ブログのネタ切れは、ネタを頭から絞り出す作業をやめて、すでに手元に届いている読者の反応を拾う作業に切り替えると解消できます。
手順は4つです。
- 1つ目は、問い合わせ・商談、記事への反応、Search Console(自分のサイトが検索結果でどう表示されたかを見られるGoogleのツール)、サイト内検索の4か所から、読者の言葉を1つの記録に集めることです。
- 2つ目は、集めた言葉を「問い」の形に直すことです。
- 3つ目は、その問いを既存記事への加筆にするか、新規記事にするかを分けることです。
- 4つ目は、公開後に同じ場所で反応を見て、次の1本につなげることです。
ネタ切れは発想力の問題に見えて、その実、材料の入り口が社内の出来事だけに偏っている運用の問題です。入り口を増やすと、書くたびに次の材料が戻ってきます。
この記事で引く資料は、Googleの公式ドキュメントとヘルプ、文化庁の資料、著作権法と個人情報保護法の条文、消費者庁のQ&Aです。いずれも2026年10月25日に原文を開いて確かめました。
状況別の最初の一手
いまの状況に近い行から、読む節を選べます。
| いまの状況 | 起きていること | 最初にすること |
|---|---|---|
| 次に書く話題が1つも浮かばない | 材料の入り口が、社内の出来事だけになっている | 「ネタが集まる4つの入口」の節を読み、直近の問い合わせを3件書き出す |
| 書きたい話は出るが、読まれない | 書き手の関心が先にあり、読者の言葉から出発していない | Search Consoleでクエリ(検索された語句)を開き、記事の主題から外れた語句を探す |
| 記事は増えたが、似た内容が並んでいる | 加筆で済む話を、新規記事にしている | 「拾った反応を、企画に変える4つの手順」の手順3の表で、既存記事を仕分ける |
| 担当者が替わり、ネタの出どころが分からない | 反応を拾う作業が、1人の頭の中で止まっていた | 記録の置き場所と、見る当番を決める |
| 生成AIに案を出させたが、どれも似ている | 入力が一般的な質問だと、出てくる案も一般的な内容になりやすい | 拾った反応を入力にして、切り口の候補だけを出させる |
ネタ切れが起きる仕組み
ネタ切れには3つの状態がある
同じ「ネタが出ない」でも、起きていることは3通りに分かれます。どの状態かによって、先に見る入口が変わります。
| 状態 | 原因 | 先に見る入口 |
|---|---|---|
| 話題そのものが浮かばない | 材料の入り口が、社内の出来事だけになっている | 問い合わせ・商談、サイト内検索 |
| 話題はあるが、書く価値があるか分からない | 読者の言葉で確かめていない | Search Consoleのクエリ |
| 書いたが手応えがなく、続ける気力が出ない | 公開後に反応を見に行く仕組みがない | 手順4の「同じ入口を見に行く」 |
3つの状態は、1人の担当者の中で順に起きることもあります。この記事の手順は、3つとも同じ流れで扱えるように組んであります。
一方通行の発信は、社内の出来事の数で頭打ちになる
自社が言いたいことだけを起点にすると、ネタの総量は社内で起きた出来事の数で決まります。新商品や実績の報告を書き切ると、次に書くことが見当たらなくなります。
書き手の発想力が尽きたように感じますが、原因は、材料の供給元が1つしかないという構造にあります。
反応を起点にすると、書くたびに材料が増える
読者の反応を起点にすると、記事を1本出すたびに材料が増えます。その記事への質問が届き、検索された語句が記録され、どの記事が読まれたかが分かります。
書けば書くほどネタが増える状態は、この循環が回っているときに生まれます。
循環が回り始めるまでには時間差がある
公開した直後は、反応がほとんど集まりません。検索結果に表示され、読者が来るまでには時間がかかります。
最初の数か月は、記録の置き場所と見る頻度だけを決めておく期間と割り切ります。見直しは、3か月を1つの区切りにすることを私たちは勧めます。Search Consoleの検索パフォーマンスレポートも初期設定で過去3か月分を表示するので、画面の数字とそのまま照らし合わせられます。
話題を追うネタ探しを、Googleの質問で見直す
ネタに困ると、いま話題になっているニュースや流行の言葉に手が伸びます。Googleは、有用なコンテンツを作るための自己評価の質問の中で、この動機を名指ししています。
Googleの自己評価の質問から、ネタ探しに関わる3つ
Google検索セントラルの「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」(最終更新2026年10月7日)には、記事を書く動機を確かめる質問が並んでいます。ネタ探しに直結するのは、次の3つです。
| Googleの質問(原文) | ネタ探しで起きている状態 | 直し方 |
|---|---|---|
| 「…ただ話題になっているという理由で記事を書いていますか。」(既存の読者のためか、話題だからかを問う質問の後半) | ニュースや流行語から書き始め、読者の質問を見ていない | 材料を、問い合わせやクエリなど読者の言葉に絞る |
