字も入れる | 検証できる材料が自社側にある |
| 31〜60日目 | 向いていない人の条件を書く。社員1人分のページを作る | 「自分に合うか」に答えられる |
| 61〜90日目 | 職種ごとにページを分ける。1日目と同じ質問をもう一度打ち込む | 変化が測れている |
8日目から30日目が、いちばん手間がかかります。数字を集める作業だからです。ただ、一度集めれば、翌年からは更新するだけになります。
よくいただく質問
離職率が高いのですが、それでも書くべきですか
書いてください。ただし、数字だけを置かないでください。
「直近3年の退職は8名です。うち5名は、入社1年以内でした。この期間の受け入れ方に課題があったため、2025年から◯◯を始めています」。数字と、それに対して何をしているかを組で書きます。
隠しても、口コミサイトには書かれています。自社が先に書いていれば、生成AIはそちらを材料にします。
求人媒体に出す原稿と、同じ文章を使ってもいいですか
分けてください。同じ文章が2か所にあると、AIはどちらが元なのか判断できず、まとめている側を選びます。
自社サイトには、媒体の枠に入らないものを置いてください。1日の流れ、入社後のつまずき、向いていない人の条件。重ねるのではなく、載せていないものを載せます。
会社紹介の動画を作れば、効果はありますか
応募者の判断には効きます。ただし、生成AIが答えを作るときの材料にはなりにくいものです。読めるのは文章だからです。
動画で話している内容を、文章にも書いてください。書き起こしをそのまま置くだけでも変わります。
効果はどのくらいで出ますか
面接での辞退率と質問の中身は、書いた翌月から動きます。生成AIの答えが変わるのは、早くて1か月、多くの場合2〜3か月です。
採用したい時期の3か月前には、書き終えていてください。
採用の支援会社に頼むとき、何を確かめればいいですか
3つ聞いてください。
- いま自社が生成AIにどう説明されているかを、先に確かめてもらえますか
- 残業時間や離職率を、実数で載せることに賛成してもらえますか
- 向いていない人の条件も、書いてもらえますか
2つ目に難色を示す会社は、応募数だけを指標にしています。3つ目に難色を示す会社は、集めるところまでで設計を止めています。入社後に続くかどうかまで含めて設計できる相手を選んでください。
すでに検索の上位にあるページも、書き換えるべきですか
いいえ。上位にあるページは、そのままにしてください。
すでに高い順位を取っているページに引用されやすくする書き換えを加えると、順位が下がることが観測されています。触らずに、まだ順位の無い領域に新しく書いてください。
まとめ
採用ページには、たいてい魅力が書かれています。ところが、その種の文章は検証できないため、材料になるのは口コミサイトに書かれた具体的な投稿のほうです。
だから、消す作業ではなく足す作業をします。平均残業時間、有給取得率、直近3年の入社と退職、年齢の構成、1日の流れ。数えられる事実だけが、検証できる材料になります。
都合の悪い数字も書いてください。数字と、それに対して何をしているかを組で書けば、正直な会社として読まれます。
そして、向いていない人の条件を書いてください。応募数は減ることがありますが、減るのは続かない人からの応募です。面接での辞退が減り、入社後の食い違いが減ります。
まず、10分だけ使ってください
生成AIを開いて、自社名を入れて4つ聞く。返ってきた内容を、事実と違うもの、一面だけのもの、情報が無いものに分ける。
ここから始めてください。返ってきたものが、いま応募者が読んでいる自社の説明です。足りていない材料が、そこに書かれています。
この記事に書いたことを、そのまま御社のページに
生成AIに引用されるページを、お話しいただくだけでお作りします。お時間をいただくのは初回15分のヒアリングだけです。まず1ページ、無料でお作りします。
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ページを増やしても問い合わせが来ないなら、原因はページの外にあります。その場合は、下の入口からご相談ください。
自社のマーケティング課題を根本から解決しませんか?
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