| 「価値を付加することなく、主に他の人の意見を要約していますか。」 | 他のサイトの記事をまとめ直して、ネタにしている | 自社の経験や現場の判断を1つ足せる話題だけを選ぶ |
| 「ユーザーがコンテンツを読み終わっても、他のソースからより良い情報を得るために再び検索する必要があると感じさせてしまいますか。」 | 話題には触れているが、読者の疑問に最後まで答えていない | ネタを問いの形で立て、答えを最後まで書く |
3つとも、読者の質問に答えているかどうかを確かめる質問です。拾った反応を材料にすると、この3つに答えやすくなります。
書く「なぜ」を、先に1文で決める
同じ文書に、「『なぜ』はおそらく、コンテンツに関して答えるべき最も重要な質問です。」という一文があります。
ネタを選ぶ段階で、この記事は誰のどの質問に答えるのか、を1文で書きます。1文で書けないネタは、まだ誰の質問に答えるかが決まっていないので、後に回します。
同じ文書は、「特定のユーザー層がすでに存在しているか、想定されており、その人たちがビジネスまたはサイトを直接訪問した際に、コンテンツを有用だと感じてくれると思いますか。」とも問いかけています。誰に向けて書くかの決め方は、ブログのターゲットの決め方にまとめています。
話題を入口にするなら、読者の質問に引き寄せる
話題のニュースを、すべて避ける必要はありません。ニュースをきっかけに読者が持った疑問が、問い合わせや検索された語句に現れているなら、それは読者の言葉から出発した企画です。
判断の目安は、記事の冒頭で、ニュースの説明より先に読者の質問に答えているかどうかです。ニュースの要約で字数を使い切る記事は、上の表の2つ目の質問に当てはまります。
ネタが集まる4つの入口
読者の反応は、1か所にはまとまって届きません。性質の違う4つの入口があり、拾えるものが違います。
| 入口 | 拾えるもの | 見る場所 | 見る頻度の目安 |
|---|---|---|---|
| 問い合わせ・商談・電話 | 実際に口にされた疑問と、断られた理由 | 受付メモ、営業の記録 | その都度 |
| 記事への直接の反応 | 同意、反論、補足の要望 | コメント、返信、SNSでの言及 | 週1回 |
| Search Console | 記事が検索結果に表示されたときの語句 | 検索パフォーマンスレポート | 月1回 |
| サイト内検索 | サイトの中で探された語 | GA4(Googleのアクセス解析ツール)の検索語句 | 月1回 |
見る頻度は、続けやすさから置いた目安で、公式の推奨ではありません。
最初の1週間で始めやすいのは、問い合わせと商談の記録です。Search Consoleは、設定が済んでいれば、開いてすぐに読み始められます。
入口1:問い合わせと商談で、実際に聞かれた質問
最も濃い材料がここにあります。検討している本人が、自分の言葉で疑問を口にしているからです。
営業担当や現場のスタッフが日々受けている質問は、そのまま記事の見出しになります。
この材料は、記録されないまま消えていきます。「よく聞かれる」と感じていても、書き出してみると、人によって挙げる質問が違います。
記録するときは、聞かれた言葉をそのまま書き、相手の社名や氏名は書きません。要約すると、読者の言葉が書き手の言葉に置き換わります。
受けた質問を1行ずつ残す場所を用意すると、企画会議で「何かない?」と聞く代わりに、記録を開いて選べるようになります。たとえば「見積もりを頼む前に、何を準備すればよいか」を何度も聞かれたなら、それが記事の見出しの候補です(例)。
入口2:記事への直接の反応
コメント、問い合わせフォームへの感想、社外での言及などです。件数は多くありませんが、書いた内容のどこが伝わり、どこが伝わっていないかが分かります。
特に価値があるのは、反論や補足の指摘です。「この場合はどうなるのか」という問いは、記事が扱えていない範囲を示します。
その問いに答える記事が、次の1本になります。
記録するときは、反応の文面を要約せずに貼ります。入口の欄には、どの記事への反応かを記事のタイトルで書き添えます。
入口3:Search Consoleの検索クエリ
記事ごとに、どんな語句で検索されて表示されたかが分かります。書き手が想定していなかった言い回しが並ぶことがあり、読者の言葉をそのまま拾える入口です。
画面の見方は、次の節で順に説明します。
入口4:サイト内検索
サイト内検索の記録は、訪問者が「あるはずだと思って探した情報」の一覧です。何度も検索されているのに該当する記事がない語は、優先度の高いネタです。
記録の条件と見方は、Search Consoleの節のあとで説明します。
Search Consoleで、読者の言葉を拾う
Search Consoleのヘルプは、「クエリとは、サイトにユーザーを誘導した検索語句のことです。」と定義しています。この記事でクエリと書くときは、この意味です。
検索パフォーマンスレポートの開き方と、見る項目
検索パフォーマンスレポートは、初期設定で過去3か月間のクリック数とインプレッション数(サイトが検索結果に表示された回数)を示します。
見られる指標は、クリック数、インプレッション数、CTR(クリック数をインプレッション数で割ったクリック率)、平均掲載順位の4つです。集計の切り口は、クエリ、ページ、国、デバイス、検索での見え方、日付の6つです。
ネタ探しでは、切り口にクエリを選び、期間を過去3か月にして、インプレッション数の多い順に並べて読みます。
「想定外のクエリ」から、書いていない話題を見つける
同じヘルプは、クエリの用途として「クエリ ディメンションを使用して、想定されるクエリと想定外のクエリを探したり」できると書いています。
想定外のクエリとは、その記事を書いたときには考えていなかった語句です。読者が記事に別の問いを重ねている印なので、その問いに答える見出しの追加や、別の記事の企画につながります。
インプレッション数が多いのにCTRが低いクエリは、記事のタイトルと説明文が読者の言葉に合っていない可能性があります。新しい記事を探す前に、既存記事の見直しで拾える材料です。
問いの形の語句で絞ると、読者の質問が見える
Search Consoleのクエリは、フィルタで絞り込めます。ヘルプは、クエリフィルタの例として、特定の文字列を含むクエリと、含まないクエリを挙げています。
「どう」「なぜ」「違い」「できない」「方法」のような、質問に使われやすい語を含むクエリに絞ると、読者が疑問の形で入力した語句が中心に残ります。残った語句を、手順2で問いに書き直します。
絞り込むと、プライバシー保護のために伏せられたクエリ(匿名化クエリ。後の節で説明します)は、表の合計に含まれなくなります。全体の数字を見るときは、フィルタを外して読み比べます。
「上昇基調」のクエリは、新しい企画の情報源になる
Search Consoleには、サイトの検索状況をまとめる分析情報のレポートがあります。Google検索セントラルブログは、2025年6月30日の記事で、「『上昇基調』のクエリ(新しいコンテンツのアイデアを得るための優れた情報源)」と説明しました。
伸びているクエリは、読者の関心が動いている語句です。その語句にまだ答えていない問いがないかを確かめます。
クエリの数が膨大なサイトでは、類似するクエリをまとめる「クエリ グループ」も使えます。2025年10月27日の同ブログによると、グループはAIで計算され、クエリの概要を把握しやすくするためのもので、ランキングには影響しません。
ページ別に見て、1つの記事が抱える問いを並べる
切り口をページに変え、1つの記事を選んでクエリを見ると、その記事を表示させた検索語句が並び、読者がどんな問いを持っていたかが分かります。
主題の違うクエリが何種類も並ぶ記事は、複数の問いを1本に詰め込んでいます。問いごとに記事を分けると、読者はタイトルで自分の問いを見つけやすくなります。
見えないクエリがあることを前提にする
ヘルプによると、ユーザーのプライバシーを保護するため、一部のクエリはレポートから除外されます。これを匿名化クエリと呼びます。
さらに、内部的な制限のため、匿名化クエリ以外にも表に出ないクエリがあります。見えている語句は実際に誰かが検索したものなので、件数が少なくても材料になります。見えない分は、問い合わせや商談の記録で補います。
同じヘルプには、「クエリの最も完全なリストは、一括データ エクスポートを使用してエクスポートできます。」とあります。表に出る行数の上限が気になるサイトは、この機能を調べます。
| Search Consoleで見るもの | 読み取れること | ネタへの変え方 |
|---|---|---|
| 過去3か月のクエリ(インプレッション数の多い順) | 記事の主題から外れた語句があるか | 新しい見出しか、別記事の候補にする |
| インプレッション数が多く、CTRが低いクエリ | タイトルと説明文が、読者の言葉とずれている可能性 | 既存記事のタイトルと冒頭を直す |
| 分析情報レポートの「上昇基調」のクエリ | 直近で関心が伸びている語句 | まだ答えていない問いを企画にする |
| 1つのページに集まる複数の主題のクエリ | 記事が複数の問いを抱えている | 主題ごとに記事を分ける候補にする |
| 表に出ないクエリ | 匿名化や切り捨てで見えない語句がある | 問い合わせや商談の記録で補う |
毎月の見方を30分にまとめた手順は、Search Consoleの月次チェックに書いています。
サイト内検索で、訪問者が探した言葉を拾う
GA4でサイト内検索が記録される条件
GA4の拡張計測機能には、サイト内検索のイベントがあります。ヘルプによると、このイベントは、ユーザーに検索結果ページが表示されるたびに記録されます。
初期設定では、URLに「q」「s」「search」「query」「キーワード」の5つのパラメータのいずれかが含まれているかで判定されます。自社サイトの検索窓がこれ以外のパラメータを使っているときは、GA4の設定で追加のパラメータを指定します。
自社の検索窓で何かを検索し、結果ページのアドレス欄を見ると、検索語がどの名前のパラメータに入っているかが分かります。5つのどれかなら、初期設定のまま記録されます。
[検索語句]ディメンションの見方
検索された語は、GA4の[検索語句]ディメンションに入ります。見るのは、検索回数の多い語と、その語に対応する記事があるかどうかです。
検索窓の作りによって記録の有無が変わるため、最初に1回、自分で検索して、語がGA4に入るかを確かめます。
| 検索された語の状態 | 考えられること | 次の作業 |
|---|---|---|
| 検索回数が多く、該当する記事がない | 読者が探しているのに、サイトに答えがない | 新規記事の候補にする |
| 該当する記事はあるが、繰り返し検索される | 記事への導線か、タイトルが分かりにくい | 見出し、内部リンク、タイトルを直す |
| 1回だけ検索された珍しい語 | 個別の事情の可能性がある | 記録に残し、同じ趣旨が重なるまで保留する |
Googleの道具で、検索される言葉を補う
自社サイトのデータが少ない時期は、Googleが公開している3つの機能で、検索されている言葉を補えます。
予測入力候補:検索窓に出る候補を読む
Googleのヘルプは、「入力を開始すると、予測入力候補に Google でこれまでに行われた実際の検索が反映されます。」と説明しています。
記事の主題語を検索窓に入れ、出てきた候補を、読者の問いの候補として記録します。同じヘルプは、予測入力は特定のトピックで最もよく使われるクエリを表示するわけではないとも書いているので、候補の並びを人気の順位と読むことはできません。
Googleトレンド:語句の勢いを相対的に比べる
Googleトレンドには、語句を比べる「調べる」と、急上昇中の検索クエリを見る「急上昇中」のページがあります。
ヘルプによると、数値は0から100の範囲に調整された相対的な値で、検索ボリュームの小さいキーワードは「0」と表示されます。
そのため専門的な話題の比較には向かず、季節や流行の波を確かめる補助として使います。
キーワードプランナー:Google広告のアカウントの設定が先に要る
Google広告のキーワードプランナーには、「新しいキーワードを見つける」機能があり、ウェブサイトのURLから候補を出すこともできます。
ヘルプには、「『新しいキーワードの候補を取得する』などの基本機能を利用するには、お支払い情報を入力して、アカウント設定を完了する必要があります。」とあります。検索ボリュームがごく少ないキーワードは、検出と予測の対象になりません。
ネタ出しだけが目的なら、予測入力候補とSearch Consoleから始めるほうが手軽です。
| 道具 | 分かること | 分からないこと | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| 予測入力候補 | 実際に検索された語句の例 | 検索回数の多さ、人気の順位 | 主題語から、読者の問いを広げる |
| Googleトレンド | 語句の相対的な勢いの変化 | 実際の検索回数、検索ボリュームが小さい語の動き | 季節や流行の波を確かめる |
| キーワードプランナー | URLや語句から出るキーワードの候補 | 検索ボリュームがごく少ない語 | 候補の幅を広げる |
| Search Console | 自社サイトに実際に来た語句 | 匿名化や切り捨てで見えない語句 | 公開済みサイトの主な材料 |
拾った反応を、企画に変える4つの手順
入口から拾った言葉は、そのままでは記事の主題になりません。次の4つの手順で企画に変えます。
手順1:集める場所を1か所に決める
入口は4つあっても、記録の置き場所は1つにします。表計算ソフトでもメモアプリでも構いません。
記録する項目は、拾った言葉そのもの、どの入口から来たか、拾った日付の3つで足ります。整理は後でまとめて行い、拾う瞬間には判断を挟みません。
1行の形は、たとえば「見積もりの前に何を用意すればよいか」という言葉、入口は「問い合わせ」、日付はその日、です(例)。この3つがあれば、後から同じ趣旨がいくつ重なったかを数えられます。
手順2:拾った言葉を「問い」の形に直す
「料金が分かりにくいと言われた」という記録は、そのままでは記事の主題になりません。「依頼する前に、費用の内訳をどう確かめればよいか」という問いに直すと、記事の輪郭が見えます。
1つの記録から、複数の問いが立つこともあります。問いの出来は、次の3点で確かめます。
- 誰の問いかが分かる(初めて依頼する人、担当を引き継いだ人など)。
- 知りたいことが1つに絞られている。
- 答えを、自社の経験や手順で書ける。
3つ目に当てはまらない問いは、他のサイトの要約になりやすいので保留にします。次の表は書き換えの例です。右の列の型は、後の節「反応から生まれる記事の3つの型」で説明します。
| 拾った言葉(例) | 問いに直した形(例) | 記事の型 |
|---|---|---|
| 「料金が分かりにくい」と言われた | 依頼する前に、費用の内訳をどう確かめればよいか | 聞かれた質問にそのまま答える型 |
| 「ブログを書けば、すぐ問い合わせが来ると思っていた」と言われた | 記事を公開してから、問い合わせに結びつくまでの流れはどうなっているか | 広まっている誤解を正す型 |
| 「どこに頼めばいいか分からない」と言われた | 依頼先を選ぶとき、何を比べればよいか | 判断の基準を示す型 |
手順3:加筆で済むものと、新規記事にするものを分ける
立てた問いが既存記事の主題の一部なら、その記事に加筆します。既存記事の主題から外れるなら、新しい記事にします。
この判断を省いて新規記事を作り続けると、似た内容の記事が並び、読み手がどれを読めばよいか分かりにくくなります。迷ったときは、答えが既存記事のタイトルを変えずに収まるかどうかで決めます。
| 立てた問いの性質 | 取る対応 | 迷ったときの見分け方 |
|---|---|---|
| 既存記事の主題を補う内容 | その記事に見出しを足して加筆する | 答えが、既存記事のタイトルを変えずに収まる |
| 既存記事と主題が重なるが、読者が違う | 読者を明示した別記事にして、相互にリンクする | 前提知識や立場が違い、冒頭の書き方が変わる |
| 既存記事にない主題 | 新規記事として企画する | 既存記事のどのタイトルにも当てはまらない |
| 1人だけからの特殊な要望 | 記録に残し、同種の反応が重なるまで保留する | ほかの入口に、同じ趣旨が出てこない |
手順4:公開後に、同じ入口を見に行く
拾った反応をもとに書いた記事は、同じ入口で結果を確かめます。商談で受けた質問を記事にしたなら、その質問が減ったかを営業担当に聞きます。
検索クエリから作った記事なら、その語句でのインプレッション数とクリック数がどう動いたかを、Search Consoleで見ます。ここまで行って、はじめて1周です。
検索から来る読者が増えるまでには時間がかかるため、数字は3か月の区切りで見ます。短い期間の増減だけで、企画の当たり外れを決めません。
候補が複数あるときの選び方
問いの候補が10個溜まっても、書けるのは1度に1本です。私たちは、次の4つの基準で順番を付けることを勧めます。
| 基準 | 見ること | 先に書くもの |
|---|---|---|
| 重なりの数 | 同じ趣旨の反応が、いくつの入口から出ているか | 複数の入口に出ている問い |
| 答えられる根拠 | 自社の経験、手順、記録で答えを書けるか | 根拠を示して書ける問い |
| 既存記事との関係 | 加筆で済むか、新規か | 加筆で済み、すぐ直せるもの |
| 読者の場面 | 依頼前、検討中、導入後のどの場面か | 自社の問い合わせに近い場面の問い |
この基準は私たちの提案で、公式の基準ではありません。4つのうち、答えられる根拠だけは外せません。
1周の例:1件の問い合わせが、記事の見出しになるまで
次の流れは、手順を確かめるための例で、実在の会社の事例ではありません。
- 手順1:営業の記録に、「見積もりをお願いする前に、何を準備すればよいですか」という質問が書かれている。同じ趣旨の「見積もり 準備」という語句が、Search Consoleのクエリにも出ている。
- 手順2:「見積もりを依頼する前に、読者が用意しておくことは何か」という問いに直す。
- 手順3:既存記事に、見積もりの流れを説明した記事がある。タイトルを変えずに答えが収まるので、その記事に「依頼前に用意するもの」という見出しを足す。
- 手順4:1か月後に、Search Consoleでその記事に新しい語句が出始めたかを見る(数字の増減は3か月の区切りで判断する)。営業には、同じ質問が減ったかを聞く。
この例では、新しい記事を書かずに、既存記事への加筆で問いに答えています。答えが既存記事のタイトルに収まらない問いなら、そこで新規記事の企画になります。
反応から生まれる記事の3つの型
拾った反応から書く記事は、次の3つの型に分けて考えると、書き出しを決めやすくなります。
| 型 | 元になる反応 | 書き出し | 結びで確かめること |
|---|---|---|---|
| 聞かれた質問にそのまま答える | 問い合わせ、商談、サイト内検索 | 質問文を見出しにして、結論を先に書く | 同じ質問が来たとき、記事のリンクを送れるか |
| 広まっている誤解を正す | 「こういうものだと思っていた」という発言 | 誤解の内容、そう受け取られる理由、実際の順で書く | 実務の根拠を示せたか |
| 判断の基準を示す | 「どれを選べばよいか分からない」という反応 | 選ぶ軸を先に並べる | 読者が自分で判断できる状態か |
型1:聞かれた質問にそのまま答える
最も作りやすい型です。見出しを質問文にして、結論を最初に書き、補足を後に置きます。
相談の場面で口頭で説明している内容を文章にすればよいので、社内の誰でも素材を出せます。同じ質問を受けるたびに記事のリンクを送れるようになり、対応の手間も減ります。
見出しの組み立ては、結論を先に書き、理由、例外、次にやることの順です(例)。
型2:広まっている誤解を正す
商談で「こういうものだと思っていた」と言われた内容は、同じ誤解を持つ人がほかにもいるかもしれない話題です。誤解の内容、そう受け取られる理由、実際はどうなのか、の順で書きます。
実務を知っている側からしか書けないため、ほかのサイトの記事と内容が重なりにくい型でもあります。
見出しの組み立ては、よくある思い込み、そう思われる理由、実際の仕組み、確かめ方の順です(例)。
型3:判断の基準を示す
「どれを選べばよいか分からない」という反応には、選び方の基準を示す記事が応えます。自社の商品を勧める前に、判断の軸を整理して並べます。
読み手は自分で判断できる状態になり、その過程で説明の妥当さが伝わります。
見出しの組み立ては、判断の軸を先に並べ、軸ごとの見分け方を書き、向かない場合も添える順です(例)。
既存記事を直すことも、ネタの1つになる
新しく書く前に、更新で済むかを確かめる
Googleの「Google 公式 SEO スターター ガイド」(最終更新2025年12月18日)は、コンテンツの条件の1つに、こう書いています。「コンテンツが最新: 公開済みのコンテンツを確認し、必要なら更新し、的外れになったら削除します。」
新しいネタを探す前に、Search Consoleで表示はされているのにクリックが少ない記事を3本選び、タイトルと冒頭が読者の言葉に合っているかを読み直します。ここから出てくる直しが、そのまま次の作業になります。
更新で直す点は、3つに絞って探す
更新の作業は、次の3点を順に見れば足ります。
- タイトルと冒頭が、Search Consoleに現れるクエリの言葉に合っているか。
- 想定外のクエリに出ている問いに、記事が答えているか。
- 法令、画面の名前、数字などの古い情報が残っていないか。
3つ目は、公式のヘルプや法令の最新の記述と見比べて確かめます。直した点は、記事の末尾などに書いておくと、読者にも次の担当者にも伝わります。
削除は、数字を見てから決める
古くなった記事を消す前に、Search Consoleで直近3か月の表示やクリックがあるかを確かめます。表示されている記事は、消さずに内容を更新するほうが読者の入り口を残せます。
更新の頻度と中身の決め方は、ホームページの更新頻度の記事で整理しています。
ネタ切れ対策のつもりで、逆効果になること
ネタが足りないと焦るほど、量や見せ方で埋めたくなります。Googleは、自己評価の質問と同じ文書の中で、その手口を具体的に挙げています。
| やりがちなこと | Googleの記述(原文) | 代わりにすること |
|---|---|---|
| ページの日付だけを新しくする | 「コンテンツを実質的に変更していないにもかかわらず、ページを新鮮に見せるためにページの日付を変更していますか。」 | 内容を直し、直した点を記事に書く |
| 記事を大量に足したり、古い記事を大量に消したりする | 「なんらかの方法でサイトを「新鮮」に見せれば全体的な検索ランキングが向上すると信じて、大量の新しいコンテンツを追加したり大量の古いコンテンツを削除したりしていますか(そのようなことをしてもランキングは向上しません)。」 | 反応から問いを立て、必要な記事だけを書く |
| 文字数を満たすために水増しする | 「Google が優先する文字数があるとどこかで聞いたか読んだかしたために、特定の文字数になるように記事を書いていますか(そのような設定は存在しません)。」 | 問いに答え切れたところで終える |
検索数の大きい語だけで選ぶと、小さな問いを取りこぼす
キーワードプランナーは検索ボリュームがごく少ない語を対象にせず、Googleトレンドも小さい語を「0」と表示します。数字が出ないことと、読者がいないことは同じではありません。
専門性の高い問いは、検索数が小さく出ることがあります。Search Consoleに実際に現れた語句と、問い合わせで聞かれた質問を、数字の大きい語よりも先に見ます。
生成AIと他人の記事を、ネタ出しにどう使うか
生成AIには、拾った反応を渡して切り口を出させる
Google検索セントラルブログの「AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」(2023年2月8日)は、こう述べています。「AI を使用したからといってランキングに関して特別なメリットがあるわけではありません。」評価の対象になるのは、作成方法でなく内容です。
同じ記事は、「有用なコンテンツを独自に制作するうえで AI が重要な役割を果たすと考える場合には、AI の使用を検討してもよいでしょう。」とも書いています。
一方でGoogleのスパムポリシーは、「検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成すること」を、「その作成方法は問わず」、大量生成されたコンテンツの不正使用として扱います。AIでネタを大量に出して、そのまま量産する使い方は、この線に近づきます。
問い合わせの文面を生成AIに渡す前には、氏名や連絡先を外し、質問の趣旨だけにします。個人が特定される情報の扱いは、このあとの節で説明します。
実際の使い方は、問い合わせや検索語句の記録を渡し、「この質問に答える記事の切り口を5つ挙げて」と頼む形です。出てきた切り口のうち、自社の経験で答えられるものだけを残します。
他人の記事は、ネタの出どころにとどめ、本文の言い回しは借りない
Googleのスターターガイドは、新しいコンテンツを作るときの注意として、「誰かが公開したコンテンツの焼き直しはしないでください。」と書いています。
他のサイトの記事を読むと、どんな問いが立てられているかが分かります。その問いに自社の経験で答えるところまでが、ネタ探しとして使える範囲です。
著作権の線引き:アイデアは保護されず、表現は保護される
著作権法の第2条第1項第1号は、著作物を「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定めています。
文化庁の令和6年度著作権セミナー「AIと著作権II」(令和6年8月)は、「著作権法は『創作的表現』を保護し、『アイデア』は保護しません。」と説明し、アイデアと表現の区別は具体的な事情に応じて判断されるとしています。他のサイトと同じ話題や同じ問いを扱うこと自体は、アイデアが共通するだけです。
文章を引用するときの条件は、同資料が著作権法第32条第1項に基づいて整理しています。①公表された著作物であること、②公正な慣行に合致すること、③引用の目的上、正当な範囲内であること(引用部分とそれ以外の主従関係が明確で、分量が必要最小限度)、④出所を明示することです。
| やること | 著作権法上の位置づけ | 気をつけること |
|---|---|---|
| 他のサイトと同じ話題・同じ問いを、自分の言葉で書く | アイデアが共通するにとどまる(保護の対象外) | 構成や言い回しまで似ていないかを読み返す |
| 他のサイトの文章を、鉤括弧で引用する | 第32条第1項の要件を満たす必要がある | 4つの条件を確かめ、出所を書き、自分の文を主にする |
| 他のサイトの文章を、言い換えて載せる | 元の創作的表現が残っていれば、翻案(第27条)にあたる場合がある | 言い換えで済ませず、自社の経験で書き直す |
この表は法律の助言ではありません。個別の判断は、専門家に確認してください。
お客様の声を記事にするときの扱い
問い合わせや商談で聞いた言葉は、最も濃いネタです。記事に使うときは、個人が特定されないことと、取得した目的の範囲に収まることを確かめます。
個人が特定できる情報は落とす
個人情報保護法の第2条第1項は、個人情報を、氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別できるものとしています。括弧書きで、「他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるもの」も含むと定めています。
氏名を消しても、社名、役職、依頼内容の組み合わせで本人が分かる場合があります。記事には、業種や規模といった属性にとどめ、個別の事情は一般化して書きます。
取得したときの利用目的の範囲を確かめる
第18条第1項は、個人情報取扱事業者が「あらかじめ本人の同意を得ないで、前条の規定により特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱ってはならない」と定めています。
問い合わせフォームで伝えた利用目的に、事例や記事への活用が含まれているかを確かめます。含まれていなければ、氏名や連絡先と結びつけず、質問の趣旨だけを残して使います。
発言をそのまま載せるときは、本人に確認し、選び方を決める
発言をそのまま引用するなら、本人に確認を取ることを私たちは勧めます。条文だけで足りるかどうかは、個別の事情で変わります。
消費者庁のステルスマーケティングに関するQ&Aは、お客様の声の掲載について、アンケートの回答から無作為に選んだものを引用するなら「事業者の表示」に当たらないと考えられる、と答えています。好意的な評価だけを選んで引用する場合は、「事業者の表示」に当たると考えられ、そのことを明瞭にしなければ景品表示法に基づく告示に違反するとしています。
| 記事に載せるもの | 確かめること | 書き方 |
|---|---|---|
| 氏名、社名、連絡先 | 本人が識別できないか | 載せない。属性(業種・規模)にとどめる |
| 問い合わせの文面 | 取得時の利用目的の範囲か | 質問の趣旨を一般化して書く |
| お客様の発言の引用 | 本人の確認を取ったか | 変更を加えずに引き、選び方の基準を決める |
| 好意的な声だけの掲載 | 選んで抜き出していないか | 選ぶ場合は、広告であることを明示する |
担当者が替わっても続く形にする
記録の置き場所と当番を決める
循環が止まる典型的な原因は、担当者の異動や繁忙期です。反応を拾う作業が1人の頭の中で完結していると、その人がいなくなった時点で材料の流れが途切れます。
置き場所を共有の場所に移し、誰がいつ見るかを決めておけば、引き継ぎは場所の共有だけで済みます。
既存の会議に5分の枠をつくる
新しい会議を設けると、忙しい時期に真っ先に削られます。すでにある定例会議の中に、「今週お客様から受けた質問」を共有する枠を5分だけ作るほうが続きます。
営業や現場のスタッフが口頭で挙げたものを、担当者がその場で記録すれば、負担はほとんど増えません。
見直しの周期と、引き継ぎに残すもの
Search Consoleは月1回、保留した記録の棚卸は3か月ごとに行うと、見る日が決まります。この周期は私たちの提案で、公式の推奨ではありません。
ネタを採用した行には、採用した日を書き足します。元になった反応は同じ行に残っているので、担当者が替わっても、なぜその記事を書いたのかが分かります。
引き継ぎのメモに入れるのは、記録の置き場所、入口を見る日、保留にする基準の3点です。この3点が書かれていれば、次の担当者は初日から記録を続けられます。
| 仕組み | 決めること | 止まる兆候 |
|---|---|---|
| 記録の置き場所 | 共有の場所を1つ。記録する項目は3つ | 個人のメモにだけ溜まっている |
| 見る当番 | 誰がいつ入口を見るか(頻度は「4つの入口」の表の目安) | 担当者が休むと、誰も見ない |
| 会議の枠 | 既存の定例の中に5分 | 新しい会議を作り、繁忙期に消えた |
| 見直しの周期 | 月1回のSearch Console、3か月ごとの棚卸 | 保留した記録が、積み上がったままになる |
お客様の質問を社内の各部署から集める仕組みを、社長・管理職の立場で整理した記事は、企業ブログのネタを社内から集める方法です。
よくある質問
反応がほとんど無い段階では、何から始めればよいですか。
記事への反応が無くても、問い合わせや商談は発生しています。まず、そこで受けた質問を記録するところから始めます。
訪問者が少ない時期のクエリにも、少数ながら実際の言葉が残っています。件数の少なさより、実際に誰かが口にした言葉であることに価値があります。
記録が足りないときは、予測入力候補を読んで、読者の問いの候補を補います。それでも材料が薄いときは、過去に受けた問い合わせのメールや、営業のメモを3か月分さかのぼって読みます。
すべての反応に応えるべきですか。
1人からの要望をその都度記事にすると、全体の方向が定まらなくなります。同じ趣旨の反応が、複数の入口から出てきたときを着手の目安にします。
保留した記録は消さずに残し、後から重なりを確認できるようにします。3か月ごとの棚卸で保留の記録を読み返し、同じ趣旨が重なっていれば企画に上げます。
競合の記事を読んで、ネタを探してもよいですか。
読むことは差し支えありません。どんな問いが立てられているかを知る手がかりになります。
ただし、前の節で引いたとおり、Googleは焼き直しを避けるよう求めています。問いだけを借りて、答えは自社の経験で書きます。
読んだ記事の構成や言い回しが頭に残っていると、似た文章になりがちです。書き始める前に、読んだ記事を閉じて、自分の記録だけを見ながら書きます。
生成AIにネタを出させてもよいですか。
候補を並べる用途では役に立ちます。ただし、入力が一般的だと、出てくる案も一般的な内容になりやすくなります。
自社にしか出せない材料は、お客様の質問や現場の経験の中にあります。拾った反応を入力として渡し、切り口の候補を出させる使い方が現実的です。
出てきた候補は、「候補が複数あるときの選び方」の表にある「答えられる根拠」の基準で選びます。根拠を書けない候補は、その場で外します。
サイト内検索を設置していない場合は、どうすればよいですか。
GA4のサイト内検索は、検索窓があるサイトで記録されます。検索窓が無いなら、問い合わせフォームの自由記入欄や、電話・商談のメモが、同じ役目を果たします。
Search Consoleの想定外のクエリも、読者が探した言葉を拾える入口です。
まとめ
ネタ切れは、材料の入り口が少ない運用で起きます。問い合わせ・商談、記事への反応、Search Console、サイト内検索の4つの入口から読者の言葉を集め、問いの形に直し、加筆か新規かを分けて書き、公開後に同じ入口を見に行く。この4つの手順で1周です。
Googleは自己評価の質問で、話題になっているという理由で書くこと、価値を足さずに他の人の意見を要約すること、読み終わっても読者が再び検索するはめになることを挙げています。拾った反応から始める企画は、この3つの質問に答えやすい形です。
お客様の言葉を使うときは、個人が特定されないこと、取得時の利用目的の範囲に収まること、好意的な声だけを選んで載せるなら広告であると明示することを確かめます。
まずは、今週受けた質問を3つ、記録に書き出してください。
今日できる点検
| 点検すること | 確かめる内容 | 当てはまったときの次の作業 |
|---|---|---|
| 直近の問い合わせと商談から、聞かれた質問を3つ書き出す | 同じ趣旨の質問が重なっているか | 重なった質問を、問いの形に直す |
| Search Consoleで過去3か月のクエリを開き、インプレッション数の多い順に並べる | 記事の主題から外れた語句があるか | 見出しの追加か、別記事の候補にする |
| インプレッション数が多く、CTRが低いクエリを探す | タイトルと説明文が、読者の言葉に合っているか | 既存記事のタイトルと冒頭を直す |
| 検索窓があるなら、GA4で[検索語句]を開く | 検索されているのに、該当する記事がない語があるか | 新規記事の候補にする |
| 出てきた候補を、既存記事のタイトルと照らし合わせる | 答えが、既存記事のタイトルを変えずに収まるか | 収まるなら加筆、収まらないなら新規にする |
| 記録の置き場所と、見る当番を決める | 担当者が替わっても残る場所か | 共有の場所に移し、既存の会議に5分の枠を足す |
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